m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

ロバート・サブダと仕掛け絵本

2008-04-10 | 趣味その他


先日、飛び出す仕掛け絵本で有名なサブダのサイン会がそごうであったらしく、これを機会に前から欲しかったというサブダの絵本を買った友人Iさんが自慢の本を見せてくれた。
サブダの仕掛け絵本は一冊4千円近くとお高いので、トイザラスで立ち読みくらいしかしたことがなかった私だが、この度じっくりとその仕掛けを楽しませてもらった。
これはサブダの代表作「不思議の国のアリス」





アリスのお茶会の場面ではテーブルの上に並ぶカップまでもが立体で芸が細かい!





飛び出す絵本の中にストーリーが書かれてる小さな絵本があって、そのページをめくると更なる仕掛けがされている。これは至れり尽くせり~





紙の材質もピカピカ光る素材から動物の顔はフサフサの毛の感触のものまで趣向が凝らされている。





アリスが穴の中へ落ちていく場面では伸び縮みするジャバラのような仕掛けがあり、小さな穴から中を覗くとアリスが真っ逆さま・・
う~ん、これもすごいアイディア。





トランプと戦うアリスのページはこの本のハイライトか!?
アーチ状に飛び散るトランプ!





これは「オズの魔法使い」から
この家と木、平面から現れたとは思えぬ感じ・・





開ける過程まで計算に入れて作られているようで、このページも紐に通された光る円盤がくるくる回りながら立ち上がっていく。





光輝くエメラルド城も圧巻~!
エメラルド色に見える特別めがねのおまけ付きで、これも子供心も大人心もくすぐられるなあ。





そしてこちらは又同じ作者が作ったとは思えぬくらい作風が違う、シンプルな印象の絵本。
ページ毎に現れる動物たちが皆雪をかぶったように真っ白でおしゃれな大人の絵本・・





ふくろうが飛び立つ。
ふくろうの下にサブダのサインが





洞窟の中で暖を取る?きつね。
つららが光ってる~





トナカイが走るシーンも幻想的・・





そしてクライマックスは雪が降り積もる森の木々たちがわっと一斉に飛び出してくる。
すごい迫力!

ああ~いいもの見せてもらった・・



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丹波立杭やきものの里を歩く

2008-04-09 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



陶芸美術館の前後に立杭の窯元の町並みを歩いた。
この日はほんとに気持ちのいいお天気!
前日に行った五月山のお花見の人ごみとはうって変わって、立杭は自然がいっぱい山に囲まれた静かな町。
人は一人も歩いていない・・





やきものの町だけに橋の袂には壷が置かれていたり、道路に陶板がはめ込まれていたり、案内板が猫の置物だったり、町中がやきもの尽くしなのが楽しい!













窯元の風景が好きなので以前は日本全国の窯元巡り、よくしてたが子供が生まれてからはなるべく避けていた。
そろそろお店に入っても大丈夫な年かなあ~と思ったがまだまだとんでもなかった…





絶対に陶器に触るな!と言っても息子はすぐ手を出そうとするのでヒヤヒヤ;
挙げ句の果てにこの笛を買ってくれ~!とダダをこねる始末…
この笛って・・これ一万円もするオカリナ!
これは子供のおもちゃじゃない!とたしなめると、小さいのでいいから・・って
小さいのでも六千円するから!!
もう何を言い出すかわからずひやひやするので店を出る。
あ~でもこのオカリナいいなあ・・きっといい音がするんだろうなあ・・





立杭に現存する長さ47mの最古の登り窯(明治28年構築)県指定文化財










ここのお店は外からも見れそう~とちらりと覗いてるとお店の奥さんが出て来られしばし話を聞かせて頂く。
左の方の素焼きの壷や水差しなどは登り窯で3日かけて焼いたもの、
右手前の方の小皿などはガス窯で焼いたものだそう。
やっぱり手間暇かけて登り窯で焼いたものはいい感じの色合いだ~
松の木の薪を使うとこういう色合いになり、ひのきだともう少しあっさりするのだとか。





庭に無造作に置かれていた大甕は江戸中期のものだそう。
ここのお宅は植木とやきもののコラボですてきなお庭が作られていた。





以前にはなかったおしゃれな感じのお店。





古民家がギャラリー兼ショップになっていて土足のまま上がれる。





ディスプレイが素敵





この後立杭「陶の郷」という施設へ。
リニューアルオープンしたらしく、以前は入場無料だったのに有料になってた・・
ここは立杭にある約50軒の窯元の作品を買うことが出来る窯元横丁や陶芸教室、レストランなどが揃っている。





この辺りはやっと桜も咲き始めたところだそう。
この日は久しぶりに静かな窯元のある町並み散策を楽しめてよかった。



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縄文~いにしえの造形と意匠

2008-04-07 | 美術館・ギャラリー他


兵庫陶芸美術館で心惹かれる企画展「縄文~いにしえの造形と意匠」が開催されていたので久々に丹波立杭やきものの里へ訪れた。
春休み限定メニューとして「見る!!聞く!!触れる!!縄文土器」と題した子供向けワークショップも先着順で募集していたのでもちろん事前に申し込んで参加。





ワークショップでは、この企画展を企画した学芸員と共に展示室を回り、鑑賞用ワークシートに沿って解説を受けたり、ワークシートの設問に答えたり、自分の気に入った土器をスケッチしたり。





縄文土器の摩訶不思議な形には以前から興味があったが、こんなに多くの量の多種多様な縄文土器を一度に見たのは初めてでほんと~に興奮した!
これほどの規模の展示は関西では初めてなのだそう。





深鉢形土器(火焔型土器) 国宝  縄文時代中期

縄文土器は一万三千年前の縄文時代から作られ始めた土器。
世界の中でも土器が作られたのは日本が初めてではないかと言われているという。

見た感じ日本人の祖先が作ったとはちょっと思えない!
縄文時代の人々はこんなにデザイン性豊かでパワーあふれる面白いものを
作っていたなんて!ほんとにすごい!すご過ぎる!





深鉢形土器(水煙渦巻文深鉢)長野県宝 縄文時代中期

初期の頃は地面に埋めて使うため底がとがった縄目模様もシンプルな土器が作られていたがそのうち、炎が激しく燃えているような渕を持つ火焔土器や水が弧を描くような水煙土器などとにかくものすごい造形のエネルギッシュで装飾過多な土器が次々と登場し、もう私はうなりっぱなし!!
あの岡本太郎も縄文土器を見て感動したというのもよく分かる。





深鉢形土器(把手状装飾付深鉢)

煮炊きをするための実用のものだとするとこの過剰ともいえる装飾は邪魔なものではないか?ということで、祭器としても用いられたとされているが、祭器として使用する以上の量が作られていたようなのでやはり実用品としても使われていたとのこと。
それにしても実用品としてはかなり遊び心のある爆発的なデザインだなあ。
その頃の文字というものは残ってないので本当はどういう意図があったのかは定かではないが想像力が掻き立てられる・・





深鉢形土器(人面把手付土器) 縄文時代中期

こんな人面が貼り付いた土器も。
出産時の母親の胎内や生みの苦しみの状況をあらわしているのではないかとされている。





台付鉢形土器(トロフィー形土器) 縄文時代中期

こんなトロフィーのような形をした土器まで。
台付の土器は食物などを盛るために作られたといわれる。
これ以外にも大きさや形、装飾などさまざまな種類の台付土器もある。





土偶(遮光器土偶) 重要文化財 縄文時代晩期

これは歴史の教科書でもおなじみの土偶。
土偶は自分の身代わりとして当時の人は一人一つは持っていたのではないかとされている。
この土偶のように足が欠けたり、手が欠けたりしているのは、自分の痛い所を土偶に身代わりになってもらっていたのではないか?目が大きいのは当時の人も遮光器という光を遮るメガネのようなものをかけていたのではないかと言われている。





縄文後期に作られた土製耳飾りは現在のピアスのようなもの。
縄文時代の工芸技術のひとつの極致といわれる。
ほんとに花びらのように立体的で繊細な模様が施されているのには驚いた!





四つに分かれた展示室を一通り見て回った後はセミナー室へ戻り、今度は生の縄文土器の破片に触れてみる、ことに。

新潟県中魚沼郡津南町から貸し出しを受けたという土器の破片。
向こうの博物館でも触れるという体験はなかなかできないらしい、貴重な体験だそう。





破片でもずっしりと重みのある土器。
細かいところもきっちり作り込まれているように感じる。
縄文人の器用さがうかがえる。





そして縄文土器が登場!と思いきや、さすがにこれは樹脂で作られた複製品。
持ってみると軽いのですぐ分かるが見ただけでは分からないくらい精巧に作られている。

この日は多方行から縄文土器について楽しみながら知ることが出来、予想以上にすばらしい興奮と感動のひと時が過ごせた!





兵庫陶芸美術館の中庭の通路。
自然に囲まれたこの美術館はほんとに広々として気持ちのいい空間だった。
あちこちに陶器のオブジェが散りばめられていて楽しい。





いくつかに分かれた棟がこんな小道や渡り廊下でつながれている。





木々の間にはやきものがところどころに置かれていて、周りの自然に溶け込んでいる。





美術館をじっくりと楽しんだ後には静かな窯元の町並み散策へ。



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お花見

2008-04-05 | 季節の花・自然


池田の五月山公園へお花見に池田に住む実家の両親と訪れた。
「さくらまつり」の日だったのですごい人でごった返していた・・
さすがにこれだけ人がいると懐かしい知り合いに何人か遭遇!
お弁当を食べて、子供たちは遊具の滑り台へ、私は桜の写真撮影へ、両親は散歩へとしばし皆、思い思いの時間を過ごす。

























五月山公園には小さな動物園がある。
オーストラリアからやって来た名物のウォンバット。





屋台もいくつか。「卓球の町?池田」の新名物「ピンポン焼」





五月山の後に訪れた池田城跡公園の枝垂桜。
桜は少ないがここはまだちょっと人も少なめで落ち着く・・





お茶席が行われていたけど、もう店じまい。









実家近くの桜並木もきれい。









お花見の後は娘と双子の友人のピアノの発表会へ。
発表会は三度目になるという双子のお友達は堂々たる弾きっぷり、おばあちゃんお手製のおそろいの真っ赤なドレスがかわいかった~
ピアノを始めたばかりの娘のいい刺激になったかな?!



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森永製菓工場見学

2008-04-03 | 工場見学・社内見学&子連れイベント


森永製菓の工場見学へ。
ここ塚口工場は全国に5箇所ある工場のうちの一つで大正10年に一番最初に造られた。
ここでは150種類のお菓子を製造、一日で1億円分のお菓子を作っているのだそう。

創業者の森永太一郎は11年のアメリカ修行の後、日本で初めて西洋菓子作りを始めたのだという。
一番最初に作ったマシュマロがエンゼルフードと呼ばれていたことにヒントを得て森永でおなじみのエンゼルマークを作ったのだそう。





工場内は桜がちょうど見頃となっていた。
甲子園球場の約3倍の敷地にある工場内にはグランドやテニスコート、専用の消防車、制服のクリーニング施設まで整えられているという。





案内の方の説明を聞いた後、この工場で作られたクッキー「ムーンライト」を食べながら、チョコレート、ビスケット、ハイチュウ、ウィダーインゼリーができるまでのスライドを見る。
チョコボールのキョロちゃんが出てきて、子供にも分かりやすいスライドだ。

生地をじっくりねって短時間で焼くと「マリー」のようにパリッしたビスケットが、「マリー」の10分の1の時間ねって二倍の時間で焼き上げるとサクサクした「ムーンライト」が出来上がる。

作りたてのハイチュウはものすごくのびる。
これは原料にゼラチンが使われていて、かみ心地をよくしてるのだそう。





そして実際に作っているところを見学しに行く。
残念ながら撮影は禁止。
最初に、日本でここだけしか見れないというカカオの木が栽培されている温室を見せてもらう。
カカオの実って思ってたより大きかった・・そして実は木に直接くっつく形でなっている。
この実一つから板チョコが三枚分くらい作れるのだそう。
チョコレート原液工場の辺りからチョコレートの匂いがまわりに立ちこめていて、あまりのいいにおいにうっとり~してしまう・・

そしてチョコチップクッキーが100mのオーブンから焼きあがってベルトコンベアーに乗って出てくるところや、チョコレートが個装されパッケージへ流れるところ、などなど見学。





最後に大人には「マリービスケット」子供には「ハイチュウ」のフルーツパフェ味チョコボールの消しゴムを頂いた。

ちなみにハイチュウで一番売れているのはぶどう、二番人気はいちご、三番はパイナップル味だそう。


コメント (6)
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JAF春休み親子見学会

2008-04-02 | 工場見学・社内見学&子連れイベント


JAF親子見学会の募集をしていたので、申し込み、訪れた。
指令室見学会、ロードサービスカーと記念撮影、こども安全免許証の発行などがあった。





JAFのレッカー車の運転席に乗らせてもらったり、道具などの説明を受けたり、





制服を着て写真を撮れたりもするのだが、うちの子たちはこういうのは嫌がるので諦めた。





そして関西二府四県からの問い合わせが集まる指令室の見学へ。
ここの支部では一日に2700件の問い合わせがあり、そのうちの1500件は出動しているという。





マイクをつけてオペレーターになったつもりで体験。
住所を入力するとパソコンの画面には分かりやすい地図が現れる。
この地図がそのまま救援する車のナビに写し出されるそう。





お土産にJAFの車付きボールペンやメモ帳などを頂いた。
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