相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

江戸時代には寺子屋を開いていた「秀珍山宝光寺」

2015-05-24 20:07:10 | 寺院
上溝元町に江戸時代には寺子屋を開き近隣の児童の教育の場となっていた曹洞宗の寺院「秀珍山宝光寺」はある。曹洞宗の本山は福井県の「永平寺」、神奈川県の「總持寺」である。寺伝によればここは天文年間(1532~1547)、当時地領であった大石源左衛門定久が出家して真月斉道俊と称し娘の向西尼とともに上溝本郷に向西庵という庵を結び修行、その後慶長年間(1596~1615)に名主佐藤対馬が今の地に移し、名も「宝光寺」としたのが開基のようだ。本尊は「釋迦牟尼佛」である。堂内は文殊菩薩、達磨大師、普賢菩薩、虚空蔵菩薩等の諸仏、境内右手には鐘楼、左手には平和聖観音像、地蔵菩薩がある。そして上溝地区の著名人、日本画家の「片野湘雲」、医者の「井上篤斉」の碑がある。当寺の末寺として本町地区の「常宿寺」、元町地区の「巌寺」の2ヶ寺がある。(1505)












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県立相模原公園「水無月園のしょうぶまつり 2015」前の主役の表情!!

2015-05-24 17:24:46 | 祭り・イベント
花と緑と文化が薫る新たなパークライフの創出が「県立相模原公園」のコンセプトで、敷地面積は23.8haと東京ドームの約20倍という広大な公園には四季を通じて花が絶えることがない。その相模原公園から道路を挟んだ対岸にあるのが花菖蒲田として知られているのが「水無月園」である。水無月園は2327平方メートルの「しょうぶ田」が三か所あり、その中に伊勢系17、江戸系35、肥後系66と118品種、26,000株が植栽されている。撮影に訪れた日、菖蒲田の除草が行われておりまだ準備段階、全体的には一割も満たない開花状況である。早咲きの紫、ピンク色の「江戸系」が数列、「伊勢系」のエリアで紫色のしょうぶが数列咲いているだけであった。肥後系は遅いのか開花しているのは数輪だけである。来月14日(日)「しょうぶまつり'15」が開催される予定である。色彩といい、艶のある花姿といい、剣状の葉にはやはり雨の季節が良く似合からなのか著名な俳人たちは多く句として詠んでいる。が、「しょうぶ」はあまり水を好まない植物だという。錦絵にも描かれ日本の風情を感じさせる清楚で華麗な「しょうぶ花の世界」が間もなく創り上げられることだろう。(1505)


















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