相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

上溝の造園会社の樹齢40年「藤棚」と「藤タワー」!!

2023-04-16 16:23:17 | 公園・庭園
相模原市中央区上溝にある造園会社の敷地内の一画で「藤の花」がしだれる様に咲き誇っている。ここは上溝の「藤の名所」であり、樹齢は40年で相模原市指定木である。藤はマメ科 / フジ属の花木でつる植物。「藤」は日本古来の花木で万葉集にも詠われたり、香りが強く、たおやかにしなやかに咲く藤は古来から女性らしさの象徴となっている。ここ数日の高い気温で一気に6~7分咲きとなっていた。10m程の長い藤棚には紫色の花房が地面に着きそうなくらい枝垂れる独特の花姿で見事な美しい「藤棚」を創りあげている。藤の蔓が伸びる特性を生かして道路沿いに設置された「螺旋状の円柱形の塔」を蔦って上へ上へ巻き付くように伸び、まさしく「藤タワー」のようである。ちょうど角地にあり藤の花房を間近で見られて、花香の匂いも嗅ぐことができ、また藤棚の下に潜ってのローアングルからもトライした。数年前に比しボリュームは半分ほどになってしまったが、この美しさの演出はさすが造園の会社とあって手入れ、育て方、剪定、咲かせ方はお手の物のようで綺麗に仕上がっている。来週あたりが見頃となりそうである。(2304)
 
 
 
 
 
 
 
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相武台GPの公園で白花の「コデマリ」と黄花の「ヤマブキ」と会う!!

2023-04-16 10:11:42 | 公園・庭園
相模原市南区新磯野に1600世帯という大規模マンション「相武台グリーンパーク」はある。敷地内には商店街やテニスコート、遊具広場、小さな公園、雨水池(貯水池)あり四季の花で彩られる。2月は梅、河津桜、3月は桜、4月はツツジが咲き始め、そのそばでは十数株の「コデマリ」(小手毬)がたわわに白い小さな花をつけ、すぐ傍では黄花の「ヤマブキ」が見頃を迎えている。コデマリはバラ科・シモツケ属、中国が原産地。細い枝や葉が見えなくなるほど小さな花毬のような白い多数の花を咲かせ、枝垂れる姿がとても美しい小さな手毬のように見えことかが名の由来で春を代表する花木である。別名は「鈴掛」、「団子花」、「雪球花」である。「ヤマブキ」(山吹)は、枝垂れる柔かい枝を持ち、春から初夏に沢山の黄色い花を咲かせるバラ科ヤマブキ属の落葉低木。万葉集でも詠まれるなど古くから愛されてきた花木である。(2304)
 
 
 
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鎌倉時代末の「板碑」を保存の「国分山安楽寺」

2023-04-16 07:49:34 | 寺院
相模原市南区上溝の「七曲下」の信号から蛯川を越えた静寂な住宅街の一角に高尾山薬王院の末寺の真言宗寺院「国分山安楽寺」は鎮座している。開山は永亨5年(1433)に寂した源尊法師であるが、伝承によれば応安年間(1368~75)に義清法師により「蓮乗院安楽坊」として開山したとある。本尊は阿弥陀如来。本寺には市内最古といわれる鎌倉時代末の正応5年(1292)銘の「板碑」が保存されている。主尊は折れて欠落しているが、三尊種子の下に中央に花瓶、左右に「正應5年 8月6日」と刻まれている。本碑はもとは上溝本郷にあり、昭和初期に「安楽寺」に移した。薬医門形式の「山門」の右手前で四体の地蔵が置かれている。「山門」を抜けると正面に本瓦葺き、入母屋造り「本堂」があり、その左手には境内を見守るように「空海」像が建てられている。山門前には相模原ではこの一基といわれる三猿と富士山が描かれている「庚申塔」がある。(2304)
 
 
 
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