地元の公立大学に落ちて関西の私立大学に行くことになった大学1年生安藤友恵が、母の従弟でいつも黒装束のスキンヘッドの書道家「黒衣」こと黒川と、黒川の弟子で友恵と大学同期生のなぜか茶髪の女性用カツラ着用の「サカイ」こと森口守、黒川の弟子で黒川に夢中の高校生「ゆりりん」、黒川の学生時代の指導教員だった大学教授「殿下」、殿下の現役ゼミ生で友恵のバイト先の先輩の恋人だった「姫」こと姫宮まろんらと関西の街や祭りを歩き自宅でパーティーをしながら眉目秀麗な「サカイ」に惹かれて行くラブ・コメディ。
前作「恋都の狐さん」同様、少し変人キャラを並べつつ、観光行事案内的な興味と軽いタッチのラブコメのテーストで読ませる作品だと思います。ふつうの女子大生とイケメンの同級生というパターンは、少女マンガの定番という感じ。「サカイ」が女性用カツラを付け続ける理由が、軽いミステリーとなっていますが、まぁそこはあまり期待せずに読んだ方がいいような…
北夏輝 講談社 2013年4月22日発行
前作「恋都の狐さん」同様、少し変人キャラを並べつつ、観光行事案内的な興味と軽いタッチのラブコメのテーストで読ませる作品だと思います。ふつうの女子大生とイケメンの同級生というパターンは、少女マンガの定番という感じ。「サカイ」が女性用カツラを付け続ける理由が、軽いミステリーとなっていますが、まぁそこはあまり期待せずに読んだ方がいいような…
北夏輝 講談社 2013年4月22日発行