「暑さ寒さも彼岸まで」といわれ、この時期を彩る花の代表といえばやはり「ヒガンバナ=彼岸花」である。今年もここ「かにが沢公園」でも「彼岸花」が咲き始めた。まだ数十輪であるが珍しくピンクの「ヒガンバナ=彼岸花」か彼岸花に似た同じヒガンバナ科に属する「ナツズイセン」という花もあり定かではない。彼岸花の名所ここ「かにが沢公園」ではコロナ前までは毎年満開見ごろとなる9月に「曼殊沙華の集い」が開催されていた。すっかりご無沙汰である。「彼岸花」は中国が原産地でヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。真っすぐ伸びた細い茎の先端に10cmほどの花を咲かせ他の花には見られない独特の花姿をしている。幅5mmほどの長細い花びらを放射状につけるのが特徴の花である。彼岸花は「曼珠沙華」とも呼ばれてる。「曼殊沙華」はサンスクリット語で「天界に咲く花」「赤い花」という意味である。学名はギリシア神話の海に棲む女神の一人である「リュコーリアス」の名にちなんで「Lycoris」といい、英語名では花姿がクモに似ているため「Spider lily」とも呼ばれるほかにも「死人花」「毒花」などの別名が怖い花でもある。果たして今年、真っ赤な彼岸花の群衆を見ることはできるだろうか?(2308)
座間市緑ヶ丘に「坂と緑のハーモニー かにが沢公園」が謳い文句の公園がある。四季折々の自然が楽しめ、梅、桜、芝桜、曼珠沙華で彩られ座間八景の一つにもなっている。当園では夏のイベントとして本日8/20のpm16:00から「かにが沢公園中央広場」にしステージが建てられ「第22回 かにが沢盆踊り大会」が開催される。広場には本部、自治会のほか数多くの露店が建ち並び多くの人出賑わっている。16:00の開会式のあと、16:30から座間市マーチングバンド、17:20から相武台囃子連、17:40から子どもたちの「相武台囃子」、18:00大人盆踊りのプログラムが組まれている。コロナのお陰で中止を余儀なくされ実に4年ぶりの開催である。(2308)