相模太夫の旅録=Tabi Log

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☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

ドイツの旅 中世屈指の都市「ニュルンベルク」

2015-05-18 08:49:20 | ドイツ
ヴュルツブルグを後にし古城街道を東方へ。走ること2時間、周囲を深い濠と部厚い城壁で取り囲まれた大規模な中世の城塞都市「ニュルンベルク」に着く。ニュルンベルグは1050年に神聖ローマ帝国皇帝ハインリッヒ3世の時に最初の要塞を築造。その後、皇帝の拠点として神聖ローマ帝国で重きをなした地である。まず街の中心にあるゴシック教会の尖塔のような格好をした井戸の塔で、七人の選帝侯や中世の英雄などの像で飾られている「美しの泉」、「中央広場」より左手の坂を歩くこと10分、城塞都市と言われるその代表が街を見下ろす旧市街北端の高台に神聖ローマ皇帝の城塞「カイザーブルク」が聳え建っている。16世紀までは居城として、また帝国・宮廷会議の場として使用されていたという。深さ47mの井戸と小屋、ロマネスク様式の二重礼拝堂が残っている。登城してみると大きな石が積み上げられ容易に侵入を拒む壁はいかにも城塞という趣きを呈している。「中央広場」にはニュルンベルク最古の「聖セバルドゥス教会」と皇帝と7人の選帝侯が登場する仕掛け時計(1509年製)がある「フラウエン教会」(聖母教会)。また世界最大級のクリスマスマーケットが開かれるこの広場、シーズンには再訪したいものである。茶を基調とした木組みの家、重厚な建造物が多く、まさに「ニュルンベルグ」は城塞という名に相応しい街であった。(1504)


















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