令和4年も早や新年度に入り、昨日は入社式があった会社も多かったようです。
3/31の新聞には、県内教職員の人事異動(4/1付け)が別刷り8面にずらりと氏名
が公表されていました。先生方も新しく異動されるとともに、新入生もそれぞれ胸
を膨らませて入学式を迎えることでしょう。
成人年齢が18歳に引き下げられましたし、年金は減額、物価は上昇に転じました。
この4月は、「卯月」といいますが、もとは陰暦4月の異称なんですね。「卯の花
月」とも呼ばれ、「卯の花」(白いウツギの花)の咲く月であるところがその由来
とされていますが、他にも「植月(うつき)」でイネの種を植える月とする説もあ
るとか。
ウツギの花
(植木ペディアより)
唱歌『夏は来ぬ』でご存じの方も多いと思います。「♬うの花のにほふ垣根に、
時鳥(ほととぎす) 早もきなきて 忍び音もらす 夏は来ぬ」。そうなんですね。
旧暦の4月は今の5月頃ですから、もう初夏なんですね。晴れた日などには、つい口
ずさみたくなる歌ですね。 現実はまだ冬が残っている感じではあります。
ニッポニカに、『この月の8日を特に「卯月八日(うづきようか)」といって、
近くの高い山に登り、花を摘んで仏前に供える行事があった。また、この日は釈迦
の誕生日ともされ、その誕生仏に甘茶をかけ、参拝者はそれをもらって飲む風習が
生じた。』とあります。そうですね、4月8日は「花まつり」といって、お釈迦様の
誕生日をお祝いする行事などがありました。
英語では、 April ですが、これはラテン語の Aprilisが由来で、その意味は
ウエヌス、つまりあの愛と美の女神ヴィーナスを指しているのですね。このウエヌス
に捧げる月という意味だそうです。
ウエヌス(ヴィーナスの誕生より)
(ウイキペディアより)
4月の異名はたくさんありました。ちょっとわかりにくいのもありますね。以下
に列記します。
卯月、卯の花月、乾月(けんげつ)、建巳月(けんしげつ)、木葉採月(このは
とりづき)、鎮月(ちんげつ)、夏初月(なつはづき)
人の移動も多くなり、花も咲いて気候が良くなり何となく新型コロナのことは
ちょっと横に置いているような感じでもあるのでしょうか、ここに来て再び感染者
は増加傾向にあります・・ 巣ごもりもかなり限界に来ているのかもしれません。
が、やはり自重しておいた方がよさそうですね。
ウキウキの季節到来ですが、新型コロナの重圧に、ウクライナの惨状、それに
地震迄加わって何とも重ぐるしい、手放しで心は晴れない日常が続いています。
Pat Boone - April Love