鉛筆でのスケッチの基本について解説した本。
お手本と別に、初心者にありがちなミスについて改善点を指摘した添削例を付けているところが売りになっています。
スケッチが上達するためにフリーハンドで楕円がきれいに描けるように練習することを強調していたり、直線も右下がりの直線は描きにくいとか、遠近法では消失点と補助線よりも台形からの作図を練習した方がいいというような指摘は目からうろこ感があります。
紙数の関係で省いているのでしょうけど、添削例で遠近法関係で遠くの人物の位置が次第に上にずれてしまっていることの指摘(109ページ)は坂道と遠近法の説明もあった方がいいと思いました。また、43ページの電車のスケッチは添削例の方がお手本よりいいと私は思います。
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山田雅夫 日本実業出版社 2010年12月20日発行
お手本と別に、初心者にありがちなミスについて改善点を指摘した添削例を付けているところが売りになっています。
スケッチが上達するためにフリーハンドで楕円がきれいに描けるように練習することを強調していたり、直線も右下がりの直線は描きにくいとか、遠近法では消失点と補助線よりも台形からの作図を練習した方がいいというような指摘は目からうろこ感があります。
紙数の関係で省いているのでしょうけど、添削例で遠近法関係で遠くの人物の位置が次第に上にずれてしまっていることの指摘(109ページ)は坂道と遠近法の説明もあった方がいいと思いました。また、43ページの電車のスケッチは添削例の方がお手本よりいいと私は思います。
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山田雅夫 日本実業出版社 2010年12月20日発行