相模太夫の旅録=Tabi Log

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相模国一之宮、八方除けの守護神「寒川神社」

2024-11-16 09:16:57 | 神社
高座郡寒川町に「相模国一之宮」として崇敬を集めている明神大社で、全国唯一の八方除守護神として知られている「寒川神社」は鎮座している。雄略天皇(456〜479)の御代に奉幣、神亀4年(727)に社殿建立の記録から1600年の社歴を有している。御祭神は寒川比古命と寒川比女命の二柱である。古くは鎌倉幕府朝廷をはじめ、後北条氏、源頼朝、武田信玄、徳川家代々さらには民間と幅広い信仰を受け続けている。現在は八方除の限りない御神徳をと全国各地から崇敬者が集まる。正月三が日で40万人、年間200万人が参拝する人気のある神社である。石鳥居の前に架けられた「神池橋」、「太鼓橋」を渡ると石畳の長い参道が続く。両側には皇室関係の植樹記念板が目を惹く。手水舎の右手に重層造りの「神門」(平成5年竣工)がある。その右奥に「社務所」、納札殿、客殿がある。「神門」を抜けると正面には大社としての重厚感、風格漂う総檜造りの「本殿」(平成9年大改築)がある。本殿には「東西翼殿」が繋がる構造となっている。また両側には神門と本殿を「東西回廊」で繋げている。古代より鎮座する古社、相模国唯一の延喜式内社=明神大社に相応しい格式の高さが窺える神域である。(2411)
 
 
 
 
 
 
 






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