前回、ポルトガルのリスボンでも地下鉄のタイルアートに感激したので、
ヨーロッパでは、ロンドンに続いて2番目に古いというブダペストの地下鉄も楽しみにしていた。
空港から市内も、あえて地下鉄の3番線の駅のKobanya-Kisupestまでバスで行き、そこから地下鉄で、ホテルの最寄り駅へ向かうことに。
3番線は比較的新しい線のようだ。
Nagyvarad ter駅ではモザイクタイルの円柱発見。
ホームのメインの装飾は金属板をパンチして模様を描いたもののよう。
4番線への乗り換えで、Kalvin ter駅に降りると、
アクリル板か?鹿と木々がデザインされた模様が。
線路の向こうの壁面は、同じデザインで、金属板をパンチしたもの。
ブダペストでは、このパンチした金属板をよく見かけたような気がした。
乗り換えの4番線へ来ると、スケールの大きなコンクリートに囲まれた大空間
が広がる。
ここで来た電車に乗らないといけなかったが、この上に何かありそうで、ついついスーツケース持ったまま思わずこのエスカレーターへ乗った。
コンクリートの天井からは、シンプルな間接照明が付けられていて、
照明がこの金属板に反射することにより、より強力な光に変換されてる?ようで、省エネも兼ねたデザインがよいな~と。
エスカレーターを上り詰めると、その壁面には、英語の筆記体のような文字が見えた。
それが、、近寄ってみると、なんとモザイクタイルで描かれたもの!
おおーーっ、モザイクタイルで、こんな表現方法があったなんて!
目からうろこ。
遠目で見ると、黒く見える文字も、近づくと、こんなカラフルなモザイクタイルからできているのだ。
ただでさえ飛行機が遅れてもう夕方になっていて、一刻も早くホテルへ着いて、明るいうちに外を巡らなければいけないと焦っていたのに、スーツケースを持ったまま、ついついこの駅で右往左往。
エスカレーターはもう一本上にもあったので上がると、そこにもモザイクタイル空間が広がっていた。
こちらはまた、筆記体とは違う雰囲気だったが、
細かく計算されたデザインなんだろうなあ。
出口へと誘う通路の柱にも散りばめられたモザイク。
これは、面白い~
無機質なコンクリート空間に突如現れるモザイクの壁面もインパクトがある。
カッコイイな~
ブダペスト、侮り難し。この後の数日間がますます楽しみになってきたのだった。