m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

信州秋の旅2014【蓼科の近代建築他】

2014-12-02 | 信州秋の旅2014


最終日の朝は蓼科、茅野の建築を数軒見てから昨日の上諏訪で見残した建築を巡り、そして岡谷へ向かった。
最初にやってきたのは「銀のポスト」
昭和12年建築の旧蓼科郵便局で現在、喫茶店になっている。





赤い腰折れ屋根がかわいい。
お座敷風のお部屋もあるようだ。





朝早かったからかお店は閉まっていたけど、ぽかぽか日当たりのいい縁側のような空間が居心地よさそうな喫茶店だった。





次に訪れたのは無藝荘。
昭和30年頃から小津安二郎が別荘として利用していた茅葺屋根の建物。

















そして旧渡辺千秋伯爵邸へ。
明治38年に建築、もともと高輪にあったものをトヨタが移築し、現在、トヨタの迎賓館、トヨタ蓼科記念館となっている。
ハーフティンバーの外観がとても美しい。





ちょうど管理人の方が掃除を外回りの掃除をされていて、いろいろとお話を聞くことができた。
通常は見学不可だが、申込すると内部も見学することもできるのだとか。
うーん、見てみたい・・





望遠で撮ったステンドグラス
湖に白鳥のデザインがかすかに見られる。
日本で最も古いステンドグラスの一つだと管理人さんが言われていた。
光りが差し込んだところを見てみたいものだ。





この後は蓼科湖ですばらしい紅葉を見て、撮影し、茅野へ。
昭和8年に造られた茅野駅にあるラチストラス橋。





茅野市は寒天の製造が盛んだそうで、寒天蔵が多く残っている。
もともと養蚕業が栄えていた頃は繭蔵だった蔵を転用したものだそう。









茅野から岡谷へ行く途中、上諏訪に立ち寄り、前日見切れなかったものを見て行くことに。
蔦に絡まれた上諏訪病院。大正8年開院。





玄関ホールを少し覗かせてもらうと、手動式のエレベーターが残されてた。





すぐ近くの青木産婦人科医院は大正11年建築





こちらも木々が邪魔をして建物がよく見えず





そして最後にやってきた大手見番。
大手見番とはかつては、料亭やホテルの依頼などで芸者衆の手配などをするところで、
最盛期の昭和3,40年代には約300人の芸者がいたが現在は数人となっているそう。
現在、建物は芸者の育成を目的とした諏訪大手見番芸妓学校として使用されている。





ハーフティンバーの洋風の外観、以前は歯医者さんだったとか。
この後は岡谷へ向かった。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大根おろしアート | トップ | 手作りツリーオーナメント »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

信州秋の旅2014」カテゴリの最新記事