m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

和中庵秋の特別公開

2017-12-17 | 建築巡り・街歩き【京都】

先日、和中庵の秋の特別公開へ訪れてきた。

春頃に建築講座でも見学があったのだけど、ちょうどその時用事で欠席したので見に行きたいと思ってた。

教えてくれたMさんと、講座で見学した時カメラを忘れたのでリベンジするというぷにょさんとでやって来た。

 

 

和中庵はスキー毛糸のブランドで成功をおさめた近江商人、藤井彦四郎の邸宅として昭和2年に建てられた。

昭和24年にノートルダム教育修道女会が取得し、その後ノートルダム女学院中高等学校へ移管され、

改修工事を経て現在教育施設として保存活用されている。

 

 

玄関入口のアーチ。

獅子の木彫りがついていた。洋館なのに獅子がちょっと違和感・・

そして外側と内側とに2体ついているのは珍しいとのこと。

 

 

1階の応接室には暖炉やアーチ窓、天井装飾など、当時のままの雰囲気がよく残されている。

現在は校長先生と生徒との面談の部屋などに使われているそう。

 

 

大理石と木でできた暖炉

 

 

木製の部分の彫刻がとても緻密

 

 

暖炉の上部の枠の中には漆喰レリーフで鳥が描かれていた。

 

 

真ん中は透明、周りは型板ガラスが入れられていた窓。

 

 

ブラインドの小さなつまみまで、形やデザインが凝っていて素敵だった。

 

 

天井装飾も

 

 

 

 

床は寄木貼りに

 

 

そして玄関を入って正面にある階段ホールがまた素晴らしかった。

 

 

縦長のアーチ窓に囲まれた階段ホールは黄色味をおびたガラスから入る光が美しい。

 

 

二色の大理石で彩られた階段。

 

 

紫がかった石とピンクがかった石がベストマッチの美しさ。

 

 

アンモナイトの化石?も

 

 

 

 

漆喰装飾も

 

 

階段ホールを上から見たところ。

 

 

2階には聖堂として使われていた少し大きめの部屋があり、ちょうど同窓会のイベントが行われていたので

ちょこっと覗かせてもらった。

 

 

そのお部屋にはやはり暖炉も置かれてた。

 

 

そして洋館から和館へ続く渡り廊下。

真ん中がやや膨らみを帯びたこの橋は東福寺の通天橋を模したものだとか。

 

 

 

 

橋の上から洋館を。

階段の縦長アーチ窓部分の外壁には大谷石が使われている。

 

 

橋から和館を眺める。

崖に建てられているのがよくわかって、景色もとてもいい。

 

 

和館から洋館を。

赤いスパニッシュ瓦が建物に映えるなあ。

 

 

和館の広間。

欄間などがとてもシンプルなのは、ノートルダム教育修道女会に売却された時に

宗教上の理由からシンプルにだいぶ改装されたのだそう。

当時は畳は全て板張りに変えられたという。

 

 

少し前は紅葉が素晴らしかったのだとか・・

残念だなあ、もう少し早めに来れたら建物も紅葉も一緒に楽しめたなあ。

 

 

 

 

高低差のある地形に建てられているので、ずいぶん下にお茶室が見える。

 

 

大広間から見える庭も、もう紅葉の葉は散ってしまってた。

 

 

踏み石に一枚物の巨大な鞍馬石が敷かれている。

こちらの広縁からの眺めも素晴らしく、庭と森とが一体となった感じでとてもよかった。

 

  

茶室の窓を外側から。

当初は花頭窓が入れられていたそうだけど、仏教をイメージするということで

塗り込められたのだそう。

もう一つ大広間にあったという花頭窓も普通の障子に変わってる。

 

 

こちらは洋館のもう一つの出入り口。

Y字型の柱がポーチの屋根を支える。

 

 

小さな灯籠と手水鉢。

 

 

洋館と和館をつなぐ橋を下から見上げて

 

 

外から見ると1階にステンドグラスが入った窓もあったけど、

浴室か何かだったんだろうか?今回は非公開だった。

和中庵を見学した後は、哲学の道へ向かった。 

 

 

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抱っこくまクッキーを作る

2017-12-16 | クラフト&木工

来週、異食文化の会でアイシングをするというのでその土台のクッキーを焼くついでに

前から作ってみたかった抱っこくまクッキーを作ってみた。

 

 

100均の型を使ったので、クマの形はちょっといまいちだったけど、

クマにアーモンドやクルミ、カシューナッツを持たせてみたらそれなりに抱っこクマになった!

顔は娘に書いてもらった。写真では見にくいけど、目と鼻と口がついてる。

 

 

後はアイシング用にクリスマスモチーフのツリーとブーツ。

 

 

花型も。

後、Kさんが雪の結晶と家の形のクッキーを焼いてくれることになっている。

クリスマスのアイシング大会、楽しみ~

 

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名古屋&瀬戸の旅2017【瀬戸のタイル巡りその三】

2017-12-15 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】

本業窯から中心部へ戻る途中、雲行きが怪しくなり、ついに雨がパラついてきた。

この日は晴れだと思って、持ってきたビニール傘をホテルへ置いてきたのが悔やまれる~

小走りに道を歩いていると、頭上から「窯詰めをしているので見て行きませんか?」

との声・・

 

 

建物の窓からおじさんが声をかけてくれてた。

これは、天の声!と、「見て行きます!」とお願いして、建物の中へ入らせて頂いた。

ちょうど来年の干支の犬のオブジェの本焼きの窯詰め中とのこと。

石膏の型を作り、そこで型取りした本体に、手作業でしっぽなどディティールを作り上げたものだそう。

広い作業場は古い陶磁器工場跡を借りておられるのだとか。

 

 

更に奥のアトリエを案内して頂いた。

仕事を引退した後、瀬戸で陶芸学校へ通い、卒業後、

こちらの施設を借りて、ご夫婦でそれぞれ作品を作られているのだそう。

 

 

磁器の器を作られている奥様の作品。 

 

 

猫とネズミの模様がかわいい蕎麦猪口。

ひとしきり作品を見せて頂いたりお話をして、外へ出ると雨が上がっていた。

よかった~

車で駅まで送ってあげるとのお言葉を丁重にお断りし、散策を再開・・

 

 

庭に敷かれた煉瓦の間に無造作に挟まっていたのは本業敷瓦?!

 

 

これは窯道具?!

玄関までのアプローチに敷かれていた。 

 

 

魚屋さんの建物

 

 

目がチカチカしそうな、チカチカタイル 

 

 

元は何かの商店だったような建物

 

 

玄関扉の両サイド下部にモザイクタイル貼られてた。

 

 

黒猫と目があった・・

 

 

 瀬戸川に掛かる橋、東橋。

 

 

鼠志野のやきものを積み上げた柱。

 

  

せとっ子ファミリー交流館。

 

 

寄って見ると、織部に白萩がかかっているのかいい感じの風合いのタイル。

 

 

玄関ホールには大きな陶板が

 

 

入口がモザイクタイルに囲まれた理容院

 

 

 

 

理容院の写真を撮らせてもらっていたら、中からご主人が出て来られ、

ここの壁がすごいから、と連れてきてくださった。

土塀に割れた窯道具?などが無造作にめり込ませられていた。

 

 

こちらは個人のお宅の塀。

一番上は陶枕、タイル?、下は窯道具と層状に積み重ねられてる。

 

 

何かの蓋?にされてた、これも敷瓦・・

 

 

こちらも元理容院。

モザイクタイルがびっしり。

 

  

こちらはもうお店はされてないようだけど、ちょうど家の方がおられたので

少し中のタイルも見せて頂けた。

 

 

床のタイル。

 

 

 

 

病院の建物だけど、2種類の渋めタイルが使われていていい感じだなあ。

 

 

 

 

茶系の濃淡が複雑な色合いの壁。

 

 

 細長いボーダー状のタイルが貼られた部分も

 

 

商店街に差し掛かると、こんなモザイクタイルや

 

 

糸ミミズが這ったようなタイル、

 

 

表面がやや凸凹した表情のあるタイルなども発見。

 

 

商店街の中には元写真館の建物がギャラリーとして活用されている。

 

  

 

 

両脇のステンドグラスは華やかで、そのショーケースの下はタイル貼りに。

 

 

 思う存分、瀬戸の町並みを歩きまわることができて、楽しかった~

この後は名古屋へ戻り、時間まで少し歩いた後はバスに乗って帰途へついた。

 

 

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名古屋&瀬戸の旅2017【窯垣の小径&窯垣の小径資料館】

2017-12-14 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】

瀬戸のタイル巡りは窯垣の小径へと突入。

かつては陶磁器を運ぶメインストリートだったといわれる小径には使用済みの窯道具をリサイクルして

作られた塀や石垣などが点在し、独特な景観を見ることができる。

 

 

この「鬼板の土留」といわれる石垣は鉄釉や鉄絵の原料として使われる鉱物でできていて、

原料が採れなかった不良品が石垣として利用されているのだとか。

窯道具だけでなく、いろんなものが廃棄物として出ていたようで、それがうまい具合にリサイクルされてるなあ。

 

 

鉄分が混じった赤茶色の石がいい味わいの石垣。

 

 

窯元のお屋敷、加藤仲右エ門邸

墨塗の漆喰の壁に、瀬戸で焼いた瓦が乗り、タナイタを重ねた門柱やタナイタを敷いたアプローチ、

 

 

タナイタを積み重ねた塀などが見られる。

 

 

こちらの立派な塀もやはりタナイタでできている。

窯の中で高温の熱にさらされる窯道具は消耗品で寿命は4,5年だそう。

なので廃棄物として大量に出るようだけど、自然釉がかかり年季の入った窯道具が使われた塀はいい味わいだなあ。

 

 

そして窯垣の小径資料館へやってきた。

以前、一度家族でやって来たことがあって、その時、91歳のボランティアガイドさんに親切にして頂き、

子供たちに昭和レトロな茶碗を頂いたことがあったので懐かしい・・

 

 

こちらの史料館は本業焼の窯元、寺田邸の建物をそのまま生かし、改修して資料館となっている。

資料室として使われているところは、元は馬小屋だったそう。

出来上がった製品を荷車に積んで、馬にひかせて運び出していたのだとか。

 

 

今年、新潟の豪農の屋敷で見た雪輪型の敷き瓦も展示されてた。

 

 

タナイタ、ツクなど窯道具はこのような状態で窯の中で使われていた。

 

 

すり鉢などは間に窯道具をかませることによって、こんなにも重ねて焼くことができるのだそう。

間にかませる窯道具は輪っか状のものや平たいものなど様々で、

見込みを見ると目跡が見られるものがある。

又、目跡が付かないよう、サヤというひとつひとつ包み込んで焼く道具もある。

 

 

そして圧巻なのはこの旧寺田邸のお風呂場。

脱衣所と浴室にはびっしりと本業タイルが貼られてる。

輸入用として作られたものだったそうだけど、検査ではねられたものがこちらで使われているのでは、とのこと。

 

 

 

 

 

 

トイレにも

 

 

 

この後は本業窯の方へ向かった。

窯垣が素敵な景観をつくる小道を歩く。

 

 

窯道具に混じってかわいいレリーフ状のものが貼り付く。

 

 

これは窯道具ではなくブローチなどアクセサリーとして作られたものらしい。

可愛いなあ。

 

 

タナイタを無造作に縦に並べただけの部分があったり、

 

 

ツクとタナイタを幾何学模様に組み込んだ塀、

 

 

窯元の屋号が刻まれた窯道具も。

 

 

立ててプランターにも

 

 

 

  

瀬戸本業窯にやって来た。

こちらには1970年代まで使われていたという登窯が残されている。

 

 

4つの房をもつ登り窯。

 

 

一番上の房へは入ってみることができて、

 

 

房内の壁は長年の灰による自然釉が何層にもかかり、美しい景色を作り出してる。

 

 

原料を引く大きなミルも

 

 

本業窯のすぐそばにあったカフェ。

ちょうどお昼時だったので、ここランチしていくことに。

 

 

本業窯のもと倉庫として使われていたという建物を改装したというカフェ。

上がり口に貼られていたタイルもかわいい。

 

 

 

 

ランチはこの日、一種類で、

昔の窯焼き職人が食べていたという短時間で栄養がとれるという食事、

炊き込みご飯の「ごも」を頂いた。

ご飯とおかずを別々に食べる時間も惜しんだという過酷な窯焼きの仕事ぶりがうかがえる。

 

 

大阪から来られたという店主さんにいろいろとお話を聞き、

サービスで紅茶も頂き、うれしかった。

花が生けられてる壺はこちらの本業窯を継ぐ8代目の方が初期の頃に作られた作品だそう。

 

  

お隣にある本業窯の窯元へ。

 

 

 日常使いできる用の美が感じられる素敵な器の数々が並べられていたが、

お値段は非日常?!的なものでちょっと手が出なかった;

 

 

向かいのショップの方へ行くと、ちょうど売り出しておられるという日清食品のカップヌードルと

瀬戸本業窯とのコラボ商品、縄文土器を模した、縄文DOKI☆DOKIクッカーがあった。

 

 

火焔型土器を模したもので、上下に分かれていて、お湯を注いだカップヌードルを本体にセットし、

火焔部分の蓋で重しをするという。

なんとお値段6万円ほどしたというが、発売した15個は完売したそう。

すごいなぁ~

 

  

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名古屋&瀬戸の旅2017【瀬戸のタイル巡りその二】

2017-12-12 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】

タイル巡りの続き・・

こちらはひょうたんの意匠が入った家

 

 

料理屋さんか何かだったんだろうか?

 

 

カラフルな石を層状に積んだ塀。

 

 

なんか平たいタイル?!

と不審に思ったら、タイル風シートだった・・

この後数カ所で見た。

 

 

黒の玉石タイルが貼られた、美容院?だったか

 

 

このタイル壁も圧巻。

 

 

鉄っぽい色合いの中にうっすらグリーンが見えてほんとにきれいなタイル。

 

 

モザイクタイルと古びたポスト&グリーン

 

 

上から乗った白い釉薬がぼた雪のようなやわらかい雰囲気のタイル 

 

 

銭湯、日本鉱泉。

窓下にびっしり貼られてたモザイクタイルは独特な質感

 

 

 

 

大理石のような石っぽい細かい模様の入ったタイル。

 

 

ベージュ系のと2種類あった。

中には富士山のタイル絵があるのだとか。

 

 

小道を歩いていたら、目に付いたお店のタイル。

黒糖岩おこしっぽく、おいしそうなタイル。

 

 

お店はお好み焼きやさんで、店内の床にもモザイクタイルがびっしり。

 

 

丸いタイルは今まで見た丸いモザイクよりだいぶ大き目

 

 

おばあちゃんが一人でお店をされていて、健康維持のためにも

こうして毎日お店を開けているのだとか。

少しお話をして、タイルを撮らせてもらった。

 

 

これは鳥?の陶板。

なんでもないブロック塀にもこんな陶板が貼り付いていたりする。

 

 

シュールなポスト発見。

手作りの犬型ポストのよう。

色のセンスが面白い。

 

 

T.Tスィング陶器商会と看板が入っていた建物。

オレンジと紫?のツートンのタイルがかっこいい

 

  

こちらは焼肉屋さんの入口周りのタイル

 

 

 

 

黒猫が木箱の上でポーズを決めてくれた。

 

 

せと末広商店街の中には閉店してしまったお店もちらほら

 

 

薬局のショーウィンドウのタイル

 

  

こちらも廃業してしまった映画館、中央劇場のタイル

 

 

階段の上の方にはこんなタイルも

 

 

こちらも廃業した旧松千代旅館。

 

 

 

 

商店街を抜けると現れた三階建ての建物。

蛭子湯と名前が入っていたけど、こちらも廃業してしまった銭湯のよう。

 

 

1階の窓下にはタイルが入れられていた。

 

 

 

 

旧蛭子湯の隣にあった建物もモザイクタイルがかわいい。

角が丸くなったミントグリーンの長方形のタイルの間にライン状に緑と白のタイルが入れられてる。

 

 

理容オオイワ。

 

 

こちらのタイルも個性的。

ランダムな形が面白いタイル。

 

 

断わりを入れて撮らせて頂いた店内床は3Dタイルだった。

 

 

そのお向かいの旧タバコ屋さん。

 

 

ショーウィンドウ下には玉石タイルがびっしり。

差し色のピンクのモザイクタイルが可愛いなあ。

 

 

建物横手の壁面のタイルとたばこ看板。

 

 

このタイルとポストも渋いなあ。

この後は窯垣の小道へ突入。

 

 

 

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源ヶ橋温泉見学

2017-12-11 | 建築巡り・街歩き【大阪】

今年最後の建築講座で訪れたのは大阪の天王寺にある源ヶ橋温泉。

駅から温泉へ向かう途中、タバコ屋さんのショーウィンドウ下にスクラッチタイルが貼られてると

教えてもらった。

 

 

皆でタイルに注目してたら中からおばちゃんが出てきてくれて、写真を思う存分撮らせてもらえた。

立てかけられてたパイプたばこの看板がかわいい!

 

 

向かいにはシャボン玉のようなデザインの面格子がはまるお店。

 

 

ここの洋品店の2階部分もいいなあ。

 

 

さらに商店街を進むと、めちゃいい感じの扉のお店が・・

甘党ゆかり

 

 

すごい・・入ってみたい

でももうすでに皆から置いてけぼり・・先を急がねば・・

 

 

すると今度はタイル尽くしのいい感じの理容院が・・

なかなか先に進まん~

 

 

入口周りはいろんなモザイクタイルに囲まれてる

 

 

ガラスブロックとモザイクタイル。

 

 

ちらりと中を覗くとまたまたかわいいモザイクタイル!

中におられた店員さんに声をかけて撮らせて頂いた。

 

 

店内も素敵~

 

 

鏡周りの柱や装飾が凝ってるなあ。

 

 

更にこんな葉っぱの型押しタイルが貼られたお店も発見。

ここからダッシュで源ヶ橋温泉へ。

 

 

温泉の前にあったお店のタイルにも注目!

 

 

渦巻きのような模様の入った立体感のあるタイルが貼られてる。

この辺りにあった建物何軒か、同じタイルが使われてた。

 

 

そして源ヶ橋温泉の見学へ。

昭和12年に建設され、現在も現役の銭湯で、登録有形文化財となっている。

 

 

 

 

ファサードの2階部分にはステンドグラスが入ったアーチ窓、脇には自由の女神像。

屋根の上にはシャチホコが乗っていて、和洋折衷の不思議な雰囲気の外観。

 

 

2階にあるステンドグラスの丸窓他。

2階はかつてビリヤード場やダンスホールとして使われていたそう。

床の老朽化が激しいとのことで、今回は見学できなかったけど、

 

 

最後に階段下から見せて頂くことができた。

 

 

そして、銭湯の中へ。

沓脱場にはモザイクタイルが敷き詰められてる

 

 

玄関天井にはティンパネルが貼られ

 

 

番台の窓口

 

 

この型押しガラスの模様がとても素敵

 

 

脱衣所。

女湯、男湯共ほぼ同じデザインで

 

 

天井は玄関と同じくティンパネルが入れられていて、真ん中にはシャンデリアが下がり、洋の雰囲気。

 

 

浴室入口扉上にも凝った意匠が

天井の回り縁なども細かく装飾されている。

 

 

昭和レトロなタイルも

 

 

女湯には懐かしい雰囲気のベビーベッド兼ロッカーが並んでた。

 

 

お手洗いの扉上の欄間は波と鳥の意匠が透かし彫りされていて、ここは和風

 

 

トイレの床もタイル

 

 

年季の入った扇風機がいいなあ

 

 

浴室内は意外とシンプル。

天井は一面モザイクタイルだそう。

 

 

水風呂にはライオンならぬ、

 

 

羊の顔の湯口があった。

 

 

男湯の脱衣所から見える坪庭。

お風呂上りにほっと和めそう。

 

 

奥にはこんな応接室も

 

 

 

 

 

見学を終えた時、ちょうど開店時間となり、のれんを掛ける作業を皆で見せて頂いた。

お風呂屋さん、開店中はなかなか写真は撮れないので、営業時間外に見れてよかった~

この後は旧大阪女子商業学校(あべの翔学高等学校)を見学し、今年最後の講座だったので忘年会を楽しんで帰ってきた。

 

 

 

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食道園北新地店とクリスマス会

2017-12-10 | 趣味その他

毎年恒例の学生時代の友人とのクリスマス会を催した。

この前のイケフェスで日本橋の食道園を見学して、バブリーな雰囲気を味わえたので、

今回気になってた北新地店を見学がてらランチして、

後は近くのANAクラウンプラザホテルでゆっくりアフタヌーンティーしようか~ということに。

 

 

宗右衛門町本店の壁面全面モザイクタイル貼りのゴージャスさには負けるけど、

こちらはメタリックな天井に豪華なシャンデリア

 

 

雫型の細やかなガラスが無数に重なったシャンデリアがちょうど席の真上に。

 

 

丸くてかわいい銅製の排煙フードは本店と同じだなあ。

 

 

店内の中央にはガラスで囲まれた席があって、エッチングで描かれた草花模様が美しい。

 

 

床はモノトーンのモダンな雰囲気のテラゾー仕上げ

ランチはほんとにお手頃価格で、美味しかった~

 

 

個室っぽく囲まれてたので、ここで恒例のプレゼント交換をやっておこうか~と

恒例の夢のないプレゼント交換は、各家庭の不用品・・

私の当たったプレゼントには金のサバの味噌煮缶他が入ってた;

 

 

その後はANAクラウンプラザホテルのロビーラウンジへ移動して、ケーキタイム。

予約してたセットのプランはケーキ三個にアイスクリーム付き、更にスパークリングワインもついて、

ポットサービスの紅茶でゆっくりできた。

今年はこの会で春、秋、クリスマスと3回会合を催せたので、また来年も春に皆で会えたらいいな。

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名古屋&瀬戸の旅2017【瀬戸のタイル巡りその一】

2017-12-08 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】

名古屋から瀬戸へやってきた。

瀬戸で宿泊して、翌朝、町歩きに繰り出した。

深川神社の鳥居。鳥居の足元には陶磁器の町ならではなタイルが貼り付く。

 

 

懐かしい雰囲気の商店街、宮前地下街。

早朝なのでまだお店は閉まってる。

 

 

宮前地下街の居酒屋?の店前の壁に隙間から覗いていたモザイクタイル発見。

 

 

こちらの入口前にも陶板。

 

 

お昼過ぎにこちらの大福屋さんで瀬戸やきそばを、と思ったけど

戻って来た時にはすでに売り切れてた。

 

 

今回宿泊した瀬戸パークホテルにはロビーに大きな陶壁が二枚。

 

 

こちらはやきものの壺や甕が描かれてる。

 

 

荒々しく迫力のある陶壁

 

 

住宅の玄関先にもさりげなく陶板が敷かれていたり。

 

 

モザイクのように地面に埋められたタイル片

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アールヌーヴォー風デザインのポストが可愛い。

 

 

瀬戸陶磁器会館

 

 

テラコッタの装飾が施された玄関周り。

透かし彫りの照明カバーが両脇に

 

 

 

 

トリイビューティーサロン。

色とりどりのモザイクタイル

 

 

床にもアールの柱にもモザイクがびっしり

 

 

洋風の意匠の家

 

 

タイル貼りの元化粧品店。

 

 

1階部分はきれいな水色のタイル

 

 

2階にはベージュのタイルが貼られてた。

 

 

インパクトのあったモダンな病院の建物

 

 

入口周りがよく見ると石を貼り合わせたようなタイルが貼られてる

 

 

石を樹脂で固めたような面白いタイルだった。

 

 

こちらの会社事務所の窓下にも初めて見るような台形の立体タイルが貼られてた。

 

 

プランターもモザイクタイル貼り。

 

 

そして橋の欄干もきれいな発色の陶板が

タイル巡りは更に続く・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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クリスマスツリーとクリスマスコーナー

2017-12-07 | クラフト&木工

今年のクリスマスツリーは去年に続いて、竹の端材とドイツ製のストローオーナメント用のキットを

使って作った雪の結晶のオーナメントでシンプルに飾った。

ストローと違って竹は丈夫そうなので、しばらく数年?いけそう・・

今は白っぽい色だけど、そのうち飴色のいい感じの色合いに変わってくれたらいいなあ。

 

 

ツリーの横の壁面にもクリスマスコーナーを。

 

 

クリスマス風のスワッグを作ってみた。

大きな松ぼっくりが拾った当初は閉じていたのが、吊るして飾ってるうちにどんどん開いて大きくなった。

 

 

去年から娘が作ってたクロスステッチのツリーが、去年のクリスマスには間に合わなかったけど、

完成していたので、せっかくなので額に入れた。

この額はラッキーなことに、リサイクルショップで新品でちょうどぴったりのを見つけてゲット。

 

 

後、かまぼこ板で壁掛けをクリスマスバージョンで作って、

この前ビジターセンターで作ってきたリースも一緒にディスプレイ。

 

 

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名古屋&瀬戸の旅2017【名古屋のビル&タイル】

2017-12-06 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】

日本陶磁器センターでツアーが解散になった後、隣の大洋ビルを少し見学。

 

 

玄関ホールの琉球トラバーチンが使われているという壁面は独特の質感。

 

 

 

 

突き当りエレベーター

少し前まで、ここにいい喫茶店があったのだそうだが、閉店してしまったらしい。

この日のツアーを解説してくださった方がいろいろと教えてくださった。

ここでしばし、皆で取り囲んでタイルや名古屋の建物のことなどについて質問攻め・・

 

 

その後は、ぷにょさんと瀬戸へ行く前に、暗くなるまで少し建物を回って、

食事をすることに。

ちょっとよさげなビル発見・・

 

 

階段周りの壁面に広範囲に貼られていたタイル。

ライトに当たると陰影がきれい。

 

 

トイレの入り口

 

 

 

 

 

トイレの中もポップでかわいいタイルが敷かれてた。

 

 

 

 

青いタイルに囲まれたビル

 

 

こちらのビルのエントランス。

外の壁面とエントランスホールに貼られたタイルはまた違っていて、

 

 

エントランスのこの大判の青いタイルがきれいだった。

 

 

そして以前も見てとても気に入った丸美観光ビルへ。

 

 

この青と緑茶系のタイルが混じったこの階段の壁面がすごく美しい~

 

 

 

 

この釉薬の透明感~きれいだなあ。

 

 

外壁に使われているのはこの立体タイル。

 

 

床はこんな扇形のモザイク

 

 

もう一つの入口?床タイルは六角形のモザイクタイル

 

 

こちらの鶴の陶板も圧巻~

 

 

中部日本ビルへやってきた。

ここの天井モザイクも見てみたかった。

矢橋六郎作の『夜空の饗宴』

広い天井を覆い尽くす大きな天井モザイク画はすごい迫力。

 

 

 

 

エスカレーターで2階へ上がると2階の天井はすぐ頭の上で、目の前にモザイクガラスが見える。

こちらのモザイクはイタリアのベネチア産のものだそう。

 

 

 

 

夕飯はぷにょさんと味噌煮込みうどんの山本屋でもつ鍋を食べた。

体が温まって美味しかった~

この後はこの日の宿泊地の瀬戸へ向かった。

 

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