大和市草柳に水と緑と花がふれあうコミュニティーの核となる、およそ9haの「ふれあいの森」はある。中心の「ふれあい広場」内には引地川が流れチュウリップ花壇、親水広場、「緑の見本園」、ハーブ園、バラ園など水とみどりと花をテーマにした施設がある。「緑の見本園」の入り口正面に清楚な白い花が美しい「リキュウバイ」(利休梅)が開花している。バイカシモツケ、マルバヤナギザクラ、ウメザキウツギ、ウツギモドキとも呼ばれ茶花としても愛されてきた。中国東部から中部にかけて分布するバラ科ヤナギザクラ属の落葉性低木。明治時代末期に渡来し各地の庭園や公園に植栽されている「「リキュウバイ」(利休梅)であるがヤナギザクラ属で「ウメ」とは関係性ないようである。枝先で6~10輪ずつ円錐状に集まって咲く。花弁と萼は各5枚。花弁は丸く、基部はくびれるのが特徴。茶庭に使われることが多い。このため茶道の祖である、リキュウバイと名付けられた。「千利休の命日に咲く」という逸話もある花である。(2304)
千葉市中央区弁天に曹洞宗寺院「本光山宗胤寺」は鎮座している。千葉宗胤が開基となり室町時代に創建、千葉市の中心部、県庁から都川をはさんだ対岸に広い寺域を誇っていたが、昭和20年の戦災で焼失、戦後の都市計画で当地へ移転した。弘安年間(1278年~1288)、千葉家9代目の当主「千葉宗胤」の開基である。宗胤の父頼胤は元寇で負傷し亡くなっており、千葉新介頼胤を始めとする一族の戦死者の菩提を弔うために寺を創建した。本尊は木造十一面観音坐像である。「寺号標」より入山すると正面に入り母屋造りの「本堂」がある。肥前千葉氏の紋と伝えられる「真向かい月星」が輝き、墓所の奥には宗胤の墓と伝わる五輪塔が建っている。(2303)
大和市草柳に水と緑と花がふれあうコミュニティーの核となる、およそ9haの「ふれあいの森」はある。中心の「ふれあい広場」内には引地川が流れチュウリップ花壇かあり、他にも親水広場、「緑の見本園」、ハーブ園、バラ園など水とみどりと花をテーマにした施設がある。「緑の見本園」の入り口右側の棚に絡ませた「カロライナジャスミン」の木がある。アメリカ原産のゲルセミウム科 (マチン科)/ ゲルセミウム属の常緑つる性植物。ジャスミンに似た甘い香りからジャスミンの名がついた。がまったく異なる有毒植物である。開花期は4月~6月。ろうと型の香りのよい濃黄色の花が株全体を覆うほどたくさんつけ、しかも次々と長期間咲かせるつる性植物である。(2304)