![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/d4/b1e84f9e347f4109ff4e534d9a7c6aae.jpg)
モスクを見学した後、ランチに訪れたのはインド通のKさんが一度行きたいと言ってたインド料理の「クスム本場家庭料理」
Kさんはすでに一度下見に来ていたので、私たちを案内してくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/3a/018d7903d2b75f28121f6db56c9ea1ba.jpg)
お店は普通のマンションの一室、302号室。
扉は開いていたが、初めてだとちょっと入るのに躊躇してしまいそう?!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/83/5a954501f6f2ee4283431fdab95b781d.jpg)
マンションの一室なので思わず靴を脱いで入りたくなってしまったが、ここは靴のまま。
テーブル、椅子が並べられ、壁にはインドの絵などがかかってる。
トイレへ行こうと間違って別の部屋を覗きこんだらベッドがあって、テレビがついていた。
ここは住居兼、お店なのだろうか~、
窓際の席に着くとベランダには鍋類が山積みになっていて、ここからおもむろに鍋をつかんで持って行ったインド人のおばちゃん。
アットホーム?な雰囲気のお店のようだ・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d2/a54498177ec9441c5ad141bcf3c42f43.jpg)
席に着くと、メニューはただ一つ、なので有無をいわさずそのメニューが運ばれてくる。
まずはサモサにサラダ、マンゴージュース。
サモサの皮がパリパリのサクサクで香ばしい!中はじゃがいもがギッシリでとても美味しいサモサだった!
しかしこのサモサ、二つも食べると結構お腹にくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/34/0e0a0099e01f523caa2c76c495533f84.jpg)
そしてカレーが運ばれて来た。
カレー二種類に豆のスープ、チャパティにライス。
インド料理といえばナンがつきものと思ってる私たちだが、そういえば以前Kさんが言ってたけど、インドではナンはどちらかといえば高級なもので
普段、庶民はこのチャパティを食べているのだそう。
カレーもさらっとしていてスパイシー。
これがインド本場の家庭料理なのか~と。
チャパティがなくなりかけるとおばちゃんがお代りをどう?と持ってきてくれ、
無造作にバサッとお皿にのせてくれる。
カレーもスープもサモサもお代り自由のようだったけど、チャパティ一枚お代りすると
もうお腹いっぱいに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/a9/92848d5a515ee4cb6543a881d7399ce1.jpg)
食事が終わった後は同じ階にあるインド食材の店へ。
インドのスパイスやお菓子や米、豆などなどが所狭しと並ぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/02/0d6d31b87ca92b80386529af77f8d307.jpg)
この辺りは他にも神戸グロッサリーやモスクの前には北野グロッサリーなど
ちょっとワクワクするような輸入食料品を扱うお店もあって、
皆でちょこちょこ買い物した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/8a/949fcd3d56f9b2bca9fa26c6e3c17658.jpg)
これはインド通のKさんが買ったのにみんなに分けてくれたインドのお菓子「バルフィ」。
水牛のミルクと砂糖とギーを煮詰めて作られてるそうで、
食べてみると、ちょうど「ミルクケーキ」というあの板状のお菓子に似た風味がして
甘くて美味しい懐かしい味がした。
インドと言えば私の現役時代、私が勤めた大阪・本町にはたくさんのインド人の貿易商社がありましたが、繊維産業が衰退し、後年はインド人を見かけなくなりました。
神戸の方がたくさん居られましたのでまだ、インドのカルチャーが残っているのですね。
さて、ここマレーシアは国民の8%がインドィアンマレー人です。
チャパテイーに似たRoti Chanai(ロティ・チャナイ)があります。
ナンはタンドゥールという窯で焼きますが、これは鉄板にGhee(ギー)という水牛の乳から採った「澄ましバター」で焼きます。
ゴムのプランテーションの労働者として移住してきた彼らはタンドールを作るお金がなかったので鉄板で焼いて食べたのがロティ・チャナイです。
ナンやチャパティーのように表面はカラッとしていません。しっとり感はチャパティーよりもあります。
こちらの店はステンレスのトレーの窪みに、標準的な野菜(南瓜や大根)のカレースープ(黄色)がメインの他に辛い魚のチリカレーソース(赤色)などが付いてきます。
そしてロティ・チャナイにはTeh Tarik(テラレ)が良くあいます。紅茶にコンデンスミルク(練乳)を入れて、混ざりにくいこの二つのものをを高い所から、低い所へ落とす作業を何度も繰り返すことによって、塩梅が良くなります。
セットで3.5Rm(≒\100)庶民の朝食ですが、華人マレーのお金持ちもベンツに乗って家族で朝ご飯をしています。
知人の華人マレーから「しょちゅう食べると太るよ」と忠告を受けています。ギーとテタレには脂肪分が多いから気お付けなけよということでした。
コメントがいつも長くてすみません。
ロティ・チャナイ、マレーシアで食べ損ねたように思います。
チャパティは油気が少なくちょっとパサっとした感じでしたがロティ・チャナイは
しっとりしてましたか。
ナンはやっぱりタンドールがないと焼けないのでマレーシアでもどこでも
食べれるというわけにはいかないんですね。
テタレはとても美味しくて私も気に入りました。
練乳の甘さと濃い紅茶の味は合いますね~でもたしかに太りそうです。