更に町歩きは続く・・
建物の装飾が全て興味深く、特に建物の最上階には、凝った装飾があるので、
建物見上げて目を凝らし、観察しつつ歩く。
こちらの建物も最上階の窓周りには優雅で繊細なアールヌーヴォーのレリーフが見られた。
プラハでは、このような女性の頭部のレリーフを度々見かけた。
こちらは顔が二つ。
アール・ヌーヴォーの何気ない曲線が美しい扉周り。
女性の髪と樹木が一体化してるタイプ。
門と、アール・デコの照明、タイルが素敵なエントランス。
出窓の部分が波打つような壁面のアパートには、
飛行機と、1913年と年代の入ったレリーフが入っていた。
扉もシンプルでカッコいい。
こちらの建物は、セセッション風。
この建物の扉が魅力的だった。
建物の色のグレーに合わせた扉に、金色の縁取り。
アイアンの細工もいい。
ドアノブのデザインも面白いなあ。
壁面がピンクに塗られたこちらの建物は、
出窓の間に、壺のレリーフが入っていて、
壺からあふれ出ている何かにモザイクタイルが貼られてる。
面白いデザイン。
水色のパステルトーンのモザイクタイルが、壁面の淡いピンクと合っている。
オレンジ色のモザイクタイルも。
ブルガリの店舗が入るアパート。
大理石とお店のサイン、顔のレリーフがぴったりマッチ。
こちらは、ヴェルサーチのお店のドアノブ。V
両脇に童子のレリーフのあるエントランス。
こんな装飾のある建物が延々と続く。
4階のバルコニー周りには、両脇に孔雀が羽を広げる繊細な装飾。
アール・デコ風の男女一対のレリーフ。
蝶のような羽をまとった人のレリーフは、繊細な衣の感じが丁寧に表現されていて驚く。
一見普通のアパートに見えるが、
細部を見ると、こんな可愛い童子のレリーフが。
10匹の鯉が女性の周りを囲むレリーフのある建物。
レリーフは陶製で、アール・デコデザインが美しい。
中央の女性の手の動きが少し違うタイプがもう一枚。
軒下のラインに沿って入れられてる陶製飾りも美しく、
花モチーフのレリーフも。
最上階には、植物をデフォルメしたようなデザインの組タイルが貼られていた。
エッグ&ダーツ文様が縦に並んだようなレリーフが窓と窓の間に入り、
背の高い三重の柱が両脇に立つエントランス。
こちらも妻壁の装飾がとても繊細。
窓上には女性の顔の周りをブドウなどの細かな植物文が取り囲む。
この時代のプラハには、優秀な左官職人がそろっていたんだろうか~
とにかくどれもこれも、レリーフの模様、表現力がすごすぎる。
こちらのエントランスの上部には、
モザイクタイルがあしらわれていたのは見逃さず・・
スグラフィトとレリーフで装飾された建物。
物語の一場面のような絵がアール・ヌーヴォー様式で描かれ、
草花やフクロウなどの鳥のレリーフがかわいらしいい印象の建物。
この雰囲気の中、柱の下に潜む顔。
柱と一体化して、めり込んでる顔。
いろんな表情が面白い。
店舗の入口からタイルがチラ見えしてた。
ベイウィンドウの持ち送り部分というのか?
この建物に縁のあった人物なのか?三つの顔。
アイアンの細工のひまわりだったり、小さな小窓だったり、カラフルな木彫り装飾などなど、可愛さにあふれた扉。
エジプト的な意匠もやはりちょくちょく現れる。
この後は、地下鉄に乗って、ヴィシェフラトへ、キュビズム建築を目指して向かった。
まだプラハ一日目は終わらない・・