相模太夫の旅録=Tabi Log

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忠生公園通りに天文年間創建の「北嵜山孝養寺」

2020-05-31 15:16:08 | 寺院
町田市山崎町に川崎市「岡上東光院」末の由緒ある大きい寺、真言宗系単立寺院「北嵜山孝養寺」はある。天文年間創建と伝わる。開山僧等は不詳ながら天文年間(1532-1554)に「明王院」と号して創建し、元禄年間に孝養寺と改称した。本尊は大日如来(木座像長二尺)。本堂、庫裡は元禄中(1688~1703)建立。その後天保8年(1837)に再建するも大正12年の関東大震災で倒壊。昭和11年現在の本堂兼庫裡を再建。寺伝によると阿弥陀如来が理想的教主で、これを敷衍したがインドでは釈迦、日本では聖徳太子とし、この二人を仏祖とし昭和26年宗教法人法に従い「岡上東光院」から独立、単立寺院となった。当寺は忠生公園通り山崎団地の一画に鎮座している。当地は町田市の中部に位置し、東には七国山があり、東側の町境は薬師池公園に接する。北東と東には野津田町、南には本町田、西には 山崎一丁目と木曽西・忠生、北西には図師町がある。「寺号標」を抜けると芝生が敷き詰められた境内の正面中央に大きい寄棟造り屋根、平入り、唐破風軒入りの「本堂」が建つ。右に庫裏がある。東寺は百花の寺の愛称を持つ。当町と寺域を見守るかのように本堂前には如来像、そして「良寛さまの石碑」が建てられている。(2005)
 
 
 
 
 




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