相鉄線「相模大塚駅」そば大和市桜森に上草柳に鎮座する熊野神社の末社、正一位の「 桜森稲荷神社」はある。正一位は神階の最高位に位し従一位の上になる。弘化2年(1845)熊野神社において熊野三社大権現を勧遷し、五穀豊穣祭りを行った際、熊野神社の厄除け鬼門除けとして稲荷が祀られ建立された。祭神は学問の神様である菅原道真公と宇迦之御魂神(倉稲魂命)、三峯山神社大神を祀る。社名の由来は境内や参道に桜の古木、桜並木あったことに因んでいる。源頼朝が鷹狩に来た際、その桜の木に馬を繋いだとの伝説から「桜森」と名付いた。「鳥居」、社号標を抜けると正面に昭和56年(1981)に再建された「社殿」、左に「手水舎」、「神輿庫」がある。稲荷神社らしく境内各所に数体のお狐様が置かれている。(2004)
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