前回の続きです。元日はぶらっと近くのお寺に初詣に行っただけでしたが、翌2日と3日は恒例の家族ドライブに出かけました。ただ、両親が高齢になってからはすぐに帰ることができる程度の近場の温泉を恒例にしてきました。父が他界して3年目のお正月です。以前は弟家族もいっしょに8人で出かけていたこともありましたが、その弟も亡くなり、今は母と妻と僕の3人だけになってしまいました。
今回は一昨年と同じ瑞浪市と御嵩町の境の鬼岩温泉に行ってきました。ちょっとしたお気に入りの温泉です。両親と最後に行った温泉で、母にとっては父との思い出の温泉なのです。
<1月2日>
家から1時間もあれば十分行ける距離の近場なので午後2時頃に家を出ました。それでもまだ早いので、ちょっと寄り道して恵那市山岡の道の駅「おばあちゃん市山岡」に行ってみました。僕たち夫婦はツーリングでよく行く道の駅です。目玉は日本一の水車です。まるで観覧車のような水車が遠くから目立っています。

母は初めてです。その大きさに驚いていました。何度も見ている僕でさえ毎回「でけぇ」と思うくらいですから。カメラを貸してあげると「分からん」と言いながら水車を見上げて撮っていました。母がカメラを構える姿を見るのは子供の頃以来です。

恵那インターから土岐インターまで高速を走り、5時頃に鬼岩温泉湯元館に着きました。

まずは温泉です。湯元館の大浴場は畳張りの洗い場です。なんかいい感じで僕は好きです。お湯はラジウム・ラドン温泉で、よく分かりませんが、神経系に問題を抱えている僕にはいい効果がありそうです。それに、い~い気持ちの湯なのです。

温泉の後は飛騨牛のしゃぶしゃぶをメインにした晩ごはん。母も食が進んでいました。いいお正月です。

寝る前にもう一度温泉に入り、極楽極楽~。

<1月3日>
早起きをして、朝からまたまた温泉に浸かってきました。それからのんびりと朝ごはんです。
朝食は、お正月らしくお雑煮やおせちの正月メニュー。朝からお腹いっぱいです。

チェックアウトを済ませたら、可児御嵩インターから東海環状道で富加関インターまで高速を走り、関市武儀の日龍峯寺を目指しました。大晦日の夜、神社の火の番から帰ったら、紅白歌合戦でサザンが暴れまわっていて、その後に美濃清水寺として紹介されていたお寺です。舞台造りの古いお寺が案外近い所にあることを知り、行ってみることにしました。
平成最後のお正月ということで大混雑してると思われる道の駅「平成」の手前の交差点を左に入って山道を3kmほど登ると駐車場が見えました。係の人の誘導に従ってシュピーレンを停めると、美濃の山々が眼下に見えました。ずいぶん高い所にある山寺です。駐車場から狭い坂道が見えました。高齢の母は大丈夫だろうかと思いましたが、母は「これくらい歩ける」と行って笑っていました。なんと言っても89歳、無理させない程度に歩こうと思いました。

山門の前の坂道をさらに登ると大きな鐘楼が、さらに進むと丸い形の塔、多宝塔が、そしてその先に舞台造りの本堂が見えました。



母に「写真は?」と声をかけると母はここでもカメラを構えていました。

本堂までは急な階段を上らなければならないので家族を代表して妻に舞台造りの上まで行ってもらうことにしました。妻が3人分のお参りをしている間、僕は母と舞台の下で留守番です。しばらくすると妻の姿が舞台の上に見えました。下から僕たちが手を振ると、僕たちを見つけた妻も手を振っていました。

日龍峯寺は、岐阜県で一番古いお寺で鎌倉時代に建立された寺だそうです。開山はさらに古く、仁徳天皇の時代だということで古墳時代・・・?、西暦500年代?ってことは仏教が伝わってすぐ!。こりゃ、すごいわ~。真ん中が丸っこい多宝塔もどうやら鎌倉時代に流行した造りらしく、当時は時代の最先端をいくお寺だったのかもしれません。
お昼近くになっていましたがお腹は全然すいていません。元気よく坂道を歩いた母も朝にいっぱい食べたからお腹がすかないと言うので、富加関インターから一気に東海環状道を走って帰りました。
こうして僕たち家族の新しい年が始まりました。

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今回は一昨年と同じ瑞浪市と御嵩町の境の鬼岩温泉に行ってきました。ちょっとしたお気に入りの温泉です。両親と最後に行った温泉で、母にとっては父との思い出の温泉なのです。
<1月2日>
家から1時間もあれば十分行ける距離の近場なので午後2時頃に家を出ました。それでもまだ早いので、ちょっと寄り道して恵那市山岡の道の駅「おばあちゃん市山岡」に行ってみました。僕たち夫婦はツーリングでよく行く道の駅です。目玉は日本一の水車です。まるで観覧車のような水車が遠くから目立っています。

母は初めてです。その大きさに驚いていました。何度も見ている僕でさえ毎回「でけぇ」と思うくらいですから。カメラを貸してあげると「分からん」と言いながら水車を見上げて撮っていました。母がカメラを構える姿を見るのは子供の頃以来です。

恵那インターから土岐インターまで高速を走り、5時頃に鬼岩温泉湯元館に着きました。

まずは温泉です。湯元館の大浴場は畳張りの洗い場です。なんかいい感じで僕は好きです。お湯はラジウム・ラドン温泉で、よく分かりませんが、神経系に問題を抱えている僕にはいい効果がありそうです。それに、い~い気持ちの湯なのです。

温泉の後は飛騨牛のしゃぶしゃぶをメインにした晩ごはん。母も食が進んでいました。いいお正月です。

寝る前にもう一度温泉に入り、極楽極楽~。

<1月3日>
早起きをして、朝からまたまた温泉に浸かってきました。それからのんびりと朝ごはんです。
朝食は、お正月らしくお雑煮やおせちの正月メニュー。朝からお腹いっぱいです。

チェックアウトを済ませたら、可児御嵩インターから東海環状道で富加関インターまで高速を走り、関市武儀の日龍峯寺を目指しました。大晦日の夜、神社の火の番から帰ったら、紅白歌合戦でサザンが暴れまわっていて、その後に美濃清水寺として紹介されていたお寺です。舞台造りの古いお寺が案外近い所にあることを知り、行ってみることにしました。
平成最後のお正月ということで大混雑してると思われる道の駅「平成」の手前の交差点を左に入って山道を3kmほど登ると駐車場が見えました。係の人の誘導に従ってシュピーレンを停めると、美濃の山々が眼下に見えました。ずいぶん高い所にある山寺です。駐車場から狭い坂道が見えました。高齢の母は大丈夫だろうかと思いましたが、母は「これくらい歩ける」と行って笑っていました。なんと言っても89歳、無理させない程度に歩こうと思いました。

山門の前の坂道をさらに登ると大きな鐘楼が、さらに進むと丸い形の塔、多宝塔が、そしてその先に舞台造りの本堂が見えました。



母に「写真は?」と声をかけると母はここでもカメラを構えていました。

本堂までは急な階段を上らなければならないので家族を代表して妻に舞台造りの上まで行ってもらうことにしました。妻が3人分のお参りをしている間、僕は母と舞台の下で留守番です。しばらくすると妻の姿が舞台の上に見えました。下から僕たちが手を振ると、僕たちを見つけた妻も手を振っていました。

日龍峯寺は、岐阜県で一番古いお寺で鎌倉時代に建立された寺だそうです。開山はさらに古く、仁徳天皇の時代だということで古墳時代・・・?、西暦500年代?ってことは仏教が伝わってすぐ!。こりゃ、すごいわ~。真ん中が丸っこい多宝塔もどうやら鎌倉時代に流行した造りらしく、当時は時代の最先端をいくお寺だったのかもしれません。
お昼近くになっていましたがお腹は全然すいていません。元気よく坂道を歩いた母も朝にいっぱい食べたからお腹がすかないと言うので、富加関インターから一気に東海環状道を走って帰りました。
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今年もよろしくお願いします。
奥様とお母様との旅行、素晴らしい新年を迎えられましたね。
しばらく温泉に行ってないので、私も温泉に行きたくなりました。笑
僕も、泊りで温泉というのは久しぶりでした。のんびりできていいものですね。
新しい年が始まりました。
今年もミキティさんのブログを楽しみにしています。
今年もよろしくお願いします。
親子、ご夫婦の心温まるお正月ですね。
お三人の笑顔が目に浮かびます。
今年も楽しい投稿を期待させて頂きます。
去年はいくつかつらい事もありましたが、今年は明るい年になりそうな予感がしています。
今年もキャンカーで、バイクで、いっぱいいっぱい思い出を作っていきたいと思っています。
今年もよろしくお願いします。