相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

全国約3700の末寺を包括する「鶴峰山光圓寺」

2022-07-17 16:51:29 | 寺院
平塚市立野に「金剛峯寺」を総本山とし、高野山真言宗全国約3700の末寺を包括する「鶴峰山光圓寺」は鎮座している。創建(不詳)は文禄3年(1594)の水帳には新宿では最古の寺との記載があり420年以上の寺歴を誇る。以前は現在の「平塚電話局」辺り等覚院の東隣にあり、明治31年の新宿の大火にて消失、当地に移転した。立野町東交差点一号線(東海道)沿いに構えられた「山門」を潜ると一面芝が張られ美しい境内の正面に入り母屋づくりの「大本堂」、右手に「庫裏」がある。本堂前には昭和31年に平塚観光協会が2381柱の戦没英霊を合祀した慰霊塔として建てられた平塚市戦歿英霊「手向けの塔」がある。これは平塚八幡宮にあった「宝篋印塔」を移築。左手に「鐘楼」、右手に「六地蔵」、墓域には「真壁家の墓」、句碑、番町皿屋敷で有名な「菊女の墓」(貞室菊花信女)がある。(2107)
 
 
 
 
 
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平塚の中原観音堂と呼ばれている「樹伝山大松寺」

2022-07-17 07:16:21 | 寺院
中原街道の終点に近い平塚市中原に浄土宗寺院で芝増上寺末、「中原観音堂」と呼ばれ親しまれている「樹伝山大松寺」(稱名院)は鎮座している。創建は慶長18年(1613)、本尊は聖観世音菩薩。当寺は相模新西国三十三観音霊場第19番札所であり、本尊の聖観世音菩薩は12年に一度の丑年に御開帳される。巡礼歌は「野をも過ぎ 山をも越えて中原の 堂にまひるも 後の世のため」である。山門より入山すると六地蔵、石碑などが建てられ広々とした明るい境内正面に入り母屋づくりの「本堂」、左手奥に「庫裡」がある。本堂前には「ハス」が二輪ほど咲いていた。寺の名前の由来になった樹齢約500年の「大松」は、太平洋戦争時の空襲で焼失した。(2207)
 
 
 
 
 


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