このところの連日報道されるウクライナの惨状には、やり場のない辛い思いに襲
われ、テレビ報道のニュースごとに各地の悲惨な光景、それは映像を一部隠しては
いても、恐ろしい惨殺が行われていることを容易に想像させて心が痛みます。
と同時に、なぜこのような殺戮と破壊が行われるのか、そして国連のロシア大使
の発言の空々しい虚言には怒りさえ覚えるのです。 420万人超の人々が国外に避難
している現実をどの様に感じているのでしょうか?
大方の方々は、これらの報道に心を痛め、暗い、重い感情がのしかかっているの
でしょう。
(ロシア)国内にいるロシア人は、ひょっとしてこのような状況は知らされてい
ないか、むしろ正反対のプロパガンダにより御されているかもしれませんが、海外
にいるロシアの人達も大勢いると思いますが、ただ嘆いているだけなのでしょうか?
(ネット画像より)
日常暗い気持ちを引きずって、それでもニュースを見たりして、さらにその上塗
りの繰り返しで元気は打ちひしがれてしまっています。
こんな状況を「共感疲労」と呼ぶのだそうです。『当事者でないにもかかわらず、
相手の気持ちに共感や同情するあまり溜めてしまう、精神的な疲れのこと』と、介
護の仕事研究所のページにありました。 介護士や看護師など、人を援助する職業
の人々が体験する心的過程のことなのだそうです。
介護の仕事研究所のページから、要点を以下に拾ってみました。
人間には誰しも「相手の気持ちになる」という能力が備わっています。 先の東
日本大震災の報道に心を痛めて具合を悪くしてしまう という一般の方も多いです
が、これも共感疲労が原因といえるでしょう。
特に介護職は、利用者の心のケアや労りの大切さを心得ていて、日々相手にとっ
ての「よいケア」を心がけている職業なので、普通の人よりもずっと共感疲労を溜
めやすい状況にあるようです。利用者と心を通わせ、親身になって思いやり続ける
ほど、疲労はどんどん蓄積していくことになるでしょう。
実際、11年前の東日本大震災発生後、大津波が家屋や車をのみ込む場面や、変わ
り果てた町の惨状など、悲劇的な映像や報道によって、被害に遭わず無事に過ごし
ている自分に罪悪感を抱いたり、無力感に陥った人が多くいたそうです。
あの時もそうでしたが、この度のウクライナ惨事は、人為的というか一方的な侵
略戦争ですからなおさら強い憤りが追い打ちをかけて疲労感が増幅されてきます。
あの破壊は、なぜなのか? 学校や病院、住宅や教会までも破壊するとは、この
21世紀で未だこのような残虐行為が、それも世界中の見守る中で堂々と行われてい
るのは狂気としか言いようがありません。
(ネット画像より)
世界中にいるロシア人たちの結束した強い批判の声を、どのようにすればロシア
国内に届けられるのでしょうか? イギリスのジョンソン首相は、ロシア語で演説
していました。
Flow My Tears -Renaissance Lute