ELEVEN HOUSE

北海道だ~い好き❤バイクはカワサキ☆クルマはレクサスCTとタウンエース(キャンカー)とジムニー☆キャンプと鉄道も好き

2017.10 お彼岸の法要とお墓参り

2017-10-19 23:40:44 | いろいろ思う部屋
 日曜日の昼過ぎ、母が急に「お父さんのお墓に行きたい」と言い出しました。
「夢にお父さんが出てきて、何度も『来てくれて、ありがとな。ありがとな。』と言った」と言うのです。
 前日の土曜日、父が生前好きだった心学院(豊田市野見町)のお不動さんのお参りのあるお彼岸の法要に母を連れて行ってあげたから、きっとそれが母の心の深層に残っていたのではないかなあと思いました。そのお参りも、生きている母の「行きたい」「いっしょに行かない?」がきっかけで行くことになったのです。



 で、土曜日のことです。
 朝からどんよりと曇った薄暗い日でした。天気予報では雨でしたが、朝はまだ雨は落ちてきませんでした。
 9時30分開始のお彼岸の法要開始に合わせて、野見の心学院に妻と母と3人で出かけました。生前父がこのお寺のお不動さんが好きで、よくお参りに来たそうです。それで、去年他界した時にお葬式で心学院さんにお経をあげていただいたのが縁で、僕たちも時々訪れるようになりました。ちょうど散歩コースにいい距離なのです。


 浄土宗のドンチャンをBGMに延々とお経が続きました。退屈な、違った・・・バチが当たる・・・厳かな気持ちでずっと手を合わせていました。
 11時からは松平高徳院の住職さんのご講話がありました。しっかりお聞きしましたよ、死ぬ時に後悔しないようにちゃんと生きる・・・ですよね。
 その後お昼をいただき、午後からはお不動さんのお参りです。天気予報どおり、小雨がパラつきはじめました。そのせいか多くの人は昼食が終わったら帰っていきました。しかし、僕たちは帰るわけにはいきません。お不動さんのお参りは外せないのです。父のためにも。


 雨天のため、ご住職さんだけがお不動さんの前に立ち、音楽隊(?)と参拝する人は本堂の縁側に移動し、お参りが始まりました。




 終わったのは午後2時でした。
 家に帰って、父の仏壇に報告しました。
 これがいい天気だったら「バイクに乗りた~い」と思いながらお参りをするところでしたが、天気が悪かったので、邪心もなく心安らかにお参りができました。お~っと、これもバチが当たりそう。お参りは、天気に関係なく心安らかにするものです。

 そして再び話は日曜日に戻ります。
 母が「お父さんのお墓に行きたい」「いっしょに行かない?」と言ってきたとき、外は土砂降りでした。バイクにも乗れず悶々としていました。腰は痛いし・・・。でも、父のお墓参りなら行かなくちゃと思いました。尋常小学校しか出ていない父が僕を大学院まで行かせてくれたのだから、恩返しをいくらしても足りないくらいだし、そもそも僕は父が大好きでした。妻も、僕の父を愛してくれていました。母にとっては、生涯愛し続けた人です。僕たち夫婦も一緒に行くに決まってる。
 母は昨日3人でお彼岸の法要に出席できたことがよっぽどうれしかったのだと思いました。雨の中、まだお彼岸に行ったばかりの父のお墓に3人で行きました。母はまるで父に会えたようにうれしそうに手を合わせていました。
 88歳の母は、去年クルマの運転をやめました。いや、僕が無理やりやめさせたのです。それだけに、母の「行きたい」「やりたい」はできる限り叶えてあげなければならないと思っています。なんと言っても、父と違って、母は今生きているのですから。
 それにしても・・・お父さん、死んでから1年半になるのに、僕の夢の中には1回しか出てきてくれないじゃん。



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