「やっぱりクラシック・ミニのマフラーは真ん中から出ている方がかっこいいなあ。」
他人のミニを見るたびにそう思っていました。オド・メーターも100000㎞を超えたことだし、買ってから3年を経過したことだし、改造するなら「今」と思ったのが3月のことでした。消費税が5%のうちに換えてしまおうと思い、いつもメンテナンスをお願いしている岡崎の中部オリエン
タル自動車へ行ったのでした。
住宅地に住んでいるので、できるだけ排気音の小さいマフラーがいいのです。そこで、消音器がダブルになっているのを選びました。値段も4万円あまりということで、一応予算内でした。ところが、取り寄せるのに次の船便になってしまい、モノが入るのがGW頃になってしまうだろうとのことでした。消費税が8%になってしまいましたが、輸入品なので仕方がありません。
そして、先月。待望のセンター出しマフラーにしました。もともと低い最低地上高がさらに低くなったことが気になりましたが、今までも底の低さを気にしながら運転していたわけだし、「まあ、いいでしょう。」ということにしました。
一番気になっていたのが暖気中の音です。信頼しているメカニックの人のアドバイスに従っ
て選んだマフラーです。そのアドバイスに間違いはありませんでした。音量はノーマルと変わらないくらい静かで、音質は少し低音が響くいい感じの音になっていました。これには大大満足です。静かな上にいい音がするのですから。そして何よりも、やっぱりかっこいい。隅っこに細い筒が出ているだけのノーマル・マフラーより、ずっとずっと存在感があって、ぐんと引き締まったリア・ビューになったような気がしました。
走らせてみると、これがまた、エンジンの吹き上がりがスムーズになっていました。多少はそう感じるだろうとは思っていましたが、実感できるほど吹き上がりがよくなっているのです。これで50000円でおつりがくる値段ですから、ミニのドレスアップはバイクと比べてとても経済的で
す。
まだ休日のチョイ乗り程度しか走らせていませんが、ミニを停めるとつい後ろに回ってセンター・マフラーをながめてニヤついています。近々、ちょっとしたツーリングに出かけようと思っています。