蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ジャガイモの収穫‛19  (bon)

2019-07-27 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 7月に入ってもずっと梅雨空が続く気温の低い関東地方も、ようやくその終焉が見え始
めた7/22から、今年 5回目の蓼科農園に出かけました。

 この日(7/22)は前日の晴れた日曜日から、どんよりとしたお天気に戻り、とうとう
甲府を過ぎたあたりから小雨になって来ました。 蓼科農園に着いた頃には、激しくは
なかったですが、しっかりと降っていたのでこの日は買い物だけで終りました。

 翌日は、朝からスカッと晴れて、時折 ヒグラシの声がして、木々の緑は一段と深くなり、
田圃のイネはすくすくと伸び、このひと月の変化は目にもはっきりと認識されるのでした。


 農園は、雑草天国になっていて、先月には、一面に咲いていた紫色のジャガイモの花も
落ちて、大きく伸びた茎は、だらしなく左右に広がって、まさしく収穫期を迎えていまし
た。 今回のメイン作業は、このジャガイモの収穫です。茎の根元から切り、5列のマル
チは、上に株だけ残した形に整理して、いよいよ期待の掘り起しに入りました。

     ジャガイモ掘り(収穫の喜び)
 

 形も良く、収量も多く、中には 1株で20個もついている立派な株もありました。
今回は、タワラ系ジャガイモの「マゼラン」と「ペチカ」の2種類とし、男爵などは植え
ませんでした。 200g/個 くらいの大きめのジャガイモが主流で、7㎏位入った籠が30個
も収穫でき、ザッと200㎏も採れた計算になります。期待以上の大豊作でした。

 大豊作のジャガイモ(一部)
 

 

     (タワラ系ジャガイモ)(左)マゼランと(右)ペチカ
      

 

 黒豆は順調に生育していて、雑草の除去、追肥そして茎の両側を紐で挟むように茎の
倒壊を防ぐ措置を施しました。タカノツメ、ナス、ピーマン、万願寺トウガラシなども
生え際の雑草除去と追肥、カボチャには追肥と剪定作業を行いました。
 すでに、良い形のかぼちゃが出来ていて、2個だけ収穫しました。“今年のかぼちゃは
期待できる!” 昨年は、強い日差しに焼けたのと、動物に食べられたりして殆ど収穫
できなかったのでした。 今年は、既にかなりの数の大きな実が出来ていたのと、葉が
大きく影を作っている、防護ネットがしっかりしている~などからそう思えるのでした。


 さすがに日射しは強く、じわ~っと照り付け、汗だくになりながらの作業は、やはり
年齢にこたえ、こまめな水分補給・休憩と大事をとりながらも順調にはかどりました。

      おにぎりタイム  
            


 サトイモは株元の除草と追肥そして土寄せ、サツマイモは除草、ネギなどの除草、
ゴボウには追肥、大きな葉っぱを風に靡かせていました。

 いつもより、早めに(5時頃)切り上げて、温泉を楽しみ、明るいうちにK邸に戻る・・
そんなパターンでした。

 夕食は、いつもの定番、水炊き、ポテトグラタンなどの他、今回は久々の天ぷらも
あり、中でも、剪定したカボチャの茎に着いていた萎んだ花、小さなカボチャも試しに
天ぷらにして食卓へ・・。 カラッと揚がりたてのそれらは、豊かな風味さえ感じる
“食材”だったのです。

       天ぷら(カボチャの花、子かぼちゃ アップ) 
       
                   

 炎天下の作業でしたが、みんな元気で無事作業を終え、それぞれに満足感が漂って
いました。

 青年たち                     完成  
 

 

 お楽しみオートスライドです。ご覧ください。(5‛50”)




 

コメント (4)
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