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m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

北田辺商店街他タイル歩き

2018-11-13 | 建築巡り・街歩き【大阪】

 

長屋巡りをした時に、タイルもいくつか捕獲。

北田辺商店街(たしか)を歩いていた時に、見つけたエコー美容室。

あまりタイルの見かけない商店街だったが、ここの美容室は赤と黒のちょっとゴツゴツした型押しタイルが

一面に貼られてた。

 

 

華麗なデザインの面格子も。

 

 

小さなショーウィンドウがあったので、元喫茶店?

 

 

 

 

こちらは美容院。

モザイクタイルを見つけて、じっと見てたらお店の人と目が合ったので、

タイルを撮らせてください、と頼むと不思議そうにされた;

 

 

糸ミミズが這うようなラインがランダムに入る、糸ミミズタイル。

 

 

 

 

その美容室の玄関ポーチに貼られてたモザイクタイル。

 

 

スナックの入口足元に貼られてたグリーンの発色のきれいなタイル。

 

 

床面はちょっとレトロ模様のタイル。

 

 

渋い茶色のタイルと足元は緑の布目タイルのツートンがきれいなお家。

 

 

 

 

 

 

 地下鉄田辺駅の階段降り口にびっしりと貼られてたタイル。

深みのある青緑色の濃淡に褐色が混じり、良い風合いだった。

 

 

 

 

線路内の壁に貼られてたタイルも濃紺とグリーンの発色のいいタイル

 

 

 

 

面格子もいろいろ見つけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

面格子とタイルと石貼りの壁面。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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オープンナガヤ2018

2018-11-12 | 建築巡り・街歩き【大阪】

 

先日、北加賀屋のイケフェスのイベント時に手に入れたオープンナガヤのガイドブックを見て、興味をそそられたので

今回初めて長屋巡りに参加してみた。

オープンナガヤはイケフェスより歴史が古いそうで、今回で第8回目とのこと・・知らなかった;

最初にやって来たのは天下茶屋にあるシェアアトリエのカエルハウス。

 

 

びんみんさん、Oさんにお会いできるかな?と伺ったが、Oさんはちょうど外出中とのこと。

アジアたてもの文庫では面格子写真展が行われていて、写真を見せて頂き、

手作業でされたという建物のリノベーションのお話も聞かせて頂いた。

壁面を河内長野産の杉材で造られた書架が囲む。

 

  

梁がむき出しになった天井は意外に細い梁、壁にはトタンも使われてるそうで、ツギハギ感のある面白い天井が見えた。

 

 

2階には三つ部屋があって、他の部屋もそれぞれ訪問。

古道具マーケットではOさんの出された照明パーツ(何に使うか考え中)と

南部鉄器のリアル過ぎるカエルの鍋敷きを購入。

こちらはトヨクニハウスに住まれてる方が出されてたもので、トヨクニハウスの楽しそうな暮らしぶりについても

いろいろお話を聞かせて頂けた。

 

 

Oさんの郵便受けの写真展も素敵!!

 

 

この後、阿倍野に移動。昼の1時は過ぎてたので

スパイスカレー屋さんの長屋へ真っ先に行ったが、列ができてたので、「昭和5丁目の長屋」へ

 

 

昭和7年に建てられた長屋をできるだけ元の形に戻して改修されたそう。

 

 

玄関ホールのこちらの壁は漆喰を磨いて仕上げた壁だそうで、つるつる。

プロの職人さんに頼まれた部分と自身で手掛けられた部分もあり、

こちらで住まわれてるわけでもなく、趣味でリノベーションを楽しまれてるのだとか。

う~ん、贅沢な趣味だなあ。

 

 

2階の土壁も当初の壁に戻してから手を加えられたのだそう。

 

さっき並んでた長屋のカレー屋さん、「げしとうじ」へ戻ってみたが・・

列がないと思ったら、カレー売り切れ;がーーん

 

 

こちらは桃ヶ池長屋のひとつ、2階は設計事務所で1階では奥さんがカステラを売られてるという。

玄関先では子供たちが遊んでいて、見学の私たちが来ると、可愛い女の子が中を案内してくれた。

 

 

玄関を入ると、あまり長屋に似つかわしくないタイル貼りの暖炉。

以前に住まわれていた方が改装時に入れられ、洋風の部屋にして使われていたそう。

 

 

凝ったガラスが入った建具が素敵。

案内してくれた女の子。

 

 

この坪庭もいいなあ。

 

 

2階は設計事務所になっていて、物干し台から外を見ると、周囲も屋根の連なった長屋がひしめいてるようだった。

 

 

同じ桃ヶ池長屋の飲食店と陶器屋さん

やっとお昼にありつける、と思ったら、ここも終了してた;

 

 

器屋さんの店内。

 

 

造園屋さんのおしゃれな店先。

 

 

路地の奥にあった長屋、ヨシナガヤ00X桃ヶ池の長屋。

 

 

 

 

 

 

そして寺西家阿倍野長屋へ。

こちらは長屋で全国初の登録有形文化財となった建物で、4つの異なる飲食店が入っている。

このうちのイタリアンキッチン混へは以前食事で入ったことがあった。

 

 

ちょうど15時半からの1時間は内覧可能だったので、中国料理のAKAの店内へ。

 

 

細い黒竹があちらこちらにあしらわれた店内。

 

 

テーマカラー?は赤と黒のようで、大人っぽいシックな雰囲気。

 

 

2階も、天井はふんだんに使われた黒竹。

長屋なので、間取りは以前に入ったイタリアンの混と全く同じのようだったが、内装は

お店それぞれ特色が出ているようだった。

 

 

その長屋の向かいの寺西家住宅ではちょうど講演会が終わったところで、

こちらの住宅も内観させて頂くことができた。

手前の洋館が気になっていたので、洋館の中も見せて頂くと、上部に緑色のステンドグラスの入った洋風の縦長の窓が

二つ並んでいて、部屋の真ん中には大きなシャンデリアが。

家の方に伺ってみると、シャンデリアは朝日新聞本社の社長室にあったものだそうで、解体時に譲り受けたものだとか。

 

 

お庭の方も見せて頂いた。

 

 

壁や地面に瓦がふんだんに使われていて、壁には瓦で面白いデザインが描かれてた。

リサイクル瓦?

 

 

この後、田辺の方へ移動して、書店になっている築82年の長屋を見学。

 

 

 

 

こちらの長屋は玄米カレーとチャイのお店。

 

そろそろ日も暮れかかってきたので帰ることに。

この日は様々なタイプの長屋のリノベーションや長屋での暮らしぶりを垣間見ることができて楽しかった。

まだまだ他の地区にもたくさんの再生された長屋があるようなので、又の機会に訪れてみたい。

 

 

 

 

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イケフェス2018【ピース大阪(大阪国際平和センター)】

2018-11-11 | 建築巡り・街歩き【大阪】

 

イケフェスの続き、、

イケフェス最終日、朝一にやってきたのはピース大阪(大阪国際平和センター)。

市内中心部の近代建築は何度か訪れたところばかりなので、

この日はちょっと外れた所を制覇しようと地下鉄1日券を購入。

10分ほど前に着くと先着順のツアーに参加できた。

 

 

大阪国際平和センターは平成3年、コンペで選ばれた当時の若手建築家集団シーラカンスにより、

大阪市都市整備局営繕課の協力のもと設計、建設された。

 

 

この日は館長さんによるガイドツアーに参加し、「大阪空襲を語り継ぐ平和ミュージアム」としての

展示内容についてのガイドを中心に90分間の見学だった。

興味深い内容だったけど、9割方が展示内容についてだったので、もう少し建物の説明を聞かせてもらえればよかったかも。

 

 

館内には複雑な屋根の形状を支える何本ものコンクリートの柱が立つ。

 

 

展示室の一つは壁面が波打つガラスブロックになっていて、外からの淡い光が射しこんでいた。

 

 

各階をつなげる長いスロープ

 

 

階段ホールは窓はなく、細く入ったスリットから光がもれる。

 

 

普段は非公開の屋上も案内して頂けた。

三角形にとがった屋根裏部屋?がいくつか。

 

 

屋上から下りる途中で、複雑過ぎる屋根の形状を見ることができた。

屋根は多様なものの集合体を表わし、それは平和を意味しているとのこと。

 

 

中庭をぐるっと取り囲む形で建物が建つ。

 

 

家具もデザイン性豊かなものが多く、屋上へ出る前の廊下には背もたれが所々についた

長く連なったベンチが面白い。

 

 

視聴覚室には目の覚めるようなブルーの華奢な脚のついた椅子。

 

 

丸い座面にひとつひとつ違うデザインの背もたれのついた椅子もユニークだった。

 

 

 

 

アルミのこの椅子もおしゃれ。

 

 

中庭には大阪大空襲の死没者を追悼し、平和を祈念する場があり、1万5千人のこどもたちが

平和を願って描いたタイルが壁面を彩っている。

 

 

 

 

この陶器の椅子もユニーク。

 

 

中庭を取り囲む建物を見上げたところ。

 

 

展示室の波打つガラスブロックの外側は玄関へのアプローチになっている。

 

 

 

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智積院会館

2018-11-10 | 建築巡り・街歩き【京都】

今月の建築講座で訪れたのは京都東山七条にある智積院会館。解体前の見学。

昭和41年に増田友也設計により建てられた鉄筋コンクリート造の宿坊建築。

建物は抽象表現主義といわれるもので、宿坊建築の中でも最も芸術的なものだそう。

 

 

玄関ポーチの軒を支える柱

 

 

 

 

 

 

 

 

大広間

 

 

大広間の天井は格天井になっていて、カラフルなアクリル板が入れられている。

当初は天井裏から蛍光灯で照らされていたそう。

 

 

それぞれの桝が深くて、カラフルな色使いの天井を遠くまで見渡せない。

 

 

宿坊とは思えないモダンさ。

極楽浄土をイメージしたものだそう。

 

 

そしてらせん階段を上がって屋根裏の見学へ。

 

 

放物線を描く柱。

薄い貝殻状のシェル構造で造られているため、コンクリ―ト造りだけれど軽やか

 

 

アーチが美しい屋根裏

 

 

 

 

柱の付け根

 

 

 

 

 

 

屋根を外観からみるとほんとに宙に浮いてるかのよう。

 

 

こちらは同じ敷地内にある京都で最も古い鉄筋コンクリートの建物、元京都市美術工芸学校。

 

 

 

 

敷地内では早くも色づく紅葉もちらほら見かけた。

 

 

帰りに立ち寄った国立博物館の正門。

 

 

甘春堂で抹茶パフェ。

 

 

帰りは七条から四条までぶらぶら歩いて帰った。

 

 

いい感じのタイルもちらほら見かけた。

 

 

 

 

 

 

面格子とタイル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半兵衛麩の洋館部分。

 

 

大正13年に建てられた旧村井銀行五条支店。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モザイクタイルが上の方までびっしり貼られてた千代の苑

 

 

 

 

雰囲気ある路地。

 

 

提灯の明かりがいいなあ。

 

 

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マジョリカタイルがデザインされた台湾タイルスタンプ

2018-11-08 | 趣味その他

 

徐さんにお土産に台湾タイルスタンプを頂いた。

これは、台湾タイル博物館のミュージアムグッズとして販売されてるもの。

可愛い!!

マジョリカタイルのデザインがそのままスタンプになってるなんて、タイル好きにはたまらん。

スタンプに使われてる木材はヒノキで、箱を開けるとぷーんとヒノキの良い香りが漂ってくる。

博物館のある嘉義の町はかつて、ヒノキの古都とも呼ばれ、阿里山から切り出された木材の集積地となっていた。

その阿里山奥の樹齢千年を超えるヒノキを使って作られた手作りのスタンプだそうで、なんだか有難い。

それをミュージアムグッズとするなんて、ナイスセンスだなあ。

  

 

全部で8種類もあるスタンプ

 

 

それぞれのスタンプの元になってるマジョリカタイルのデザインのいわれやそのタイルが貼られてる建物などの解説が

詳しく書かれているのもうれしいなあ。

 

  

このスタンプを陶芸で模様として使おうか?

スタンプのデザインをそのまま利用して、ミニミニマジョリカタイルが作れるかな?

とか、利用方法を考え中。

 

 

パッケージもセンスがいいな。

 

 

更に、可愛いピンバッジも。

 

 

これは台湾タイル博物館のシンボルマークとなってるマジョリカタイルのデザイン。

 

 

これは台湾で最もよく使用されてるマジョリカタイルのデザイン。

「サファイアの祝福」と名付けられてた。

こんな風にタイルを小さなピンバッジにすると一層可愛い!

徐さん、たくさんのお土産をありがとうございました。

 

 

ちなみに私は、今回の和製マジョリカタイル展を勝手に記念して、ダントーのマジョリカタイル写しのミニタイルを製作。

 

 

一つずつ裏にマグネットをつけて、タイルマグネットに仕立てて、幾人かの方々にもらって頂いた。

無理やり押し付けられた方、すみません・・冷蔵庫に貼って?使ってください。

 

 

 

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ダイハツ陶芸教室作品展

2018-11-07 | 陶芸&タイル作り

今年も陶芸教室の作品展が先週から今週いっぱいまで開催中。

今日は当番だったので行ってきた。

 

 

他人の作品はアップで載せれないけど、今年もみなさん力作揃い。

このお茶碗でお抹茶を飲んでみたい、と思わせるような抹茶茶碗から、リアルな果物と透かし彫りの籠を陶器で表現したものや、

迫力のある鬼瓦、組み絵タイル、透かし彫りの照明カバー、めちゃリアルで可愛い小鳥が貼り付いた壺は、

バードカービングされてる方が自作の木型で鳥を象って作ったものだそうで、

いろいろと自分では考えつかないような作品を観ることができて刺激をもらった。

 

私はこの前完成したオリジナルマジョリカタイルを貼ったチェストを出展。

 

 

台には乗らない大きさだったためか、作品でなく、この部屋の備品と思った・・と

言われて驚く方も;

 

 

途中、池田市長さんも登場。

 

 

私はなにげにマジョリカタイル展のチラシを置いて、食いついてきた人に宣伝活動も。

常滑なのでなかなか行くのは難しいけど、タイルに興味を示してくださり、愛知に行くついでに絶対寄る

と言ってくださった方もおられてうれしかった。

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京都を案内する

2018-11-06 | 建築巡り・街歩き【京都】

イナックスライブミュージアムでの講演会&内覧会に参加させて頂き、懇親会の後は常滑で1泊、

翌日は徐さんをぷにょさんと京都へ案内するお約束をしていた。Tさんも助っ人に来て下さることになり、

常滑をまだ見ていないという徐さんを常滑散歩道をぐるりと一周案内した後、京都へやって来た。

 

この日の行程は、

近代建築目白押しの三条通りを建築ウォッチング ↓

京都ならではな町屋カフェにて昼食 ↓

錦市場を見物しながら四条烏丸へ ↓ 

さらさ西陣でお茶しながらマジョリカタイル見学 ↓

マジョリカタイルいっぱいのベーカリー、チップルソンを見学 ↓

船岡温泉でマジョリカタイル&銭湯体験 ↓ 

金閣寺を見学 ↓

歌舞練場の外観見学&先斗町を歩く ↓

喫茶築地の泰山タイル他を見てもらう ↓

新京極でお土産を見つつ、錦天満宮へお参り ↓

びすとろ希味で食べきれない夕食 ↓

京都は初だという徐さんに、ぷにょさんといろいろ悩んだ末、渾身の?プランを立ててみた。

 

 

まずは三条通りの建築ウォッチングから。

中京郵便局をはじめ、京都文化博物館他、近代建築巡りを楽しみ、

家邊時計店では中の金庫室や素敵な螺旋階段も上がらせてもらうことができてよかった。

 

 

お昼は京町屋のomo cafeで、創作料理のomo cafeごはんプレートを。

元乾物屋さんだった町屋だそうで、坪庭があったりと雰囲気もよく、プレートも美味しかった。

その後、観光客でごった返す錦市場をひやかし歩く。

 

 

移動し、さらさ西陣へやって来た。

元銭湯だったカフェ、さらさ西陣は台湾のタイル好きの中でも有名で「聖地」と呼ばれるマジョリカタイルスポット。

徐さんも、行きたかった場所だそう。

 

 

銭湯の浴室だった壁面にはびっしりとマジョリカタイルが残されている。

こんなにびっしりとふんだんにマジョリカタイルが残されてる元銭湯は日本でもここだけ。

 

 

タイミングよく、お客さんが出ていかれ、空いてきたので徐さんも思う存分写真を

撮れたようでよかった。

 

 

ここの壁面の部分、全タイルが揃ってる~

 

 

 

 

洗面台に貼られたタイル。

 

 

深くてきれいなグリーンと、発色のいいピンクがかわいい。

 

 

 

 

さらさ西陣でゆっくりした後、並びにあるベーカリーのチップルソンへ。

ここは船岡温泉に隣接する建物で壁に特殊温泉の文字があるので以前は温泉施設だった模様。

 

 

玄関のスクラッチタイルの下にはマジョリカタイルが一列

 

 

お店の方にお断わりして中のマジョリカタイルを見せて頂くことに。

  

 

マジョリカタイルは腰壁にびっしりと、とても華やかなデザインのものが数種類貼られている。

ヒイラギのような葉のついたクリスマスっぽいデザインのものや花綱モチーフ、雷紋のボーダータイル

 

 

別の壁面も花尽くし。

 

  

 

 

そして前回来た時には気付かなかった、厨房スペースの足元にもこんなマジョリカタイルがあった。

以前、京橋で破片を拾ったマジョリカタイルと色違いの同じデザインだー。

 

 

そして、船岡温泉へ。

ちょうど船岡温泉へテレビクルーが来ていたので、タイルネタの取材なら、徐さんを出してもらおう、

と伺ってみたが、電気風呂発祥の地ということで取材に来られてたようで、出してはもらえなかった;

 

 

船岡温泉も事前に、時間外に見学&撮影をお願いしていたのだけど、一般の見学は全く受付けてないと、

かたくなに断られてしまっていたので、タイルは銭湯へ入ってもらって、見るだけ。

かろうじて入口のこのタイルは自由に撮れるようだった。

 

 

皆がお風呂に入ってる間、私は辺りを少し散策することに。

ちょっと変わった家を発見。

 

 

玄関扉の透かし彫りの装飾や欄間のデザインが変わってるなあ。

 

 

妻飾りに丸窓か?と思ったら、丸い陶器のようなものが入れられてた。

 

 

 更に2階の外壁には、こんなタイルも並んで貼られてた。

 

 

その後、別のお宅で、塀に使われてたタイル。

 

 

きれいな釉薬だなあ。

 

 

こちらのお宅は大きめのスクエアタイル。

 

 

立派なふっくらタイル。

 

 

明治湯という銭湯も近くにあった。

 

 

明治湯の玄関先のタイルをチェック。

小さな花模様のレリーフタイルが可愛い。

  

 

タイルに囲まれた建物。

西日を受け、タイルが輝く。

 

 

ガラスブロックとタイル。

 

 

 

パズルタイルも

 

  

このタイル、味わいあるなあ。

 

 

船岡温泉から皆が出た後は、金閣寺へ。

初の京都ということなので、京都らしい観光スポットも折り込もうと思い、やって来た。

 

 

 

 

その後、地下鉄で移動して、三条へ。

歌舞練場のタイル。

 

 

先斗町を通って、四条までやって来た。

 

 

そして築地へ。

マジョリカタイルとは違うけど、この乱貼りタイルの美しさも見て欲しかった。

 

 

 

 

この後、新京極をお土産屋さんを見ながら歩いて、錦天満宮へお参りし、

 

 

最後にビストロ希味へ夕飯を食べにやってきた。

ネットで知ったお店だけど、リーズナブルなコース料理が、驚くほどいっぱい出てくるとか。

途中で、とても食べきれなくなってギブアップしつつ、最後のデザートはこの三品セットを完食。

後で聞くと料理はなんと19品出てきてたのだそう。

 

あっという間の一日で、徐さんともお別れの時に。

又の再会を願いつつ京都案内もお開きに。

以前訪れた嘉義ではとてもお世話になって、いろいろと案内して頂いたので、

日本に来られた時にはそのお返しがしたいと願っていたが、今回はそれが叶えられてよかった!

 

 

 

 

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和製マジョリカタイル展・オープニングイベント「台湾タイル博物館 館長徐嘉彬氏講演」

2018-11-04 | 美術館・ギャラリー他

INAXライブミュージアムにて、「和製マジョリカタイル展」が開催中で、

先週にあったオープニングイベントへお招きされ、行ってきた。

オープニングイベントでは台湾タイル博物館の館長、徐さんが台湾のマジョリカタイルの歴史や活用事例などについて

講演してくださった。

 

 

徐さんは学生時代だった20年前から、解体される古民家からマジョリカタイルを救出し、保存、再生してこられた

1枚のタイルを救出、保存、再生するには約2か月も要する。タイルの裏面からモルタルを剥がし、

釉薬の裏まで染み込んだカビを取り除く作業は根気のいる重労働。

それらの作業を重ね続け、現在は約5千枚のタイルを保存されている。

その収集のきっかけとなったのは現在の奥さんのハートを射止めるためだったという、ほのぼのしたエピソードを交えながら

素人の私たちにもわかりやすい講演を聞かせて頂けた。

 

 

台湾マジョリカタイルは三合院という伝統住宅や赤れんが建築との融合、更には家具との融合など、日本や他の東南アジアでは見られない

台湾独自の使われ方をしていて、

タイルのデザインも果物や花など、それぞれの図案にさまざまな願いが込められた吉祥を表わしているというのも台湾ならでは。

これらのほとんどは日本で作られた和製マジョリカタイルなのだ。

大正から昭和初期という短い間に日本で作られていたものだけど、現在日本にはほとんど残っていないという貴重なマジョリカタイル。

 

 

徐さんの活動は保存だけにとどまらず、古民家を修復するために必要なマジョリカタイルの復刻版の開発も手掛けられ、

更には教科書メーカーと協力して、学校教育の中でもマジョリカタイルの歴史なども取り入れるという取り組みも。

子供の頃から美しいものを愛でる心や古く価値のあるものを大切にする心を育もうとする取り組みは素晴らしいなあと思った。

それにかつて日本で作られていたものがこんな風に他国の教科書で紹介されるなんて、うれしく、光栄なことなんじゃないかなあ。

 

 

今回は展覧会開催前の関係者と先着数十人の方のみの講演会だったけど、

一般のたくさんの人にも聴いてもらえる機会があればなあと、パネル一枚の展示では

なかなか台湾タイル博物館のすばらしさは伝えきれないのではないかなあ。とちょっと心配;

・・と、これは台湾タイル博物館推しの自分目線だけど。

展覧会では他にも、ダントーさんや個人の方所蔵の珍しいマジョリカタイルコレクションや、当時のマジョリカタイルのカタログ、

リクシルさんが開発された復刻マジョリカタイル、世界へ渡った日本のマジョリカタイルについて、

更にはマジョリカタイル回廊(パネル)など、インスタ映え?!スポットも出現していた!

   ↓      ↓     ↓     ↓     ↓

【企画展】 和製マジョリカタイル―憧れの連鎖 Japan-made Majolica Tiles―Trail of Inspiration
【会 期】2018年11月3日(土)~2019年4月9日(火)
【会 場】INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」企画展示室
【休館日】水曜日(祝日の場合は開館)、2018年12月26日(水)~2019年1月4日(金)
【観覧料】共通入館料にて観覧可 (一般:600円、高・大学生:400円、小・中学生:200円)
【主 催】INAXライブミュージアム企画委員会
【協 力】株式会社Danto Tile、台湾花磚博物館、コンフォルト(建築資料研究社)
【展示デザイン】GENETO

 

講演会、内覧会を楽しんだ後は、タイル業界の重鎮の方々や、研究者の先生方、タイル本を書かれた有名人の方々に混じり、

ぷにょさんと一緒にただの一主婦の私も懇親会に参加させて頂いて楽しませてもらった。

このような機会を与えて頂いたリクシルさんに感謝致します。

 

 

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