差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

カラカラ庭でも、、、

2023年08月08日 | うんちく・小ネタ

 高台にある我が家の庭は、何時も乾燥気味である。三つ蒔いたひまわりの種、一本だけひ弱に伸びてようやく開花したのでアップする。大きさは大輪のそれの十分の一ほどであろうか。枯れかかった苗を毎日せっせと水遣りしたこの一本、愛おしさを感じながら見つめている。

【語り部】78年前に敗戦した記念日が今年もまた近づいてきた。しばらくは、爺史の記録としてあの苦難の日々を想い出し記してみよう。

家屋疎開 米軍の空襲が激しくなると都会では危険と言うことで老人や子ども達の地方への疎開事業が始まる。学童疎開は勿論、親戚縁者を頼って移り住むようになった。数年前児童数の減少で廃校になった我が母校でも一時そうした子達で増え百数十名となったこともあった。

 疎開は人間ばかりではない家屋疎開?もあった。今では考えられないが、軍の命令で延焼を防ぐためにと言うことで延々と連なった家屋の取り壊しを始めたのである。街中に広い防火帯ができ、街が大きく変わってしまったのを覚えている。(元平市、現いわき市の中心部) 歴史的文化財としての価値など有無を言わせず取り壊したのである。

 そうした防火帯は、戦後広い道路として利用されるようになったが、今では大きなどの街でもそうした痕跡が見られるのである。