台風13号の接近予報に負けず、決行した9月8~10日の、蓼科農園 ”秋の合宿” は、例年
「かぼちゃ祭り」と称していましたが、今回ばかりは急遽「スイカ祭り」と看板を掛け変えました。
誰も予期していなかった、うれしい誤算で、畑には、市販でも大きい部類のがっちりとした
“スイカ”が、ごろごろ出来ていました。 近寄ってみると、いくつかは、動物が先に食べていま
したが、まだ、たくさん残されて、しかも、ちょうど食べごろ・・こんなgood timingはめったに
ないのでは?
スイカは、これまで、かれこれ5~6年作付けしていますが、小さなうちに、草刈り機で、刈って
しまったり、少し出来ても動物に食べられたり・・ 昨年でも、ようやく1個 手ごろな
”完成品?”が出来ましたが、色、味ともにまだ薄く ”やはり素人はこんなものか!”などと
誰もが諦めていたからでした。
畑のスイカ(ごろごろ) 一番大きいのを試食(10㎏超)
スイカをメインに 大収穫
出発日未明に、台風は温帯低気圧に勢力ダウンしたものの、天候は不安定で雨が降ったり止んだ
り・・。 到着した蓼科農園では、小雨の中 コスモスの揺れ咲く群れに癒されて、早速雨具を着
ながらの除草作業に入り、夕方少し早目に、スイカ1個と今夜の食材を採ってこの日は上がりました。
到着直後の 雑草天国の蓼科農園その1 その2
農園付近では、ひときわ鮮やかな黄金色に輝く稲穂の波と、白い花咲く蕎麦畑、空高い秋の雲の
コントラストが 美しい絵画のようでした。 畑では、コスモス、ススキ、ワレモコウなどそして
オミナエシなども見られる別天地のようでした。
黄金色鮮やかな稲穂の波
コスモス(われもこう) すすき
作物の状況は、既に収穫が終ったジャガイモの7畝は、雑草の遊び場ですが、スイカ、かぼちゃ
の他、これから収穫を期待する、元気なサトイモ、サツマイモ、黒豆が大きく成長して頼もしい
感じです。 もちろん、ピーマン、万願寺トウガラシ、なす、べーなす、ミニトマト、ダイコン、
ねぎ、ゴボウなどなども大豊作でした。
これらの自作野菜をふんだんに使った、夕食の愉しみと感動は、何物にも代えがたいものがあり
ます。 みんな満足・・でした。
さといも さつまいも
くろまめ
ただ、これほど豊作のスイカ、大阪方面をはじめ蓼科農園メンバーに是非送り届けたいところ
ですが、何せ、5~8kgもあるスイカなので、梱包もかなわず涙を呑んで、お話だけをお届け
することとなりました。
膝までもある雑草も、きれいに整理されスッキリと畑は蘇りました。除草された畝には、葉物
野菜の種まき、ハクサイ苗を植え付けしたほか、新しい2畝には、タマネギ、にんにくを植え、
さらにタマネギ苗用の1畝をマルチ掛けして今回の作業は無事終了しました。
スッキリ蘇った蓼科農園 元気な青年たち
八ヶ岳連峰と秋の雲
天狗岳 硫黄岳 横岳 阿弥陀岳 権現岳
(右前:峰の松目) (奥に赤岳)
お楽しみオートスライドです。(5分20秒)