相模原市南区古淵に伝えでは新田義貞が鎌倉攻め時、祈願の為に建立した伝わり、地域の氏神様、産土神として村の鎮守様として崇められている「古淵鹿島神社」は鎮座している。創建には諸説あり南北朝時代(鎌倉時代と室町時代に挟まれる時代)に地頭「渡辺義博」の子「義喬」が創建したとも伝わる。古文書では文禄2年(1593)に奉再建鹿嶋大明神一社一宮御修復とあり、その後、慶安3年、寛延2年、文政2年に再建した記録があり、明治34年に焼失し、同36年に再建され現在に至っている。境内の「大ケヤキ」は千年を経ていると言われ、根元にある石は「カナメ石」と呼ばれ、境川のほとりにあった「田の神」とも言われている。祭神は「武甕槌神」で本殿右は「香取神社」、大ケヤキの横には「稲荷神社」を祀っている。稲荷神社前にある「地神塔」は土地の神、農業の神である。左側面に「天下泰平 五穀成就」と刻まれ、右側面には「嘉永三年」とあり今から170年ほど前の造立と分かる。(2501)
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