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2012.5 元気に走るノスタルジックなクルマたち

2012-05-09 23:43:57 | クルマの部屋

 GWの4日~5日に奥美濃・飛騨方面へバイク・ツーリングに出かけました。その2日間に、古いクルマをたくさん見かけて、楽しくなってきましDscf5005 た。
 豊田市内で旧ミニを見かけたのをかわぎりに東海環状道で1台、東海北陸道でも1台と、全部で3台も出会いました。僕も旧ミニのオーナーですから、その楽しさと大変さはよく分かります。もちろん、楽しさの方がずっと上回っていて、走っていておもしろくてたまりません。今回はバイクで出かけましたが、Photo 旧ミニでのドライブもバイク・ツーリングに匹敵するくらい楽しいものです。
 東海環状道では、ケンメリ・スカイラインHTに出会いました。GTR仕様に改造されていました。僕が2代目マークⅡハードトップGSLに乗っていた頃に大人気だったクルマです。僕は、父がトヨタに勤めていたため、「いいなあ、Photo_2 ケンメリ」と心のどこかで思いながらマークⅡに乗っていたような気がします。もちろん、当時の僕は、愛車マークⅡはお気に入りの自慢のクルマでした。
 岐阜県の高鷲と荘川の境あたりで俗称ワーゲンバスを見ました。坂道をギーギーきしむ音を立てて登っていました。1950~60年代のクルマだと思いますが、がんばって走っていました。確か、VWビートルがベースの空冷リア・ドライブ車だったと思います。なんとものどかなスタイルのクルマで、見ていてほのぼのとしPhoto_3 た気分になってきます。
 荘川村(高山市荘川)で若き日の千葉真一がCMで「足のいいヤツ」と言って人気を博したFRのカリーナも見ました。ローダウン・サスに扁平タイヤで、当時の若者仕様になっていました。セリカと同じエンジン、同じ足回りで、Dscf5003 外見はオーソドックスなセダンということで、硬派の走り屋やクルマ好きに人気がありました。
 馬瀬のダム湖畔のワインディングで、元祖86トレノを見ました。道の駅にいて、しばらくしたらコーナーの続く道を楽しむため(?)、駐車場を出て行きました。カローラ・レビンに比べ、スプリンター・トレノはリトラクタブル・ヘッドライトとなり、よりスポーティな意匠となっていました。パンダと呼ばれた白と黒のツートンは今見ても個性的でいい感じでした。オーナーさんはきっと、今話題の新しいハチロクなど、「あれはハチロクではない」なんて思ってるかもしれません。僕が旧ミニこそ本物の「ミニ」で、今のBMDscf5006 Wのミニはまったく別物と思っているように。
 美濃加茂ではテントウムシのスバル360が走っていました。ちっちゃくて、丸っこくて、ひょこひょこ走っていて、本当にかわいいクルマです。ホンダN360が出るまで、日本の道路を制覇していました。軽と言えばスバル360というくらいよく目にしたクルマです。軽自動車の創世記を飾ったスバルも、とうとうサンバーを最後に軽自動車の生産から撤退してしまいました。ちょっと寂しいです。今のスバルの軽は、ダイハツのスバル車なのですかDscf5001 ら。
 スバルのすぐ後に、ポルシェ356スパイダーが走って行きました。空冷水並対向の寝見ボボボボボ~という独特のエンジン音をたて、交差点を曲がっていきました。初代2Lの5ナンバー911が出る前のポルシェです。その911も、今では超ド級のスーパースポーツカーです。356は車体の割にタイヤが細く、なんとなく不安定な感じで曲がっていきました。昔のスポーツカーって、そんな感じだったなあとなつかしく思いましPhoto_4 た。
 ポルシェと言えば、スポーツカーの頂点です。そこでライバルとなるのがフェラーリでしょう。ちょっとスポーツカーとしての種類は違いますが、究極の高級スポーツカーという展では最高のライバルかもしれません。東海北陸道で、フェラーリ・テスタロッサを見ました。30年くらい前のスーパーカー・ブームでは、ランボルギ-ニ・カウンタックと人気を二分していたクルマです。もはや、ブームは去り、あのペタッとしたデザインにもノスタルジックな感じがしてきます。サイドのスレッドなど、大迫力です。あの頃を知る人は、誰もがあこがれたことでしょDscf5002 う。
 ホンダNSXも見ました。「フェラーリにできて、ホンダにできないワケがない」みたいな意気込みが感じられた和製スーパーカーです。20年以上前に発売されたスポーツカーですが、テスタロッサ同様に今でも十分通用するデザインだと思います。「ホンダ」というだけで、フェラーリよりなんだか安心感が感じられます。今も、ほんのちょっとだけ欲しいなと思っています。
 スーパーカーたちはともかく、古いノスタルジックな雰囲気のクルマたちが元気に走る姿を見ると、なんだか得をしたような気がします。自動車博物館にでも行かないと見られないクルマが実際にナンバーを付けて走っているのですから。カリーナ・セダンなど、普通のクルマだったクルマは、あまり博物館でも見ることができません。
 僕もローバーミニのオーナーの端くれです。1959年(昭和34年)に発売されたミニですから、その外見は旧車のにおいはぷんぷんしています。端くれというのは、僕のは1999年式で、キャブはインジェクションになり、よく効くクーラーが装備され、しかもAT。旧車マニアにとっては邪道のような旧ミニです。それでも、十分かわいいヤツです。運転していると幸せな気分になってきます。2001年に生産が終了する前の最終モデルですから、旧車と言っても、おそろしく古いわけではありません。きちんと走行前の暖気と、定期的なオイル交換さえやっていれば、今のクルマと同じように普通に走らせることができる旧ミニです。大事に大事にDscf3049 乗って、いつまでも楽しく乗り続けたいと思っています。
 2日間のツーリングで何台かの旧車に出会い、そんなことを思いました。
 なお、画像はネットで公開されているものですが、ミニカーの写真は僕の1/43スケールのミニカー・コレクションの接写写真です。最後の青いミニはコレクションの中で唯一の1/1スケールのナンバー登録のミニカーで実動するもの(つまり、本物のクルマ)です。

コメント (6)
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