お隣のイチョウの梢でモズが鳴いている。撮ろうとスマホ取りに行ったいる間に姿が見えない。充分縄張り宣言したと言うことか。それとも木々の黄葉、紅葉愛でて愉しんだということか。裏庭から撮ったお隣の晩秋の見事な光景である。
モズの高鳴きで想い出すのは、サトウハチロー作詞「もずが枯れ木で」の3番である。というのは、満州で終戦を迎え間もなくしてソ連シベリアに抑留された長兄と結びつくからである。
♪ 兄さは満州へ 行っただよ
鉄砲が涙で 光っただ
もずよ寒いと 鳴くがよい
兄さはもっと 寒いだろ
兄は、2年間ほど極寒の地で危険な労役を課せられ「岸壁の母」ではないが舞鶴港に帰還したときは障害者となっていた。
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