お昼過ぎ、11/15(金)としてはかなり暑く感じる気温でしたが、有楽町の交通会館内
サロンで開催されている鉄道写真展『第20回 鉄道のある情景』(京都大学鉄道研究会
主催)に行ってきました。
写真展会場
かって、職場を共にした友人Yu氏がこの会のメンバーで、毎回 魅力的なSLを配した
情景を出展されていて、これまでもずっとご招待を受け楽しませていただいています。
今回、Yu氏の作品は2点出展されていて、一つは、北海道美唄鉄道線 常盤台駅の
『石炭運送鉄道の転車台』のタイトルで、転車台に乗った後ろ向きの機関車は、まるで
黒々とした鉄の塊のようで見るからに重量級の力持ちを、1人の作業員が手押しで回転
させ、今まさに回転終了というタイミングをとらえたものでした。
1971年3月撮影とありまりましたが、モノトーンのその映像の力強さと転車台のこま
ごまとした構造がクッキリと鮮明に表現され、それらが一層迫力を添えている素晴らし
い作品でした。
もう一つは、九州肥薩線のループ路線を上る『大畑(おこば)ループを行く客貨混合』
と題した長い列車の最前と最後の機関車が頑張る姿を俯瞰したショットでした。毎日
このように定時刻に運行され、それぞれに商品・資材などの物流と人々の移動を助ける
重要な社会活動の一端を受け持っている情景がそこに捉らえられたのです。 そして
鉄道線路わきの電柱には、4~5段の腕木に、それぞれたくさんの白い碍子が配された
懐かしい電線群もクッキリと撮影され、その時代も共に表現されていました。
今回の写真展では、36点の作品が出展されていましたが、うち7作品がスイス、ドイ
ツ、アルゼンチン等の海外の珍しい写真で、鉄道世界の広がりを醸し出されているよう
でした。中に、スイス・バーゼルの市街電車が街中の風景と共に水彩画?で描かれて
いました。
大阪、阪堺電車(路面電車)の北畠駅に停車中の真っ赤なワンマンカーが目に留まり
ました。最近まで親戚に伺う時に利用していた路線でしたので思わずタイムスリップ
しました。
季節によって、列車の背景が一面サクラであったり、夏はひまわり、秋にはヒガン
バナを配した抒情的な作品もあり、ひと時楽しませていただきました。
訪問が最終日の午後でしたからか、これまでより多くの人達の来場で大変賑わって
いました。
友人のYu氏とも歓談でき懐かしい再会となりました。
ありがとうございました。
Melody of Autumn Leaves that tugs at your heartstrings
今日からはもう冬装備ですね。
お風邪などひかれませんように!
そうですね、今日は早や冬の到来がきちっと意識できるほど、寒かったですね。
最近の気象は、変化が激しい上に四季が崩れてニ季?になって来るようですね。
秋や春が大変短くなる・・?
過ごしやすく快適なシーズンが少なくなるってことですね。