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鉄旅⑱ 都電荒川線に乗って東京の下町をぶら~り

2024-03-19 23:43:47 | ローカル鉄道の部屋
 昨年12月の岐阜県長良川鉄道途中下車旅以来、一人旅としては2月のJR.横須賀線 大船~久里浜)以来の1年ぶりの鉄旅です。久しぶりにローカル線途中下車旅に出かけたのですが、今回選んだ路線は都電荒川線。ローカルと言えるかどうか。地域を東京地方と考え、ローカル線途中下車旅ということにしました。
 まずは、これまでのバック・ナンバー <カテゴリー:ローカル鉄道の部屋>です。

⑰岐阜・長良川鉄道
⑯神奈川・JR.横須賀線 大船~久里浜
⑮福井・えちぜん鉄道永平寺勝山線
⑭滋賀・信楽高原鉄道
⑬熊本・熊本市電
⑫鉄旅スペシャル 神奈川~熊本・「昭和」駅から「平成」駅へ
⑪静岡・伊豆箱根鉄道駿豆線
⑩東京~埼玉~群馬・JR八高線
⑨埼玉・秩父鉄道
⑧山梨~静岡・JR身延線
⑦静岡・伊豆急行線
⑥千葉・小湊鐵道
⑤福井・えちぜん鉄道三国芦原線
④東京・JR青梅線
③神奈川~静岡・JR御殿場線
②神奈川・箱根登山鉄道
①千葉・銚子電鉄


<3月8日>
 東京まで新幹線に乗り、山の手線で都電荒川線の駅がある大塚へ。


 そして駅の近くの大塚シティホテルで前泊です。


 大塚駅南口のコンビニで買ったサラダ巻きとお稲荷さんで遅めの晩ごはんにしました。
 今回の予定はまずは終着三ノ輪駅まで行き、途中下車して知らない地をぶらぶら歩きながら起点の早稲田駅まで行く予定です。


<3月9日>
 前日の金曜日の夜に上京して大塚のホテルに前泊しました。今回は都電荒川線途中下車旅で鉄分補給です。


 朝8時にホテルを出て、都電大塚駅から都電荒川線に乗って終着駅の三ノ輪駅まで、路面電車に揺られること約40分。車内で一日乗車券をSuicaにチャージして都電荒川線途中下車旅のスタート地とした三ノ輪駅にやってきました。出発する度に鳴らすチンチンという音がとても懐かしく感じられます。


 プラットホームを出ると、そこは昔ながらの下町の商店街。「これだよ、見たかったのは。」思わず心の中でそう叫びました。


 古い喫茶店に入ってモーニング。言語障害のあるお婆さんが接客、息子さんと思われる素朴そうなおじさんが厨房で働いていました。聞き取りにくい発音ですが、ちゃんと聞き取れます。高齢の母と同居の僕は、出来ることはやらせてあげようとするたぶん息子さんの思いがなんだか熱く胸に響きました。そして、僕の席の前の椅子には看板ネコのミー子が、時々ぴくっとなりながら寝ていました。こうして、1杯の美味しいコーヒーを飲みながら朝から下町風情を味わいました。


 途中下車旅最初の下車駅は荒川自然公園です。


 荒川上水場に併設された広い公園です。白鳥の池があり、白鳥が2羽優雅に泳いでいました。遊歩道のある朝の公園はお年寄りの憩いの場になっていました。




 次に降りたのが小台停留所。


 少し歩くと隅田川が流れていて、そこには美しい小台橋。江戸時代には船着き場があった場所です。鬼平こと長谷川平蔵もよくここに来たはずです。今はすっかり整備され、昔の面影はありません。




 小台停留所に戻って、次は荒川車庫前で下車しました。
 古い車両が展示してある都電おもい出広場に入ろうとして、間違って都電の車庫に入ってしまいました。間違えたことに気づかず、カラフルないくつもの車両にスマホを向けていたら、「ここは立ち入り禁止ですよ」と叱られてしまいました。ごめんなさい。最新の車両をたくさん見ることができました。


 隣接する都電おもい出広場には2両の車両が展示されていました。一台の車内は資料館、もう一台は当時のままになっていました。資料館の車両で昔の都電の写真を見たり、もう一台の車両のシートに座ったりして過ごしました。






 次に降りたのは梶原停留所です。


 浅見光彦シリーズ・ファンの僕は、光彦の母や光彦がよく行く団子屋の平塚亭を目指しました。ウォークナビに従って歩いていくと、緩やかな階段や坂道などのアップダウンを繰り返し、さらにクルマが通れないような狭い路地を歩くこと15分。ようやく着いた団子屋平塚亭はテレビで見るのとおんなじ。ここは外せないわ。違っていたのは、お持ち帰りだけの店だったことです。テレビでは店の前のスペースに長椅子があり、椅子に座ってのんびりと団子を食べたり、お茶を飲んだりしていますが、実際は平塚神社の敷地でした。170円の団子1本だけでは恥ずかしかったので美味しそうな桜餅も買って店を出ました。


 平塚亭のすぐ隣が平塚神社なので、お参りをした後、神社の隅の小さな祠の裏でそっと団子と桜餅を食べました。




 駅に戻るのに道を間違えてしまい、ずいぶん大回りをして30分くらいかけて戻りました。ずいぶん歩いたなあ。
 梶原の次は渋沢栄一庭園のある飛鳥山停留所です。


 お昼を過ぎていたのでお昼ごはんにしようと通りを歩いていましたが、こういう時に限って食べ物屋さんが見当たらないのです。そしてようやく見つけたのが本場インド料理の店でした。辺りを見回しても他に食べ物屋さんは無さそうだったので、インド料理一択になりました。


 小さな店の中は思ったよりお客さんが入っていて、空いた席は一つだけでした。従業員らしき人はアフリカ系インド人と思われるオーナーさん一人だけでした。とりあえず、席が一つだけ空いていてほっとしました。カレーセットを注文したら・・・なんか違う。どうやって食べるのかようわからんわ。オーナーさんに聞いて食べたら・・・やっぱりなんか違う。いや、僕の知ってるカレーと全然違うわ。本場のカレーだから美味しいだろうけど、僕の口には合いませんでした。


 店を出て渋沢栄一庭園を歩きました。栄一の像を見て、栄一ゆかりの建物を見て、何本かの新一万円札の幟を見て、隣の公園に入りました。庭園の隣は広場のある広い公園になっていたのです。


 公園では多くの人が休日を楽しんでいました。飛鳥山公園です。特に親子連れの人たちが多く、とても賑わっていました。それもそのはず、大きな遊具があったり、広場があったり、遊歩道があったり、蒸気機関車D51が展示してあったり、大人も子どもも楽しめるとても素敵な公園でした。




 次に降りたのは庚申塚停留所です。


 とげぬき地蔵のある巣鴨の地蔵商店街は、お年寄りの原宿と呼ばれる賑やかな商店街でした。僕も高齢者の端くれ、似合っていたかもしれません。


 次は、鬼子母神前停留所。


 停留所を出てすぐに雑司ヶ谷鬼子母神堂の参道が見えました。
 鬼子母神堂はとても立派な神社でした。赤い鳥居がずらっと並んで立てられているのに目を引かれました。お参りをして、母の健康の御守りを買って、ずらっと並んだ鳥居をくぐりました。




 そして目についたのが境内の端の団子屋さんでした。みたらしとあんこの2本セットになっていました。外の椅子に腰掛け、団子を頬張っていると、なんだか時代劇のセットの中で食べているような気がしました。






 そして最後は終点早稲田駅。




 早稲田と言えば大隈重信です。緩い坂を下り、大隈庭園に行ってみると早稲田大学に併設されていました。当然と言えば当然です。大学の創設者ですから。ところが、大学が休みに入ったからか庭園は閉鎖され、休園になっていました。しかたがないので、柵の外から大隈重信像の写真を撮り、せっかくだから早稲田大学に行ってみました。僕の勤める大学よりは広いわな。大学生協は開いていて、休みなのに大勢の学生達が歩いていました。


 これで今回の都電荒川線途中下車旅は終わりです。
 都電に乗って大塚駅に戻り、JR山手線で東京駅に向かい、晩ごはんの駅弁を買って新幹線で帰りました。
 美しい富士山を眺めながら車内で駅弁日本橋幕ノ内。このひとときも鉄旅の魅力の一つです。




 スマホの歩数計をみると20600歩あまりでした。まだまだ足は大丈夫みたいです。


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