差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

ナラ枯れ病

2021年08月29日 | うんちく・小ネタ

 ベランダからの遠望で都の公園に異変が起きている。ところどころで枯死した無残な樹がみられるのである。また散歩でも大木が根元から白い粉をかぶったようにして枯れているのが観られる。

 いずれもナラ枯れ病の伝染で枯死してしまうことが原因という。森林の害虫キクイ虫が運ぶ「ナラ菌」が増殖し水を吸い上げる機能を阻害し枯れてしまうのだそうだ。何か松枯れ病と似ているようでもある。そうした害虫は以前にもいたのであろうから、何故こうも被害が拡大してしまうのであろうかと不思議でならない。

 キクイ虫の仲間は、枯れ木の中に卵を生み成長するので伐採された木々の山積みは絶好の繁殖地となる。昔は薪炭としていた木々も放置され、山は荒れるに任せた儘と関係してないだろうか。散歩中、利用されることなく山積みとなって朽ちる木材などみると薪炭利用世代としては、実に勿体ないと思うのである。そればかりでなくそれが害虫の繁殖地になるとは、、、。

 ベランダから遠望した画像をアップしてみた。

 昨日は 10,517歩