例年暖かい2月3日(節分)は、今年は、薄曇りの肌寒い日でしたが、幸い風は無く
穏やかな土曜日でした。 JR目黒駅集合時刻の11時までに、すでに多くが集まり、久方
ぶり・・といっても多くはせいぜい1年振りかそれより短いのに、もう賑やかに立ち
話が始まっていました。
食事処は目黒駅前ビルの2階、イタリアンでした。 コース料理では無く、めいめい
のアラカルトでしたから、飲み物、サラダ、パスタ等注文に大騒ぎとなるや、加えて
近況などの話しも飛び交い、傘寿を目前にした集まりと思えない賑わいとなりました。
ランチ風景
料理が運ばれるにつれて 静かないつもの雰囲気になりましたが、それでもみんな昔に
帰って、楽しい語らいに盛り上がっていました。
会食が終るころ、本部(大阪)からはるばる出席した幹事T氏から、今年5月の全体の
同窓会「傘寿の会」開催について、内容など アナウンスがあり、最後に『是非皆さんの
来阪をお待ちしています。』 と締めくくられました。
食後は、全員そろって、徒歩7~8分の「東京都庭園美術館」を訪れました。アール・
デコ調の 旧朝香の宮邸内では『装飾は流転する』とのテーマで、各室内ごとに手の込ん
だ細工の置物、造形などなど、日本、ベルギー、オランダ、タイ、イギリスなど30~50
歳の若手作家による斬新な作品が展示されていました。
旧朝香宮邸 玄関にて 勢揃い
ステンレス鋼の模型 洗面室に置かれたモデル
『装飾は人類と共に常に存在し、時代とともに新しい意味を伴い変化を繰り返し
ながら、生々しく流転してきた。』との解説にあるように、確かにそれぞれの時代に
人との密着した関わりの中に存在して来ているのですね。
これらの作品が、アール・デコの空間にあり、絶妙な調和を醸していました。
抽象的な作品もいくつかありましたが、こちらは今一つ理解しがたい感もありました。
土曜日ということもあって、結構人出があり、新館のラウンジは、座席が埋まって
いましたので、庭続きのテラス(外)に出て、再び長々とお茶と歓談で過ごしたのでし
た。
テラスでのお茶 庭園の白梅
楽しい話ばかりではなく、やはりこの1年という期間には、年齢に相応した身体的な
トラブルや他界した人の話題もあり、お互いが、今日このときを共に過ごせていること
の幸せを噛みしめているようでした。 また、来年も・・!
好評、オートスライドをお楽しみください。(3分弱です)
集まりも早く、楽しい食事会でしたね。
初めての朝香宮邸の見学、古き建物とコラボした現代作家のオブジェを鑑賞しながら邸内を回り、
ちょっとティタイムで談笑し、新年会を終えたのでした。