相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

横浜市最古の寺院「瑞應山弘明寺」

2015-05-28 08:22:54 | 寺院
横浜市南区に市内最古の真言宗の寺院「瑞應山弘明寺」(蓮華院)はある。寺名は町名、駅名にもなっている鎌倉時代の由緒ある寺である。創建(伝)は天平9年(737) 、本尊は国の重要文化財の「十一面観世音菩薩」(弘明寺観音)である。開基は行基。弘明寺駅から坂下の仁王門(江戸時代作)を潜り左側の「身代地蔵菩薩」見ながら石段(参道)を登り切った正面に重厚な造りの「本堂」(寛徳元年=1044建立)、左手に「聖天堂」と「太子堂」、右手に「鐘楼堂」、「四脚門」(楓関門)が建ち並ぶ。また「七つ石」という霊石が信仰を集めている。当寺は「坂東三十三箇所観音霊場」の「第14番札所」でもあり、そのご詠歌は「ありがたや ちかひの海を かたむけて そそぐめぐみに さむるほのやみ」。やや高台の境内から眼下に見下ろせる弘明寺の商店街&町並みには門前町としての風情が残っている。(1505)


















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