このところ秋晴れが続く関東ですが、先の14日には20時前から定例の「38ウエブ」が
ありました。 このオンライン談話会は、会社入社同期の皆さんで構成されていて、
今回は特段の議題もなく、ただただ自由に参加し相互の「元気確認」「おしゃべり」の
会で、誰々が参加してくるかどうかも事前には不明ながらいつも楽しいそしてために
なる世間話と仲間の動静などが飛び交う団らんに似たひと時となっています。
今回は少なく9名の参加でした。
(写真がうまく撮れませんでした。)
先の7月には、入社60周年記念同期会が、想い出の研修センターで40名ほどが集まり、
久々のリアルでの再会が実現しましたので、その余韻というか より密になった相互の
感覚がまだ冷めやらず、ほんのりとした談話会となりました。
来る10/23は、電信電話記念日で、この日に因んで毎年「先輩との交流会」が都内
某ホテルで開催され大勢が集まりますが、その会に「参加する?」などの話題から始ま
り、先輩方がたの想い出話を懐かしんだり、入社当時の独身寮での話題なども楽しく
語られたりしました。
会社関連のいろんな会合がありますが、そちらの会での話などにも飛び火して盛り
上がっていました。 メンバーには、元気で行動が出来るうちはなるべくいろんな
会合に参加している‥との見上げた御仁もおられました。
東京に住みながら、愛知県の実家を守っている御仁は、それこそ一ところに留まる
ということがなく、年中いろんな活動の中にいる様が趣味の囲碁(プロ級)の各々の
会を始めとして海外勤務時代の国内外の知人・友人との会合など、せわしなく思える
ほどの日々をお送っている様子が伺えましたが、元気が何よりの基本にあり、そして
「人」が好きなんでしょうね。
愛知県のお話から、自動車のトヨタの話題に移り、当時日本には自動車を作る企業
はなく、今日の隆盛を極めるに至る技術力そしてそれを支え実現する人材の育成など、
近代日本の黎明期を構成する一つの軸として大いに評価できると共に、現時点の日本の
産業における衰退?を嘆きながら今一つの奮起を期待したいとの流れに引きずられて、
更には江戸末期の西欧の技術に大きく水をあけられている話となりました。
幕末の頃、このことに驚きをもつと共に、日本の理化学関連教育の遅れを何としても
取り戻そうとの意気込みで、明治2年に、当時江戸ではまだ彰義隊などの戦いがある
さ中であり、大阪(大阪城の近く)に、オランダ人を先生とした「舎密局(せいみ
きょく)」なる理化学専門学校を創立したのです。 後藤象二郎や小松帯刀らの有名
どころの活躍だったそうですが、この学校は長く続かなく、内容的には他の開成所に
移行したりし、本家は京都に移設され、後の京都大学の拠点となる‥などの話に飛び、
ました。
これが元になり、大正年間に当時中等学校(現在の高等学校)の先生方により、日本
理化学学会が生まれ、それが元となり今日の理科教育へと繋がって来ているとの話が
出たり、これらの歴史的エネルギーが最近では見失われているのではないかと危惧する
雰囲気ではありました。
スーパームーン '24(10/17)
(ネット画像より)
どうも最近の教育は型にはまった即戦力を養成する・・のような、使いやすいすぐに
役立つ人材育成に注力されているのではないか? これは、大学においても会社に
おいても一律的な様相にあるようで、ともすると考え方そのものも型にはめようとして
いるのではないか? そんな風にも思える‥など少々お堅い内容に移り過ぎたところで
お時間が来たようでした。
しかし、このことは、一面でしかなくさらに大事な事柄がそこに含まれているような
気がしながらお開きとなりました。
昨夜(10/17)は、ハンターズムーンと呼ばれるスーパームーンでした。
Fly Me To The Moon (2008 Remastered)