立川市柴崎町の「諏訪ノ森公園」の森に囲まれた地の隣に立川柴崎の鎮守「立川諏訪神社」は鎮座している。当社は「農耕の守護神」、「生活の源神」として立川市民に崇められて親しまれている神社である。創建は第52代嵯峨天皇の弘仁2年(811)に信州諏訪大社を勧請したことによる。御祭神は建御名方命。広大な境内正面に宮大工の見事な技術が施され神々しさを放つ「社殿」、相殿として右に「八幡神社」(誉田別命)と左に「稲荷神社」(木花佐久耶姫命)を祀っている。南側の「表参道」を進むと拝殿前に見事な「隋神門」がある。北と東にも鳥居と参道があり、加えて西門の四方から入れその規模の大きさが窺える。境内社として津島神社、大鷲神社、稲荷神社、疱瘡神社、日吉神社、金刀比羅神社、諏訪明神社を合祀している。他に目の神様の祠もある。境内の一角に弓道場、空手場、奉納相撲用の「土俵」もある。約300年前から続けられている「立川夏祭り」はここ「諏訪神社」で奉納相撲や獅子舞、メイン行事の「宮出し」、「宮入」は台座の大きい8基の大町神輿を担ぐ「例大祭」が8/25~27の3日間開催される。(2308)








