蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

北野天満宮梅花祭

2025-02-25 | 日々雑感、散策、旅行

      昨日(2/24祝日)は朝から「大阪マラソン2025」で、中心部は賑わっていました。
      後半小雪が舞う中、初出場の近藤亮太選手(25、三菱重工)が、エチオピア勢に交じって、
      2秒差の2位でゴールしました。2:05:39は歴代5位で、9月の東京世界陸上の切符を手にしました。
           市民ランナーら、3万数千人が走ったそうです。

 

 今日、2月25日は  京都「北野天満宮梅花祭」で、寒い中毎年大変賑わうようです。
京都観光公式サイトによれば、この日は、北野天神さんの『御祭神、菅原道真公の
祥月命日にあたり、
梅の花をこよなく愛でた菅公を偲び、御本殿に「梅花御供」を
供え、厄を祓う祭典が斎行される。また、太閤秀吉公が主催した空前絶後の北野大
茶湯にちなみ、境内の梅苑に野点の席が設けられ、上七軒の芸舞妓さんによる茶の湯
のお点前が披露される。宝物殿も特別に公開。』とあります。 900年以上の歴史が
あるそうです。

          梅花祭
       (京都観光公式サイトより)

      野点のもよう
       (京都観光公式サイトより)

 

 菅原道真といえば、天満天神として信仰の対象となり全国に天満宮がありますが
今では学問の神様として、特に受験シーズンなどは大変賑わっています。
 道真は、右大臣まで上り詰めますが、家格が低いということもあり、出世について
中傷が絶えなかったとあり、901年には天皇廃位の咎で、大宰府に左遷されるのです
ね。梅をこよなく愛した道真は、この時、
あの有名な歌を残すのです。

      (京都観光公式サイトより)
      (私らは、・・あるじなしとて 春忘れ  と習ったようですね。)

 左遷から2年後の903年、大宰府で亡くなるのです。 墓地の上に太宰府天満宮の
本殿が造営されているそうです。923年には右大臣に復されたとあります。

 

       北野天満宮
       (同HPより)

 北野天満宮には、近くに親戚が電気店をしていましたので、子どもの頃には、何度か
この「北野の天神さん」に行ったことがあります。 小学生の頃でしたから、この
梅花祭などは知りませんでした。確か、4の付く日に縁日が出たり、夏ならば夜店が
出たり‥そんなときに連れられていった記憶があります。 親戚は、その場所を「千本
中立ち売り、七本松角」というところにあり、天神さんまで歩いてもすぐのところ
でした。
 私はこの頃にはもうラジオの組み立てなどに興味があったようです。親戚の電気店
では、ラジオの修理などで作業台にそれらが散らばっているのを見るとワクワクして
いたようでした。

                

 古都・京都の美として次のようなくだりがありました。

 江戸時代、寺町二条(現在は左京区岩倉)の妙満寺は雪景色を背景とした「雪の庭」、
東山の清水寺は月見で有名な「月の庭」、そして北野松原の北野天満宮は梅花鑑賞の
「花の庭」と呼ばれる庭があり、「雪月花の三庭苑」としてその名を馳せていると・・。
そして2022年、この北野天満宮の「花の庭」を再興し、令和再興『雪月花の三庭苑』
として、今また京都の新たな魅力を発信しているとあります。

 

     ついでに・・ベランダに咲く紅梅と手乗り黄梅
      

 

    昨日の大阪マラソン2050 (テレビ映像から)

   

 

 

 

 

京都・北野天満宮で「梅花祭」(2024年2月25日 京都市上京区) "Plum Blossom Festival" at Kitano Tenmangu Shrine in Kyoto

 

 

 

 

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