相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「おくまんさま」と呼ばれている「図師熊野神社」

2022-07-29 07:24:54 | 神社
町田市図師町に「おくまんさま」と呼ばれている「図師熊野神社」はある。創立の年代は不詳であるが貞享4年(1687)、熊野権現領として畑一反二畝四歩の除地があり、また天神領畑九畝十歩と神明領の畑二畝四歩と除地分があった。祭神は伊邪那岐命、伊邪那美命、天照大神、素戔嗚尊、宇迦之魂神、応神天皇、菅原道真を奉斎している。鳥居を抜けると文久2年(1862)~明治9年(1876)、15年の歳月をかけ再建され彫刻が素晴らしい「拝殿」、右に「神輿庫」がある。明治44年、南の稲荷社、東の天満社・若宮八幡社、東北の熊野社、中央の神明社、大正5年に白山社を合祀した結果大正5年に「村社」に列せられている。武蔵国多摩郡図師郷、此処鎮守神社星霜己久、雨蝕露廃、清宮即廃、礼典有闕故今営修、輝其前儀焉。冀神明垂感、四海平安、都内康楽、風雨順序、染穀豊登矣等の棟札がある。町田市内の熊野神社はいずれも室町時代の熊野信仰・熊野参詣に関連している。(2207)
 
 
 
 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする