差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

スズメバチの来訪、、

2021年08月21日 | うんちく・小ネタ

 ブドウ棚のナイアガラ、糖度が上がらずと言うことは昨日記したが、美味しそうな粒を素早く見つけて味わっていく奴がいる。今朝も5,6匹辺りを威嚇するかのようにあの羽音を立ててやってきている.スズメバチである。よく見ると大ぶりのものと小振りのものと2種類きている。オオスズメバチと小型のスズメバチ(名は何というのか?)のようだ。

 ブドウ棚の下にいても恐れることはない.子供の頃の体験として彼らに悪さしなければ襲われることはないと言うことを知っているからである。充分味わっている様を観て蜂に美味しそうな房を教わり味わっている。

 スズメバチでは想い出すことがある。土蔵倉のぐしにスズメバチが巣を作り始めたことである。それは縁起がいいこととして駆除することなく家族で観察し語り合ったものである。小さな卵のようなものがやがて一抱えもありそうな巣になったのである。その巣どうなったのか記憶にないが、帰省するとぐしを見上げ懐かしんだものである。

 そろそろスズメバチの駆除のニュースが大袈裟に流れる頃である。人様が悪さをしなければ害及ぼすことがないのでやたらと駆除することに抵抗感を覚える。そっとしておけば次の世代の女王蜂となるものを除いてやがて消えるのであるから、、、。

 昨日は 11,003歩


柿の芽かき

2021年08月20日 | うんちく・小ネタ

 7月の初旬に柿の木,徒長した枝を剪定したところ再びその周りから続々と萌芽し込み入ってきた。それにしても以前にも記したことではあるが、剪定され命の危険を感じ萌芽するのであろうがその蘇生力には感心するばかりである。

 アップしたのは2度目の萌芽した様子である。放っておくと風通しも悪くなるし害虫の発生にも関係があるというので今日は芽かきをしよう。今年はたった一つしか生らなかったが、一つだけか実が大きくなっている。

 ところで、柿の木に比べてブドウのナイアガラ今年は大豊作、摘果することもなくすべて生らせたせいかどの房にも糖度が行き渡らないようである。いつまでたっても熟さない房がある。木はアップアップしているのかな? 摘果するのは勿体ないと言うことを来年はやめよう。

 昨日は 10,189歩

 

 

 


早起きは三文の徳

2021年08月19日 | うんちく・小ネタ

 雨戸を開けると綺麗な虹が掛かっていた。それも二重に、、。早速ベランダに出てカメラを構える。早朝散歩を終える頃はすっかり消えてしまったが、自然が一時プレゼントしてくれる雄大な美を愉しむことが出来、得をした気分となる。さて、午後の虹は晴れになり朝方の虹は雨になると言うから今日も天候が不順なのだろうか。

 ところで早起きは「三文の徳」または「三文の得」という諺があるが、三文も徳有りと考えるか、たった三文の得しかないのかと考え方によって異なる。この齢になると徳も得とも関係なく目が覚めるのである。早起きした分時の流れを大切にしなくては、、、。

 昨日は 11,653歩


自然への畏怖の念

2021年08月18日 | うんちく・小ネタ

 一週間ぶりに雨が止み、早暁清々しい気持ちで散歩する。見晴らしのいい丘で東の空を遠望し撮ってみたのでアップする。

 ところで、このたびの豪雨災害をみて人知に比してとうに及ばない力を持つ自然の威力を改めて認識させられる。自然への畏怖の念を抱くことは大切なことである。その自然そのものが地球規模で大きく変わってきているように思えて生らない。各地から聞かれる「異常気象」このたびの「線状降水帯」などそうした気象用語は、以前はなかったよう。

 長きにわたってそこにお住まいを構えていたのに思いもよらぬ土石流で破壊された家屋などがあった。防災についても自然そのものが大きく変化していることを考慮して対策を練ることが重要になってきたを痛感する。晴れ渡った空を眺めて暫しそんなことを想った。

 手入れが行き届かず山が荒れてきていることとも関係してるか、、、、。

自然への畏怖の念、忘れてはならない!!

 昨日は 10,057歩


オニユリのムカゴ

2021年08月17日 | うんちく・小ネタ

 オニユリのムカゴたくさん生っているので蒔こうと以前記したが、今朝みると幹に生っている一つ一つが発根しているではないか。このところの長雨で潤い地上の着いたと錯覚してのことであろうか。それとも幹に付いているときから発根するものなのだろうか、、?身近な植物の栄養繁殖器官の不思議な仕組みなど知らないことを今更ながら実感する。

 早速庭のあちこちに播種(種ではないのでというのかな?)してみた。こちらは何年で咲くようになるのかも調べてみたい。

 昨日は 9,636歩

 


送り火

2021年08月16日 | うんちく・小ネタ

 お盆に帰省しないので親戚の新盆へのお供物を甥に託した。その際、竹馬の友2名が続けて旅立ったとの知らせを受ける。同じ年頃の友たちが次々と去って行くのは寂しい限りであるが生々流転、これも人の世の理、、。

 さて、今日はお迎えしたご先祖様があの世へ帰る日である。仏壇前でお祈りし心の送り火を焚くことしよう。このところ帰省し墓前でお祈りすることはなくなったが、小さな小さな仏壇(両親の位牌を複製し納めてある)にも先祖の霊がきてくれるのでそれで善しとしている。

 ところで墓地でもよく見かける高砂百合(テッポウユリ?)が庭のあちこちで咲き出したのでアップする。このユリは、繁殖力が強くこんなところにもと思われるところでも生えている。それに比べてヤマユリは播種して9年になるが今年も咲かなかった。

 昨日は 5,507歩


八月十五日

2021年08月15日 | うんちく・小ネタ

 今日も雨、池は満水金魚たちのみ喜んでいるようである。

 今日は我々世代では決して忘れられない「大東亜戦争敗戦記念日」である。勝利した国々では戦勝記念日と言っている。だが、我が国では終戦記念日などといって未曾有の戦禍をもたらしたあの悲惨な無謀な戦いをオブラートで包んだような表現となっている。退却を転進といい、全滅を玉砕といって美辞で隠したことと通じるように感じるのは我々だけだろうか。

 息子に教えられて始めた我が拙いブログも13年目に入る。アップ三日後の敗戦記念日に記した記事を一部修正しながら再び載せてみる。

 =終戦の思い出=

 今日は終戦記念日です。当時のことを思い出し振り返ってみました。

 国民学校三年生の夏

 学校の防空壕の補強材として山の木を切りに出かけ、自分たちで運べる本数を上級生とともに担いで家に着くと、父母たちが戦争に負けたらしいとの噂で大騒ぎをしていた。地区で1軒しかない万屋のおじさんが噂の発信源らしい。「そんなことを言うやつは巡査に引っ張られるぞ」、「非国民だ」などといっていたが、やがてラジオの雑音の中で天皇陛下の声や大人の雰囲気で自分なりに敗戦を確認して大泣きをしたものである。

 それまで、日立(日立市)の工場群が艦砲射撃されたとか、平(現いわき市)の小学校に1トン爆弾が落とされたとか戦争被害を大人たちが話題にしていたし、山間の村の空高くグラマン艦載機が編隊を組んでいくと暫くして地響きとともに爆弾の音、音,郡山市周辺の工場や飛行場爆撃し、身軽になった艦載機がバラバラになって駅の給水塔とか鉄橋とか鉄道施設を連日のように機銃掃射していく姿がその日を境にパタリと見られなくなった。

 しばらくして学校がはじまり、教科書の一部に原稿用紙を貼って別の文字を書き加えさせらたり、新聞紙のような教科書が配られたり(各自が切り取りして紙縒りで綴じさせられた)、習字の時間がなくなり、ローマ字の学習が始まったりと大きな変化が起きた。今考えると、当時はあまり疑問も感じず先生の指示通りに受け入れていたが、多くの先生方は苦悶しただろうと思う。

 時を経て田舎に帰省すると、学校の防空壕も松の根を掘り出し炭窯のような所で松根油を搾った場所もその痕跡すらなく、そこに存在したことすら知らない村人が大半である。平和な時を大事にしたいとつくづく思う。(習字は精神統一し、武士道につながり軍国少年を育てるという理由とか先生は話した)

 追記 気をつけ!前倣え!回れ右!などと言った号令も軍国主義に通じると言うことで一時しなかった。厳しかった先生が、「はい、並びましょう」と言うようになったことが妙に印象に残っている。マッカーサーの指令は全国津々浦々に行き渡った、、。

 昨日は 10,077歩


小さな世界で生をつなぐ

2021年08月14日 | うんちく・小ネタ

 赤とんぼの仲間マユタテアカネが風の当たらない木陰で休んでいるのでアップしてみた。このトンボ、アキアカネなどに比べてあまり飛翔能力が無いようにみえる。いつも裏庭の木陰や池周りの草木の周りに潜んでいるのである。成熟すると雄は尾が赤く染まるが雌にはみられない。池の清掃では、このヤゴがたくさんみられるので我が家の小さな世界で生をつないでいるかと想うと愛おしくなる。

 子供の頃比較的簡単に捕まえることができたので今考えると無慈悲にもよく弄んだことを想い出す。池の端で休んでいる姿を見つめては想いだす。

 昨日は、11,627歩


柏の剪定

2021年08月13日 | うんちく・小ネタ

 雨の止み間に裏庭の柏、生い茂ってお隣まで伸びていたので剪定する。成長が早く新枝を1メートル以上も伸ばし繁茂する木なので庭木としてはふさわしくない。だが、端午の節句の柏餅用として「かしゃっ葉採り」をさせられた想い出がある懐かしい木なので植えている。

 時に葉を摘んで蒸かしたりしてあの懐かしい香りを愉しんでいる。剪定した山のように積まれた枝葉をみて、柏葉茶というのがあるそうだが挑戦してみようか。

 昨日は 3,715歩


センリョウの害虫

2021年08月12日 | うんちく・小ネタ

 センリョウ花期にはまめに消毒をしたのでどの枝にも実をたくさんつけてくれた。だが、今年も例の小さな害虫が発生する。何処より飛んでくるのか一夜にして大きな被害があるので油断が生らない。三日ほど留守にしている間に少なからずやられてしまった。この虫、実を食べるのか、実の付け根の茎をかじるのか分からないが、今朝早速消毒をする。

 小さな虫の異常発生は桔梗たちにもやってくる。今二番咲きを期待して茎を伸ばしているが、ここにも小さな虫が飛んできて葉を食い散らすのである。この害虫は、薬品に対して耐性ができているのである。なかなかしぶといので毎年虫除けシートをかぶせている。

 ブドウ棚のコガネムシといい害虫たちの発生は困ったものである。これも共生と言うことか、、、。

 昨日は 3,217歩