昨日(12/2)は、暖かい良いお天気で、街路のイチョウは一段と黄色く輝いているようで
した。 そんな中、“水森かおりコンサート~歌謡紀行~”に行ってきました。
テレビの歌謡番組などでも良く出演している彼女は、今年デビュー21年目だそうです。
歌謡界に入って、最初の7年くらいは、それこそ下ずみ生活だったそうですが、8年目の2002年
「東尋坊」(木下龍太郎作詞、弦哲也作曲)でようやく表舞台に出、翌2003年の「鳥取砂丘」
(木下、弦のコンビ)は、日本レコード大賞金賞ほか数々の受賞に輝き、初めてNHK紅白歌合戦
に出場し、今年14回目の連続出場を果たすA級グループの存在となっています。
パンフレットから
ステージは、昨日のコンサートが今年関東最後で、中旬の京都を一つ残すだけで、後は
テレビ、ラジオなどやはり忙しい日程のようです。楽団、司会者をはじめ照明、大道具・・
など、総勢30名ほどを引き連れて、全国を巡るコンサートは想像すると大変な事業なんですね。
それだけの所帯を、彼女が牽引している、もちろん作詞、作曲などその曲の大きさがあります
が、その歌唱力で、しかも、ステージなどでは、生身の活動そのものでみんなを支えている
・・と思うと、やはり大したことなんですね。
身長 153cmといいますから、かなり小柄な彼女は、しかし、ステージのドレス衣装からは、
とてもそうは見えず、堂々とした、そしてあの迫力のある声量からは到底想像できませんで
した。 ステージでは、楽しい話などを交えて、観客を喜ばせていたりしますが、一たび、
曲の前奏が流れると、キリットその歌の中に入った歌手としての振る舞いに変わるのでした。
途中、客席に下りて来て歌いながら、観客と握手して回るサービスコーナーでは、運よく
握手しましたが、その手の細く冷ややかな感じからはとてもあの迫力と結びつかないのでした。
満43歳の歌い手は、明るく快活で笑顔を絶やさないまだ少女のような振る舞いをしていました。
20数曲を歌った、ステージの最後は、昨年の紅白歌合戦で使った、赤い巨大な鳥にのった
金色の衣装でせり上がりながら「大和路の恋」の熱唱で幕となりました。そういえば、前日
(12/1)夜のテレビ東京「第49回日本作詞大賞」入賞受賞曲「越後水原」も、ライヴでした
から、連日の熱演で体力的にもすごいんだな~と感心しました。
あの、「鳥取砂丘」を初めて聞いたとき、その高音の澄んだ響きに引き込まれた頃から、
もう14年にもなるのですね。
花数が増えましたネアポリタナムです。
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