お茶して、そろそろ帰ろう駅に向かっていた時に、午前中ご一緒してたフォロワーさんから連絡が入り、チャータードビルの布目タイルがすごい、との情報が。
これは、行かねばなるまい、と向かった。
チャータードビル、ずっと以前に1階のカフェレストランへ行ったことがあったが、そこが閉店してからずっと閉まったままだと思ってた。
確かに1階はまだ改装中だったが、去年4階にカフェ&ギャラリーVAGUE KOBEがオープンしたのだとか。
大理石に囲まれたエントランスホール。
大理石に囲まれたエントランスホール。
ここからエレベーターで4階まで。
4階のカフェ&ギャラリーは、とてもシンプルな空間になっていて、お部屋のひとつひとつがゆったりしていた。
カフェも、何もない空間にテーブルがぽつんと置かれ、お茶するのも緊張感漂うかんじ。他の部屋も贅沢にスペースが取られてた。
家具などの展示もされていて、購入もできるようだ。
旧銀行時代の名残として、マントルピースも残されてた。
木製のマントルピースは、内側にタイルが貼られている。
窯変が美しい艶やかなボーダータイル。
金庫室もあり、中の床は、モザイクタイル貼り。
そして上階のルーフトップへ。
その階段壁から、すごいボリュームの布目タイルがびっしり貼られていた。
布目タイルを縁取るように、役物タイルが巡らされ、壁の凹凸に沿って様々な形状の役物タイルが使われて、うっとり。
タイルの布目のラインも、直線ではなく、ゆらゆらと動きがあるのがとても良い。
階段壁から、廊下スペースまで贅沢に貼り巡らされるタイル。
縁の役物タイルは、青みがかり、中の布目タイルは、茶色がかっていたり、
場所によっては、青みがかっていたり、
場所によっては、青みがかっていたり、
少しずつ変化がつけられている。
ギャラリーとして使われていた部屋は、コンクリートの壁が剥き出しで、何か内装材を剥がしたような跡がそのままのような無骨な雰囲気がかっこいい。
元浴室らしき小部屋もあって、
元浴室らしき小部屋もあって、
入口は、きちんと役物タイルで縁取りされていて、
床面には、モザイクタイルが残されていた。
2パターンのモザイクタイル。
窓の外は、お隣の新港ビルディングのアール・デコの美しい塔屋がバッチリ見える素敵なロケーション。
階段室は、贅沢なことに、2階まで布目タイルが貼られてそうだった。1階は大理石。
素晴らしいタイル空間が見れてよかった〜
前後するが、チャータードビルの前にお茶休憩した喫茶ポエム。
アーケードの商店街からちょっと入った所にある可愛い喫茶店。
たまたま目に入り、入店。
レトロな店内、棚には漫画がぎっしり。
2000冊あるのだとか。
プリンと珈琲を。
なんだか特別感ある感じのプリンの器がうれしい。
この日も盛りだくさんな1日だった。