蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

青いコチョウラン  (bon)

2012-03-25 | 日々雑感、散策、旅行
 読売新聞の今日(日曜日)のコラム「編集手帳」に、この話題があった。 
千葉大大学院の三位正洋教授(植物細胞工学)らがこのほど発表した。従来存在しなかった
青色の花色をもつコチョウランの作出に世界で初めて成功したのでした。 この研究は、千葉大学と
大阪の企業との共同研究の成果であり、ツユクサ由来の遺伝子を、遺伝子組換えにより、
コチョウランの培養細胞に導入し、個体再生および開花に至ったものであるという。

青いコチョウラン
(ネットから借用しました)

 
 青い花といえば、ちょっと前にサントリーがオーストラリア企業と共同開発した 
青いバラ「ブルーローズ」が話題を呼んだ。 同社は、バラの前に1995年に青いカーネーションを
ペチュニアの青色遺伝子を用いて、それから4年後に、パンジーの遺伝子から青いバラの開発に成功し、
2009年に商品名「ブルーローズ・アプローズ」として市販した。

 また、昨年には千葉大学の同教授で、「青いダリア」の開発にも成功していたという。
これら、青色色素をもたない植物(花)に遺伝子組み換え技術による新種開発が盛んに行われていることが分かる。

 
 前出の「コラム」では、花言葉に触れている。青いバラ、青いダリアとも英語で
「不可能、あり得ない」の意味であり、永田町の花壇に適用して、「前に進む政治」は、
いまだブルーローズなのか・・と。 そして、普通のダリアの花言葉に「移り気、不安定」
というのがあり、こちらは、政権与党に送ってみたい花である・・・と締めくくっていた。


「青い」といえば、青色発光ダイオードも話題が噴出した。 もう、20年近く前に発明された
この青色LEDは、これまで発光ダイオードの数々の利点がありながら「青色」の明るい光を
発光させることが出来なかったため、この発明は産業界に大きなインパクトを与えた。

青色発光ダイオード
(こちらもネットから拝借)


発明者が特許料訴訟を起こし、別の話題が沸騰した記憶をお持ちの方も多いでしょう。
その後、2004年、東北大学で、より価格が安い酸化亜鉛を用いた青色発光ダイオードの開発に成功し
普及に弾みがついた。


 いつもながら、ここで終わらずにこの「青」にこだわって、更に調べてみたくなった。
青・・がイメージする意味には、希望・冷静・平和などがあるが、陰気・憂鬱などの意味もある。
ブルーマンデー、マリッジブルーなどという。

 そこで、さらにネットをブラウズして行くと、青に関する習慣的な事柄が沢山あることがわかった。
その内のいくつかを、列記してみると、労働者を「ホワイトカラー」と「ブルーカラー」などに分類したり、
半ドンの土曜日はカレンダーで青色である。日曜日は赤、平日は黒色。
サッカー日本代表のユニフォームは「サムライブルー」。高貴・貴族などの意味から、
「ブルーリボン」など。 ブルーマウンテンは珈琲。 色味から呼ばれる「青天」は
潔白につながる意。その他、まだあります。ブルートレイン、ジンベースのカクテルに
ブルームーンというのがある。 映画の「青い山脈」は、青がまだ若い・未熟であるとの意から
青春物語というのであろう。
この記事は、まだ青い・・、とか青二才というのもありました。

 青について、まだまだあるでしょうが気が付かれたらコメントにてお知らせあれば幸いです。


曲は、ガーシュインの ラプソディー・イン・ブルーで~。








コメント (2)
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