仮想通貨(暗号資産)『ビットコイン』が成立する仕組みを構成しているのは、ブロック
チェーンという仕組みがあるからですね。 当ブログでも、“ビットコイン”(2014.2.1)や
“仮想通貨”(2018.2.2)、 “デジタル通貨”(2020.7.22)と いくつかブロックチェーン
を扱った記事をアップしていますが、ブロックチェーンというのは今一つ、ストンと理解でき
ていないのですね。
ブロックチェーンを構成している技術要素は、P2P通信、暗号技術、コンセンサスアル
ゴリズム とそれぞれは、特に目新しいものではありませんが、これらの要素を組み合わせた
ブロックチェーンは、これからの新しい時代を担うシステム技術かもしれないというのですね。
(ネット画像より)
世の中を大きく変えつつあるインターネットは、今や社会インフラとして個人レベルでも
無意識に便利に使っていますが、このシステムの多くは、クライアントサーバー型と呼ばれる
データ格納や管理の中枢サーバを中心として、個々の利用端末が存在しています。これに対
して、ブロックチェーンは、いわゆるP2Pの相互接続型で、中央管理型ではないのですね。
このことが、データの信頼性が(理論上)確保され、サイバー攻撃に強くシステムダウン
を起こさない優れたシステムを構成できるとともに、システムの参加者はすべて平等の立場で、
中央権限に左右されることはないこれまでのシステムとは根本的に異なるのです。
youtubeの「中田敦彦のyoutube大学」に面白い解説がありましたので、文末にアップしま
した。 ご覧ください。 5Gの時代の四種の神器として、ブロックチェーンが重要な役割
を果たすと述べられています。
ここで、ブロック、チェーンの構成の仕組みを、ちょっとだけその概要を整理してみました。
下図は各ブロックがチェーンされている図です。 ここで、前のブロックのハッシュ値と
あるのは、ブロック全体の内容をハッシュ関数で計算した結果ですが、この時この計算結果
がある一定の決められた数値以下となるよう設計されているので、ハッシュ値を求める際に
「ナンス値」を加えて計算し、この数値以下となるナンス値を求めた結果のハッシュ値です。
ブロックチェーン
(ネット画像より)
この計算をマイニングといい、これを実際実行する人をマイナーと呼び、複数のマイナー
が競争して、正解となるハッシュ値を求めるのです。 最初に正解が求められると、これが
承認されてブロックにつながれる(チェーン)作業が行われるのです。 この作業のために、
時間がかかる欠点があり、また、すべてのコンピュータに同じデータのチェーンが保存され
るという全体から見れば無駄な作業が発生している、さらに、チェーン化されたブロックが
すべての拠点にありますから、一旦チェーン化されたてしまうと、前のデータを書き換える
ことが実質できない(修正できない)利点でもありますが欠点となる場合もあるのです。
しかし、このブロックチェーンの構想は、これまでにない新しい社会システムを創り出す
可能性を秘めていると考えられ 多方面で検討・研究が進められているといいます。
技術の詳細は難しく、理解できておりませんが、新しいトレンドとして興味あるシステム
なので取り上げてみました。
次にアップしたyoutube をご覧ください。ときどきCMが入りますがスキップしてください。
前編が終わると自動的に後編が始まります。(面白いです。)
【ブロックチェーン①】5G時代の最終兵器〜人類の未来を変える大発明〜