差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

我が家の椿属

2022年11月20日 | うんちく・小ネタ

 今朝池の端に植えてある記念樹、寒椿もほころび始めたので撮ってみた。サザンカ、ヤブツバキと並んで3種そろい踏みということか。寒椿もヤブツバキもサザンカと違って2月末頃まで咲いてくれる花期の長い種である。

 ところで椿の仲間たちは、何故寒い季節に花を咲かせるのだろうと思って調べてみると、彼らなりの生存戦略がそうしているという。

 暖かい季節に花をつけても小鳥たちは、美味しい虫たちを食べるので見向きもしない。そこで花粉をはこんで貰うためには、虫たちのいない季節に咲かせ蜜を提供し受粉の働きをさせる戦略からなのだそうだ。鮮やかな色彩の花々も小鳥を誘う魂胆からか、、、。

 自然界の妙つくづく感心するばかりである。


サザンカに負けじと

2022年11月19日 | うんちく・小ネタ

 サザンカに負けじとヤブツバキもチラホラと咲き始めたので撮ってみた。

 我が家のヤブツバキは、開花が早く大島の椿祭りが始まるころはとうに盛りを過ぎるのである。今年も蕾をたくさんつけてくれた。これはひとつひとつ落花と共に樹勢を弱らせないため幼果を摘んでいるのでその成果ではないだろうか。

 早くも蜜を求めてメジロたちが訪れている。様々な姿勢で食事に夢中の彼ら観ているのも花をと共にと共にまた愉しである。


渓流の宝石

2022年11月18日 | うんちく・小ネタ

 都市部の河川は、街の下水道完備されても水量の少ない所ではまだまだ綺麗になったとは言いがたい。昨日近くの川沿いを歩いていると渓流の宝石と言われるカワセミが数羽いたので撮ってみた。

 ここにいると言うことは綺麗とは言いがたい川にも小魚が増えてきた証であろうか。何れも上流の方を向いて身体の割に大きな嘴をみせていた。

 今都市部の河川は、コンクリートやブロックの擁壁となり、彼らが営巣する表土の斜面が少なくなっている。子供の頃、川沿いの山肌に穴を開け出入りしていたカワセミを想い出しどこで巣作りをしているのであろうかなどと思いながら眺める。

 


長寿梅咲く

2022年11月17日 | うんちく・小ネタ

 息子から贈られた長寿梅、花をつけたのでアップしてみた。この花もの盆栽は、季節を問わず花をつける孝行物である。季節に関係無く葉を落としたかと思うと暫くし今頃でも今頃でも花をつけるのである。その名の通り縁起物として大切の育てている。

 ところで長寿とは真逆の話、昨日大学の後輩K君の奥様から「喪中ににつき、、、」の葉書が届く。77歳の若さで旅立たれたとこと、あまりにも若い旅立ち無念であったろう。 早速、在りし日の彼を偲びつつ弔問に伺おう。


紅葉しつつあるが、、、

2022年11月16日 | うんちく・小ネタ

 我が家のモミジたち、三千院のそれのようには美しく染まらない。アップしたのは実生から育てた比較的早く紅く染まる木であるが、紅葉、黄葉と梢の方は枯れ葉も目立つのである。今年は、特に枯れ葉が多い。乾燥気味の地であるのにカラカラ天気が続いたことが影響しているのかも知れない。

 三千院のモミジたちは、杉木立の中強い陽射しから葉が護られ、地面は苔が絨毯のように生えている環境の中だからこそ見事に紅葉するのだろう。我が庭には、それを求めることは出来ない。

 さて、今日は雲一つない好天気、足腰の衰えをカバーするためこのところは7千歩(1万歩1万歩)を目標としているが、紅葉狩りを兼ねて少し遠出してみるか。

 


サザンカ咲き競う

2022年11月15日 | うんちく・小ネタ

 カラカラ天気が続く中、今日は久しぶりに雨となる。埃っぽかった庭もしっとりと濡れて植物たちも慶んでいることだろう。ほころび始めたサザンカ、どの枝にもしっかりとした花をつけ競い合って咲いているようにも見えるのでアップしてみた。

    老人会の会報投稿文抜粋より

・この街に居を構えて間もなく半世紀になろうとしている。その間、緑豊かなこの地でも大きく変わったものがある。近年は、ナラ枯れ病などと病魔に冒され楢の大木が次々と枯死し伐採されているが、自分たち来た頃は、向いの里谷公園となった狭山丘陵も多摩湖を囲む林も赤松林であった。その林の中をコジュケイが雛を連れて走り回っていたものである。ところが松枯れ病に侵され次々とその大木が姿を消したと共にコジュケイの姿も見られなくなった。そこに相関関係はないかも知れないが姿を消したことは寂しいものである。

 自然ばかりではない。生々流転は世の習い、我が街も世代交代が進み、若い世代の方々が移り住むようになってきた。我が街の良さを護り引き継いで行ってほしいものである。また、嘗てのように子たちが賑やかに列をなして登校する姿が見られることだろう。

 自治会や老人会に関わり多くの知己を得て様々なことを学ばせて頂いた。これがどれほど我があゆみに潤いをもたらしたか計り知れない。これからも良き隣人に恵まれたことに感謝しつつ歩んでいこう、、、、。


朝の勤行も、、

2022年11月14日 | うんちく・小ネタ

 生け垣のドウダンツツジ見事に紅葉してきたのでアップしてみた。冬は裸になるせいか常緑のツツジ、オオムラサキに浸食され年々狭められている。真っ赤になって抵抗しているようにも見える?

 ところで、枝垂れ桜や懸崖の梅たちの落ち葉もほとんど散り、道路の清掃という朝の勤行も大分楽になってきた。これからは木枯らしでも吹かない限り大量の落ち葉掃きはない。

 ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー

 目下、老人会の会報に投稿しようと執筆中である。題は【我が街愛】とした。緑豊かなこの街に居を構えて間もなく半世紀なろうとしている。自治会や老人会にも関わらせて頂いて愛着もまた一入である。そんな想いを記してみたい。


街のサザンカたち

2022年11月13日 | うんちく・小ネタ

 花の少ない時期に咲いてくれるサザンカ、自生種や園芸種など含めると何百もあるという。我が家のサザンカ2本も咲いてくれたので昨日街のそれを見て歩いた。白やピンクで一重や八重のものまで愛でることが出来る。その中で4種ほどアップしてみた。

 ただ残念なことに空き家となっている庭の小さなサザンカ、チャドクガの食害であろうか、大分痛めつけれていた。それでも花をチラホラと寂しくつけていた。サザンカの花言葉に、「ひたむきさ」「困難に打ち勝つ」とあるが、、、、

 我が家では、同じ仲間のヤブツバキの蕾もだいぶ大きくなってきた今月中に咲いてくれるかも知れないな、、、。

 

 


サツキ【星の輝き】の再生

2022年11月12日 | うんちく・小ネタ

 前に薬品濃度の調整を間違い大切なサツキたちの葉を傷めてしまったことは記した。その後サツキたちの再生力に期待しながらが観ていた。枝先に小さな幼芽が芽吹いてきたので一安心、簡易温室に入れたところアップしたようにぐんぐん葉を大きくしまるで春先の芽吹きのようになってきた。

 

 アプしたのは、特に薬害のひどかった「星の輝き」である。花芽の附く頃の被害で来春は花を見ることは出来ないが、痛めたことを詫びながら2年後の花を期待して可愛がっていこう。それとも温かい温室で花芽を作る奇跡が起こるか!!!

 10月10日の頃の様子

 


百舌の高鳴き

2022年11月11日 | うんちく・小ネタ

 お隣のイチョウの梢でモズが鳴いている。撮ろうとスマホ取りに行ったいる間に姿が見えない。充分縄張り宣言したと言うことか。それとも木々の黄葉、紅葉愛でて愉しんだということか。裏庭から撮ったお隣の晩秋の見事な光景である。

 モズの高鳴きで想い出すのは、サトウハチロー作詞「もずが枯れ木で」の3番である。というのは、満州で終戦を迎え間もなくしてソ連シベリアに抑留された長兄と結びつくからである。

    ♪ 兄さは満州へ 行っただよ
      鉄砲が涙で 光っただ
      もずよ寒いと 鳴くがよい
      兄さはもっと 寒いだろ

 兄は、2年間ほど極寒の地で危険な労役を課せられ「岸壁の母」ではないが舞鶴港に帰還したときは障害者となっていた。

 下記をクリックしてみてください

もずが枯木で (歌詞つき) 鮫島有美子 - YouTube