相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

北相模の古社「亀ヶ池八幡宮」は詣で客で大賑わい!!

2025-01-17 19:11:41 | 神社
古くより上溝の地に鎮座し八幡大菩薩と称される北相模の古社で農耕開拓の守護神とされる「亀ヶ池八幡宮」は鎮座している。鎌倉末期の元弘元年(1331)創建、暦応2年(1338)に社殿を再建、慶安2年(1649)幕府より社領として七石の朱印を受けている。祭神は主祭神の応神天皇(誉田別命)と神功皇后、比売神、天照皇大神、素戔嗚尊、建御名方神、保食神、火産皇神の8柱である。当宮一ヶ所で境内左側に一度に全てお参りできる「七福神」が祀られている。特に正月三が日は境内外周に幾重にも詣で客の列ができる。「鳥居」を抜け境内に入ると中央に樹齢は350年のご神木「夫婦いちょう」が聳えている。この神木を潜って参拝すると良縁、良い仕事、子宝に恵まれ、ご利益があると参拝者が絶えない。その先正面には数昨年前建て替えられた檜造切妻屋根の「神門」、その内庭左右には大切妻入母屋造り「拝殿」を囲むように「回廊」が造られている。拝殿奥に流造りの「本殿」がある。境内には鎮座800年を記念して建てられた「亀八招福稲荷神社」、「淡嶋神社」、「三嶋神社」、「水神宮」がある。また社務所前一角には車のお祓いができる「ゴールド神社」、神楽殿がある。当宮は神社の池にたくさんの亀がいたことから「亀ヶ池」の宮名がついた。新年、1月最後の3連休最終の今日、境内には出店も出て大勢の詣で客、参拝客で賑わっていた。(2501)
 
 
 
 
 
 
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「相模原沈殿池」は今、「冬の使者」が続々集結!!

2025-01-17 10:47:11 | 沈殿池・貯水池
相模原下溝に昭和29年(1954)に築造された相模川系横浜水道局の沈殿処理に使われている「相模原沈殿池」がある。その貯水量は横浜市民が一日に使用する水量の70%(88万㎡)でにあたる。池に突き出た「着水井」は直径10m、高さ6.2m。柵越し光景は湖を見ているかのような美しい景色である。この沈殿池は「かながわの探鳥地50選」にも選ばれており人気のバードウォッチングスポットである。「カワウ」、「カルガモ」、「カモ」、オナガガモ、コサギ、カワラヒラ、カイツブリ、など数十種類の野鳥の休息場、捕食エリアとなっている。二週間前に訪れた時は沈殿池の「取水口」近くの張り巡らされた「オイルフェンス」の上と周りの池では数十数羽の「カワウ」と「カルガモ」が休息&捕食中であった。今日はもう「留鳥」のほかに飛来してきた「渡鳥」のマガモ併せて目測で百羽以上が合流、集結した。この池に数千キロの旅をしてきた「渡鳥」は3、4月頃まで滞在してくれる。(2501)
 
 
 
 
 
 
 

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鎌倉時代末の「板碑」を保存の「国分山安楽寺」

2025-01-17 07:28:08 | 寺院
相模原市南区上溝の「七曲下」の信号から蛯川を越えた静寂な住宅街の一角に高尾山薬王院の末寺の真言宗寺院「国分山安楽寺」は鎮座している。開山は永亨5年(1433)に寂した源尊法師であるが、伝承によれば応安年間(1368~75)に義清法師により「蓮乗院安楽坊」として開山したとある。本尊は阿弥陀如来。本寺には市内最古といわれる鎌倉時代末の正応5年(1292)銘の「板碑」が保存されている。主尊は折れて欠落しているが、三尊種子の下に中央に花瓶、左右に「正應5年8月6日」と刻まれている。本碑はもとは上溝本郷にあり、昭和初期に「安楽寺」に移した。薬医門形式の「山門」の右手前で四体の地蔵が置かれている。「山門」を抜けると正面に本瓦葺き、入母屋造り「本堂」があり、その左手には境内を見守るように「空海像」が建てられている。山門前には相模原ではこの一基といわれる三猿と富士山が描かれている「庚申塔」がある。(2501)
 
 
 
 
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