相模原市南区麻溝に市内では「クレマチス」と「アジサイ」の本数が多いことで知られる「相模原麻溝公園」はある。あじさいはまだであるがの「クレマチス」が数日前から咲き出している。もう一つ春の代表花でこの季節を華やかに彩る「藤」が「グリーンタワー相模原展望塔」前の「子供広場」の一画に植栽されている。ここの藤棚には「白藤」と「紫藤」の二種が植栽されている。先週訪れた時は紫色の藤が咲き始めていたが、今日は白藤も蕾を大きく膨らませていて今にも開花しそうである。「藤」は日本古来の花木で万葉集にも詠われているは春の代表花木である。藤棚に巻きつくように弦の各所に淡紫色の花を房状に垂れ下げてしなやかに優雅に枝垂れ始めている。その美しさと香りからたおやかに咲く藤は古来から女性らしさの象徴とされている花である。また藤の花や葉は家紋、短歌、歌舞伎などに図案化され、画題として使われている春季を代表的する花木である。(2304)



