相模太夫の旅録=Tabi Log

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☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

鎌倉の名刹、徳川家ゆかりの寺「玉縄山貞宗寺」

2021-03-24 07:59:31 | 寺院
鎌倉市植木に鎌倉の名刹、徳川家ゆかりの寺、浄土宗の寺院「玉縄山貞宗寺」(珠光院)は鎮座している。本尊は阿弥陀三尊。開基は貞宗院(西郷局の母、徳川秀忠の祖母)。開山は大長寺住職暁誉源栄。慶長14年(1609)に没した貞宗院の遺言によって慶長16年(1611)に創建された。本尊は阿弥陀三尊。当寺は貞宗院が晩年を過ごした屋敷跡地に建立の寺である。初めは「大長寺」の末寺だったが一時衰退後に再興され、寛文12年(1672)に徳川家綱より鎌倉郡高谷内に寺領10石の寄進を受け「芝増上寺」の末寺となった。境内にあった寺子屋は明治6年(1873)5月の学制発布に伴い「玉縄学校」と呼ばれ「鎌倉市立玉縄小学校」となった。関東大震災によって「山門」、「土蔵」、「庫裏」、「本堂」などが倒壊した。「大船フラワーセンターから藤沢方向に進むと「貞宗寺」の看板を左折、構えられている「寺号標」(寺門)を抜けるとなだらかな参道が続き左手に庫裏、正面に入り母屋造りの「本堂」がある。堂内には阿弥陀三尊や法然上人像、徳川将軍歴代の位牌・貞宗院木像などが安置されている。廟内には貞宗院の墓と伝わる宝篋印塔が建つ。当寺はすでに終わっていたが梅の名所であり、春にはハクモクレン、桜、菜の花、キャラ木、諾葛采、金木犀が四季を彩る花の寺のようである。(2103)
 
 
 
 
 



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