蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

板混定期演奏会‛19  (bon)

2019-07-29 | 日々雑感、散策、旅行

 つゆ明け?と共に気温が急上昇した土曜日(7/27)は、コンサートを楽しんできました。

 今回第41回定期演奏会は、板橋区混声合唱団創立40周年記念の演奏会でした。
団長w氏のお招きを受け、板混の楽しい企画・構成によるすばらしいハーモニーを楽しま
せていただきました。

外は暑いコンサート入り口        プログラム
 

 

 冒頭、板橋区長(合唱団理事長)のご挨拶を受けて、すぐに第1部が始まりました。
モーツアルト作曲「戴冠式ミサ」は、輝く衣装の板混合唱団に ソプラノ、アルト、テノー
ル、バリトンのソリスト4名に オーケストラ(東京フォルトゥーナ室内管弦楽団)が加わ
り、ステージいっぱいの豪華コンサートでした。

 美しい旋律と晴れやかに響く合唱、管弦楽の調和の流れに、館内は重厚な中にも華やか
な響きいっぱいに包まれたのでした。

       第1部モーツアルト曲「戴冠式ミサ」
              

 

 休憩をはさんで、第2部は趣向を変えて「日本抒情歌曲集」として、お馴染みの「かや
の木山の」、「待ちぼうけ」他の懐かしい曲に、ひと時郷愁を覚えるのでしたが、テン
ポ・強弱がうまくアレンジされ楽しく新鮮なコーナーとなりました。

       第2部 「日本抒情歌曲集」
       

 

 第3部は、板混40周年を記念し、作曲家三宅悠太氏に作曲を委嘱された新曲、混声合唱
曲集「木に寄せる5つの歌」が初演されました。

 作曲家三宅悠太氏は、指揮者の高井優希氏と東京芸術大学同年の間柄で、演奏に入る前
にお二人のトークコマがあり、“木の年輪を人生に映した40周年に寄せた思いを表現した”
など、この新作にまつわるエピソードが披露され、一段と興味がそそられるのでした。

           指揮者 高井氏とのトーク 三宅悠太氏(右)        
              


 金子みすずなどによる、「木」への思いをつづった5つの詩に、合唱団の皆さんの音色
に惹かれて作曲されたという、それぞれに曲想の違った響きが醸し出され、作曲家の思い
とステージいっぱいの合唱団員の皆さんの日頃の研鑚の成果が如何なく発揮された素晴ら
しい演奏が展開されました。
 さわやかな、そして優しい流れの中に、抒情的な響きもあり、館内は一つに溶け合った
ようでした。

      第3部「木に寄せる5つの歌」
       

 

 指揮者の高井氏のリードは勿論ですが、2部、3部の高井氏とピアノの服部さんのコンビ
ネーションが演奏会を一層楽しい雰囲気に盛り上げていたように感じました。

 

 アンコールの2曲目(最後)に、いつもは、プロローグ的に演奏される板橋区愛唱歌の
「愛するふるさと」を客席も一緒に歌ってお開きとなりました。
 楽しい雰囲気も
ありがとうございました。

 

 

 ちょっと古い演奏会から・・「愛するふるさと」詩:薩摩忠、曲:山本直純

 

 

 

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