蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

名前の由来  (bon)

2017-08-11 | 日々雑感、散策、旅行

        今日、8月11日は、2回目の「山の日」です。お天気がイマイチですね。
        テレビでは、2017年に因んで 2017mの雲取山を映していました。
         北朝鮮、アメリカから連日過激なコメントが飛び交っています。
              ダウが大幅に下落しています。

 

 先日、本を読んでいましたら“ボストンバッグ”というのが出てきました。 
そういえ
ば、最近はボストンバッグを持っている人を見かけなくなったなぁ~と思い、
少々郷
愁に似た感じを覚えました。 底が長方形で硬く、上に丸くふっくらと伸びて、
天チャ
ック、2本の持ち手がしっかり・・のアレです。  昔は、旅行などでもっぱら
お世話になっ
た、あのカバンです。

        ボストンバッグ  
          

 

 ところで、あのカバンのことをなぜ、ボストンバッグというのでしょうか? 
いつもな
がら、どうでも良いことに気が行ってしまいました。ネットを見てみましたが、
いろんな
ことが書かれていて、どれが本当なのか判別できないでいますが、どうやら
以下の解釈が
妥当ではないかと思うに至りました。 すなわち・・

『その昔、アメリカ、ボストンの大学に通う学生が、教科書など重い本をたくさん入れて
持ち歩いていたカバンをまねて、日本のメーカーが戦後製造・発売したカバンである。
その名を ボストンバッグ と名付けた。』   boston bag は、和製語で、このカバンは、
traveling bag などと呼ばれているそうです。 

 
 で、調子に乗って、いろいろとサーフして行くうちに、「おもしろ由来辞典」なるサイ
トに入りました。そこには50音で検索するほどたくさんの名前(言葉)の由来が集められ
ていました。 サントリー(赤玉+鳥居)、ブリヂストン(石橋)はよく知るところです
が、この他いくつかをピックアップしてご紹介してみます。

  ・ユニクロ あのお馴染みのお店ですが、UNIQLOとなっていて、なにが基になって
いるのか、分かりずらいですね。  Unique Clothing Warehouse がその意味ですから、
UNICLOとなるべきなんですが、誰かがCQとして、それが面白いから・・だそうです。

  ・ローソン そうです、あのコンビニです。もともと、J・J・ローソンという人が始
めたお店で「ローソンさんの牛乳屋さん」といわれて人気を呼び、日用品なども扱うよう
になりチェーン展開することになった・・とありました。 人の名前なんですね。

  ・toto  これは簡単ですね。九州に本社がある東洋陶器、その後 東陶機器に変更
されましたが、その頭文字から toto とされたとありました。ここには、面白い作り話が
書かれていました。「もともとTOTOとINAXはひとつの企業で、兄弟が別々の会社として
独立した。兄が経営する会社は、ANIをひっくり返してINAX、弟が経営する会社はOTOTを
ひっくり返してTOTOになった。」?!

  ・ポン酢  鍋物に重宝するアレです。 即席などでは、お酢を入れたりもしますが、
本来は、酢は使用しないんですね。 柑橘類の果汁のことをオランダ語で PONSという
そうで、これが変化してポンズ、さらにズを酢にしたのだそうです。 ミカンなどの
ジュースに「ポンジュース」というのがありますね。

  ・メロンパン  なぜ、これをメロンパンというか? これまで、不思議に思いなが
らぱくついていたものでした。 広島のパン屋さんで生まれたのだそうです。当時は丸
ではなく紡錘形だったとかで、これは、洋食店でライスを盛るときに使う型を使って焼い
たためで、その上にビスケット生地を乗せ、縦に数本の溝を付けて焼いたのがはじまり
でした。
この形は、当時よく食べられていた「マクワウリ」(メロン)に似ていたとこ
ろから「メロンパン」として発売されたとか。

  ・au ケータイの電話会社です。ネーミング開発の専門会社によって作られたそうで
す。auの名前は「会う」と「合う」を意味しており、「『会う』に始まり、『合う』に
行き着く」というのが由来で、携帯電話を通じて様々な出会いが生まれ、様々な価値が
集い合うという願いが込められている。とありました。

  ・docomo auが出たなら、当然出てこないといけない名前ですね。こちらも、同じ
ネーミング会社による名前なのだそうですが、ちょっと難しく、Do Communications
Over The Mobile Networkの頭文字をとったもので、携帯電話のネットワークを通じて、
豊かなコミュニケーションを実現したいという願いが込められている。とありました。
どこも、かしこも~ではありません。

 

 “名は体を表す”などといいますが、確かに、その側面はありますし、名前すなわち
ネーミングによって、知名度や販売力が上がったりする事実を見ますと、そのモノを
唯一特定するだけでなく、大変重要な要素を含んでいることがわかります。

 

 

 

 

 

 

コメント
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