今月1回目の満月は8月2日であった。今月は珍しく今日8/31は今月2回目の「満月」である。同じ月に2回満月がある時は、2回目を「ブルームーン」と呼ぶ。今日、午前10時36分頃に最大満月の瞬間を迎えたのですでに9時間が経過している。今年で地球から最も近い位置で満月なのである。午後7時夜空を眺めると真ん丸の大きい月であった。今年2/6が年最も遠い満月「マイクロムーン」(40.6万km)に比べて、今夜は35.7万kmで視直径が約14%大きく、光っている面積も約29%広く明るい満月である。しかし次第に雲が隠し始め折角の最大の満月も見れなくなってきた。「ブルームーン」は平均すると2~3年に1度しか見られないという珍しさから世界では「ブルームーンを見ると幸運が訪れる」と言われている所もあるほど。残念である。(2308).
座間市入谷にある「県立座間谷戸山公園」の南側の一番標高の高い一画に埼玉の秩父の「三峰神社」の末社ではないかと伝わる「星の谷の三峰神社」は鎮座している。「三峰神社」は埼玉県秩父地方に「雲取」、「白石」、「妙法」の三つの峰を神体山とした神社である。神話ではこの山を生んだ神様は「伊邪那岐」、「伊邪那美命」の二柱であることから「火難」、「盗難」除けの神様である。星の谷「三峰神社」は明治の頃には「鈴鹿明神社」に「寄せ宮」として祀られていたが昭和3年、星の谷大門に大火があり観音様の山門にあった仁王尊、近隣の民家が十軒も焼けたことで当時の人々が「三峰神社」を現在地の星の谷地区に祀って火難除け・盗難除け守護社として移設した。「三峰神社」の幟が建てられた参道の石段を上っていくと赤いトタン葺きの小さな「社殿」がある。壁には災難除けのシンボルとして、狼(大神)、蛇の絵が貼ってある。(2308)